酒呑親爺の酔って候

世の中に、おそらく1枚しかないラベル。

「萬歳正宗」。　新潟県糸魚川町・斎藤精作壜詰部　と書かれてます。

残念ながら途絶えてしまった銘柄ですが、
その血筋の方が、
こんな、新しいブランドをやってます。　AUN COLLECTION
歴史をつなぐ、どくろマークです。


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今年も、岐阜の房島屋さん、酸味マスター：所さんのお酒をいろいろ呑んでおります。
過去に呑んだラベルを眺めてると、少しずつ気付く事もあり。

【純米】

・純米は、胴ラベルが四角です。
・（麹米）にしほまれ、（掛米）五百万石　の精米歩合65％を踏襲しています。
　・なぜか9号酵母だけは、
証紙（BYや酵母のシール）が付きません。

・純米の瓶は、原則、茶瓶のようですが、

・「純米おりがらみ」だけはグリーンボトルのようです。


【純米吟醸】

・純吟は、胴ラベルが菱形になります。
・封印紙（酒ぶたを封印してるような赤い帯状のラベル）が付いてます。
・全量五百万石の50％精米が基本です。
　・ただし、純吟おりがらみだけは四角です。
・米は、（麹米）山田錦、（掛米）五百万になり、精米歩合は同じく50％です。

秋になると「純吟ひやおろし」が出ますが、

・20BYの封印紙だけ、色が違います。
　カメラのせいではありません。他の封印紙よりも、茶色（えんじ色）っぽいです。
・そして米も違います。
　（19BY）全量五百万石の50％　→　（20BY）全量山田錦の50％　に変わってます。
　今年のひやおろしは、どうなるのでしょうね？

・純吟の瓶は、「全量五百万石」はグリーンボトルですが、

・「全量山田錦」は、茶瓶でした。
・新酒の季節の「純吟おりがらみ」は、フレッシュ感を演出する爽やかなブルーボトル。

・そして、皆さんの大好きな「真夏の白うさぎ」は、涼やかに透明ボトルです。。

・・・って、考察というほどのものでも何でもなかったですね。
でも、房島屋を呑みたくなったのは確かであった。（笑

あ～、今晩、房島屋のもうっと。


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大那のラベル、無事剥がすことができました。

こいつは、なかなか素直な奴でした。
お風呂に入れることもなく、特に苦労もなく、すんなりと・・・。
みんな、こんな奴ばかりだと楽なんだけど。。でも、そうなると親爺の楽しみが減るのか？？

　こうして、あっという間にファイリング完了。

親爺としては、ちょっと拍子抜けだったけど、上手く剥がれて嬉しいっす。
ばんざーい。 　＼(^O^)／ ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ..


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「どうやってラベルを剥がすの？」と、聞かれる事があります。
今日この4本のラベルを剥がすので、ちょっとご紹介。
　　　　　　

①前日のお風呂の残り湯に、一升瓶を入浴させる。
入浴時間は、適当。30分でも1時間でも2時間でも。

洗濯に残り湯を使われたので、お湯が少ない。そういう時は、寝かせ湯です。（笑

すでに、剥がれ始める裏ラベル・・・。

お風呂から上がったら・・・
ラベルの隅っこにカッターを入れて・・・

端っこだけ（糊が効いてるところだけ）剥がれれば、後は手で。。ホイホイ・・・ホイっと。


剥がしたパーツ（ラベル）を乾かします。裏面（糊が付いてる方）を上にして乾燥ね。


乾いたラベルの湾曲や皺（しわ）は、本に挟んで“押し（アイロンがけ）”をします。

（乾いて粘着力が復活してきたラベルは、本に挟んじゃダメですよ。）

アイロンがけが終わって真っすぐになったら、台紙に貼ります。


ファイリングして、無事終了。
　　　　　　
単純に地域別にファイルしてます。1冊目は関東甲信越まで。2冊目は東海以西。


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ラベルを集めてる。特徴的なラベルや大きさについてご紹介。

特徴的なラベルといえば、まず、この２つを紹介しなければ。

↑ばるたん星人（笹一酒造：山梨県）。裏ラベルの文章も読んで欲しい。↑
ウルトラマン世代にアピール抜群。外呑みどけど、お店に無理言ってラベルだけ貰った。
「ばるたん星人」をブログアップしたら、アクセス数とコメントが急増しました。

← ONI-YANMA（新潟第一酒造：新潟県）
このラベルにはまいった。姿かたちといい、遊びごころとい、新しい日本酒を感じました。
ラベルだけじゃなく、T4/T6/T7とどれも旨くてすっかり山間ファンになりました。

どちらも、ここまでやるか！というほどのサービス精神（遊びごころ）満載です。


特徴的な形といえば、好きなのはこれ↓ですね。御湖鶴（菱友醸造：長野県）↓

蔵元のある信州の雄大な山々をイメージした形で、通称“山ラベル”。
裏ラベルには、「美しい冬山から粉雪が舞い上がり、風にのってきらめくような、幻想的な風景を信州の山からグラスの中までお届けします。」とあります。

形状ではなく特徴的な大きさなのが、↓南部美人 流転（南部美人：岩手県）↓

この純吟シリーズ３部作（愛山、山田錦、美山錦）だけは、このタイプ。
このラベル、一升瓶をぐるりと一周して巻かれてる。だから横幅は通常ラベルの3倍近い。
一周するタイプの胴ラベルというのもこれだけしか見たことがない。珍しい。

単純にラベルで一番大きいのは、これでした。
← 三好菊（三好菊酒造：徳島県）
横21cm×縦15cm＝面積315c㎡。（南部美人は、横34cm×縦14cm＝面積476c㎡）

逆に一番小さいのは、これ。
← 裏・雅山流（新藤酒造：山形県）
横7ｃｍ×縦14ｃｍ＝84c㎡しかない。（伯楽星も小さいけど、横8ｃｍ×縦15ｃｍ＝90c㎡）

裏ラベルの大きさに注目してみると、ダントツに大きいのがこれ。
← 石鎚（石鎚酒造：愛媛県）
ほとんど、表のラベルと変わらない大きさ。フォントもでか！

肩ラベルで面白いと思うのは（親爺だけ？）、これでしょうか
← 豊盃（三浦酒造：青森県）
肩ラベルは通常、上の石鎚みたいに、縦書きにした細長いラベルを斜めに貼りますが、
豊盃は、横書き。それも斜めに貼った時に上から読めるように、右からの横書き。
苦労の跡がうかがえます。

首ひもでは、こいつですね。
← 会津娘 つるし（高橋庄作酒造：福島県）
首ひもが縄状のものは時々見かけますが、首のタグに蔵出しNo.（ロットNo.）が1本1本印字されてます。親爺のは、蔵出し1200本のうちの1178本目でした。

こんなことで嬉々としていると、「まるで子供が小さい頃、遊戯王カードを一生懸命集めて喜んでたのと同じね！」などと、白い目が・・・。

そういえば親爺も小さい頃、ライダースナック買って、お菓子は食べずにおまけのライダーカードばかり集めてましたっけ。
それが遺伝子したのか？ 親爺の家には、今でも仮面ライダーがたくさんいる。

これは、仮面ライダーアギト 。アギトだけでこれだけある。全部で50体くらいあるか？

話が関係のない方に行きましたが・・・、バルタン星人に始まり仮面ライダーで終わる。。


最後までお読みいただき、ありがとうございますした。 <(_ _)>ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ.
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