2012/05/11(金)
よく間違える(?)日本酒。 窓乃梅(佐賀県) と 梅乃宿(奈良県)。
今回は、佐賀の「窓」ではなく、奈良のお「宿」の話し。(↓梅乃宿ブログより借用。)

倭(やまと)は国のまほろば・・奈良葛城「梅乃宿酒造」。
江戸中期から続く本家の酒造業を、焼酎・味醂の分家筋が受け継ぎ、明治26年に創業。
(← 梅乃宿ブログより借用。)
銘柄の「梅乃宿」は、蔵の庭に咲く樹齢300年の梅の古木に鶯が飛来することにちなむ。
超軟水の葛城山水系伏流水を使い、蔵内平均精米歩合は5割を切り、純米酒比率は4割を超えるとか。早くから備前雄町を使った事で知られるそうです。
それより、木下酒造の杜氏:フィリップ・ハーパー氏が蔵人として働いていた事で有名か。
「梅乃宿 純米大吟醸 限定醸造生酒」。

小山商店だけの特別注文品。
どのくらい限定か?というと・・・

640本だけの蔵出し(?)で、手書きのロットNo.入りなのさ。
おや、ラベル文字は喜八さん(小山商店の社長)の筆ですね。
おまけに、小山商店にも、日本酒度・酸度など詳細不詳で出荷されてきたお酒。
・・・というくらいの限定品です。(笑
めったに呑めない大吟醸。
となると、華やかな香りを期待してしまうのですが・・・香り、ほとんどありません。
おまけに含んだ瞬間、酸味(?)がギューッとやってきて、ピリリとします。
とんがってて、肩肘を張って踏ん張ってるみたいです。
微かに、甘味というより米の旨み。
ただし、ふんわりした旨みでなく、冷たく固い味わい。
でも、キレは素晴らしい。綺麗にスッと切れて行きます。
不味くはないですよ。香りもなく華やかでもなく、フツーに旨いといった感じ。
ということで、初日は1合にとどめる。
2日目。
含んだ時の、とんがり感はなくなり落ち着きましたが、
まだ、甘み・旨み弱く、平板な感じです。
綺麗なキレは健在。
1日あけて、4日目。
これが、”開いた”ということなのでしょうか?
香りはさほどでもないですが、旨みが多くなって、しかもふんわりと感じます。
旨みに膨らみが、味わいにふくよかさがでてきました。
甘さはそれほどではなく、綺麗なキレは相変わらずなので、盃がすすむお酒です。
米の旨みが濃くなった分、純大吟の清らかさよりも、純米っぽい穀味もちらり。

山田の純大吟(50%磨き)を低価格で。。これが、コンセプトのありがたいお酒。
== 親爺のお好み度 == ★★★☆☆
・控えめな甘み。綺麗なキレ。純米大吟醸のちょっと贅沢な食中酒。
・初日は、??でしたが、日にちが経つにつれ、本領発揮。
・CPは良いので★4つ?でも、純大吟にはもっと華やぎが欲しいということで★3つ。
【梅乃宿 純米大吟醸 限定醸造生酒 23BY】
・原料米:山田錦100%、精米歩合:50%、酵母:自社培養酵母
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度:不明、酸度:不明、アミノ酸度:不明
・製造年月:2012年4月
・価格:2,940円(税込)/1.8L
【梅乃宿酒造株式会社】 創業明治26年(1893年)、生産量:約1,600石
・所在地:〒639-2102 奈良県葛城市東室27、TEL:0745-69-2121
・最寄駅:近鉄御所線 近鉄新庄駅(徒歩約10分) ⇒ 梅乃宿酒造の地図
・代表者:吉田 暁(4代目蔵元)、杜氏:北場 広治(南部流)
・蔵見学:酒販店同行の蔵見学はやってます。個人での蔵見学は?どうなんでしょう。
毎年、蔵開きで一般の方に開放&イベントをやってるみたい。。
【購入したお店】 ⇒ 地酒 小山商店 トマリ君の頒布会
↓↓ ポチっ ポチっ と ↓↓ ついでにポチっ と ↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。

今回は、佐賀の「窓」ではなく、奈良のお「宿」の話し。(↓梅乃宿ブログより借用。)

倭(やまと)は国のまほろば・・奈良葛城「梅乃宿酒造」。
江戸中期から続く本家の酒造業を、焼酎・味醂の分家筋が受け継ぎ、明治26年に創業。

銘柄の「梅乃宿」は、蔵の庭に咲く樹齢300年の梅の古木に鶯が飛来することにちなむ。

それより、木下酒造の杜氏:フィリップ・ハーパー氏が蔵人として働いていた事で有名か。
「梅乃宿 純米大吟醸 限定醸造生酒」。

小山商店だけの特別注文品。
どのくらい限定か?というと・・・

640本だけの蔵出し(?)で、手書きのロットNo.入りなのさ。
おや、ラベル文字は喜八さん(小山商店の社長)の筆ですね。
おまけに、小山商店にも、日本酒度・酸度など詳細不詳で出荷されてきたお酒。
・・・というくらいの限定品です。(笑

となると、華やかな香りを期待してしまうのですが・・・香り、ほとんどありません。
おまけに含んだ瞬間、酸味(?)がギューッとやってきて、ピリリとします。
とんがってて、肩肘を張って踏ん張ってるみたいです。
微かに、甘味というより米の旨み。
ただし、ふんわりした旨みでなく、冷たく固い味わい。
でも、キレは素晴らしい。綺麗にスッと切れて行きます。
不味くはないですよ。香りもなく華やかでもなく、フツーに旨いといった感じ。
ということで、初日は1合にとどめる。
2日目。
含んだ時の、とんがり感はなくなり落ち着きましたが、
まだ、甘み・旨み弱く、平板な感じです。
綺麗なキレは健在。
1日あけて、4日目。
これが、”開いた”ということなのでしょうか?
香りはさほどでもないですが、旨みが多くなって、しかもふんわりと感じます。
旨みに膨らみが、味わいにふくよかさがでてきました。
甘さはそれほどではなく、綺麗なキレは相変わらずなので、盃がすすむお酒です。
米の旨みが濃くなった分、純大吟の清らかさよりも、純米っぽい穀味もちらり。

山田の純大吟(50%磨き)を低価格で。。これが、コンセプトのありがたいお酒。
== 親爺のお好み度 == ★★★☆☆
・控えめな甘み。綺麗なキレ。純米大吟醸のちょっと贅沢な食中酒。
・初日は、??でしたが、日にちが経つにつれ、本領発揮。
・CPは良いので★4つ?でも、純大吟にはもっと華やぎが欲しいということで★3つ。
【梅乃宿 純米大吟醸 限定醸造生酒 23BY】
・原料米:山田錦100%、精米歩合:50%、酵母:自社培養酵母
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度:不明、酸度:不明、アミノ酸度:不明
・製造年月:2012年4月
・価格:2,940円(税込)/1.8L
【梅乃宿酒造株式会社】 創業明治26年(1893年)、生産量:約1,600石
・所在地:〒639-2102 奈良県葛城市東室27、TEL:0745-69-2121
・最寄駅:近鉄御所線 近鉄新庄駅(徒歩約10分) ⇒ 梅乃宿酒造の地図
・代表者:吉田 暁(4代目蔵元)、杜氏:北場 広治(南部流)
・蔵見学:酒販店同行の蔵見学はやってます。個人での蔵見学は?どうなんでしょう。
毎年、蔵開きで一般の方に開放&イベントをやってるみたい。。
【購入したお店】 ⇒ 地酒 小山商店 トマリ君の頒布会
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2012/03/10(土)
越前福井藩の初代藩主は、徳川家康の次男の松平秀康。
1645年:その孫(=家康のひ孫)の光通(みつみち)が福井4代藩主を継ぐ時に、
異父兄の昌勝に5万石で松岡藩
異父弟の昌明に2万5000石で吉江藩 を分藩。

1674年:光通が亡くなると、昌明が昌親に改名し本藩を継いで福井5代藩主となる。
こうして、江戸時代ほんの30年だけ「越前松平家 吉江藩(2万5000石)」が存在しました。
(↓ふくい歴史百景からお借りしてます。)
わずか30年の間に、吉江七曲りと呼ばれる街並みが整備され、その七曲りは現在も往時の面影を残しています。
「加藤吉平商店」は、その七曲りの西に蔵を構え、江戸末期の表門と土蔵は国の登録有形文化財になっています。
(↓以下4枚の写真は、蔵元HPからの転載。)
かと思うと、3.11東日本大震災を教訓にして、
新蔵の設計を、マグニュチュード8.5の耐震に変更し、省エネのLED照明を採用したり、


地域の人が直接屋上に非難出来るように外階段も設置したり。
もちろん、新蔵は全館氷温貯蔵庫にするなど、
酒質の向上にも力を入れてます。
【水】地下184mの井戸から汲み上げた白山連邦の伏流水
【米】山田錦と五百万石米だけを使い、平均精米歩合は37%
【酵母】すべて蔵内の自社酵母
【貯蔵】最高で5年以上・短くても1年は氷温熟成貯蔵
の完全純米酒蔵です。
「梵 純米大吟醸 無濾過生酒 山田錦」。
ぼん(BON)だと思ってたら、ぼーん(BORN)
サンスクリット語で “けがれなき清浄” とか “真理をつく” という意味だそうですよ。
戦後までは「越の井」の銘柄で、その中の最高級品だけが「梵」だったそうですが、
昭和38年に銘柄を「梵」に 統一。
昭和44年に日本で最初に大吟醸酒を売り出したそうな。

大吟醸となると、めったに家呑みできない親爺は、うすはりグラスを持ち出すのである。
香りは、淡いですね。
甘みとかフルーティというより、うっすらと渋みを奥に秘めたような、心地良い香り。
麹)40% 掛)45%ですが、ただ透明なだけではなく、しっかりとした甘みを感じます。
水のように澄みきっているのではなく、いい意味でトロミ(粘り)を感じますね。
しかも、転がしていると、とろとろの甘みの向こうに渋みが見えてきて、
久々、ビターチョコテイストを感じることができました。
嚥下のその瞬間まで、いや、その後の余韻まで、
スイート&ビターは消え去ることなく、いつまでもほんのりとビターチョコなのでした。

== 親爺のお好み度 == ★★★★☆
・これは、かなり好みでしたね。
・蔵内平均精米歩合37%のところ、麹)40% 掛)45% で価格を抑えたのだと思います。
CP高し。こういう特注・限定品も、いいねぇ。やるねぇ かがた屋さん! だね。
【梵 特注 純米大吟醸 無濾過生酒 限定品 山田錦 23BY】
・原材米:兵庫県特A地区産山田錦、精米歩合:麹)40% 掛)45%、酵母:自社酵母
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度/酸度/アミノ酸度:不明
・製造年月日:平成24年2月
・価格:3,150円(税込)/1.8L
【合資会社 加藤吉平商店】 創業万延元年(1860年)、生産石数:
・所在地:〒916-0001 福井県鯖江市吉江町1号11番地、TEL:0778-51-1507
・最寄駅:JR北陸本線 北鯖江駅(駅から4~5km) ⇒ 加藤吉平商店の地図
・代表者:加藤 吉平(11代目)、杜氏:平野 明
・蔵見学:不明。
【購入したお店】 ⇒ かがた屋酒店 の頒布会
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1645年:その孫(=家康のひ孫)の光通(みつみち)が福井4代藩主を継ぐ時に、
異父兄の昌勝に5万石で松岡藩
異父弟の昌明に2万5000石で吉江藩 を分藩。

1674年:光通が亡くなると、昌明が昌親に改名し本藩を継いで福井5代藩主となる。
こうして、江戸時代ほんの30年だけ「越前松平家 吉江藩(2万5000石)」が存在しました。
(↓ふくい歴史百景からお借りしてます。)

「加藤吉平商店」は、その七曲りの西に蔵を構え、江戸末期の表門と土蔵は国の登録有形文化財になっています。
(↓以下4枚の写真は、蔵元HPからの転載。)

新蔵の設計を、マグニュチュード8.5の耐震に変更し、省エネのLED照明を採用したり、


地域の人が直接屋上に非難出来るように外階段も設置したり。
もちろん、新蔵は全館氷温貯蔵庫にするなど、

【水】地下184mの井戸から汲み上げた白山連邦の伏流水
【米】山田錦と五百万石米だけを使い、平均精米歩合は37%
【酵母】すべて蔵内の自社酵母
【貯蔵】最高で5年以上・短くても1年は氷温熟成貯蔵
の完全純米酒蔵です。
「梵 純米大吟醸 無濾過生酒 山田錦」。

サンスクリット語で “けがれなき清浄” とか “真理をつく” という意味だそうですよ。
戦後までは「越の井」の銘柄で、その中の最高級品だけが「梵」だったそうですが、
昭和38年に銘柄を「梵」に 統一。
昭和44年に日本で最初に大吟醸酒を売り出したそうな。

大吟醸となると、めったに家呑みできない親爺は、うすはりグラスを持ち出すのである。
香りは、淡いですね。
甘みとかフルーティというより、うっすらと渋みを奥に秘めたような、心地良い香り。
麹)40% 掛)45%ですが、ただ透明なだけではなく、しっかりとした甘みを感じます。
水のように澄みきっているのではなく、いい意味でトロミ(粘り)を感じますね。
しかも、転がしていると、とろとろの甘みの向こうに渋みが見えてきて、
久々、ビターチョコテイストを感じることができました。
嚥下のその瞬間まで、いや、その後の余韻まで、
スイート&ビターは消え去ることなく、いつまでもほんのりとビターチョコなのでした。

== 親爺のお好み度 == ★★★★☆
・これは、かなり好みでしたね。
・蔵内平均精米歩合37%のところ、麹)40% 掛)45% で価格を抑えたのだと思います。
CP高し。こういう特注・限定品も、いいねぇ。やるねぇ かがた屋さん! だね。
【梵 特注 純米大吟醸 無濾過生酒 限定品 山田錦 23BY】
・原材米:兵庫県特A地区産山田錦、精米歩合:麹)40% 掛)45%、酵母:自社酵母
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度/酸度/アミノ酸度:不明
・製造年月日:平成24年2月
・価格:3,150円(税込)/1.8L
【合資会社 加藤吉平商店】 創業万延元年(1860年)、生産石数:
・所在地:〒916-0001 福井県鯖江市吉江町1号11番地、TEL:0778-51-1507
・最寄駅:JR北陸本線 北鯖江駅(駅から4~5km) ⇒ 加藤吉平商店の地図
・代表者:加藤 吉平(11代目)、杜氏:平野 明
・蔵見学:不明。
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2012/02/19(日)
昨年10月に敢行した、上越の旅。

その思い出(お土産)の品々。
その中で、一番最後までとっておいたのがこれ。
「越の白鳥 純米大吟醸 14号袋吊斗瓶採り雫酒 22BY」。

不真面目な“ヤンマニア”の親爺は、このお酒の有難み・レア加減はよく分からないので、
ここは、裏ラベルの文章を引用。
仕込14号純米大吟醸「袋吊り斗瓶採り」 品評会用にと採取した「雫酒」です。
火入れし、静かに寝かせておりました。 酒は生き物、季節の妙をご堪能あれ。
という、お酒なのです。
詳細は山間大王様・山間最高!様・YB(山間バカ)リーダー様 の説明を待つ とする。(笑
さて・・・、今年で24歳にもなろうというのに、アホ面でお笑い番組に見入るわが娘。

まぁ、こんなもんか?
でもなぁ、結構優秀な大学出てるんだから、、もうチョットねぇ。というのは、親の欲目か?
このお酒もそんな感じでした。
まぁ、旨いのだけれど、こんなもんか? みたいな。
あの山間の蔵元の品評会用大吟醸なんだし、もうチョットねぇ。というのがファンの欲目。

== 親爺のお好み度 == ★★★☆☆
・「純米大吟醸 14号袋吊斗瓶採り雫酒 限定品」・・・長い名前のお酒、は旨い! という法則から、少し外れた。
・値段とブランドイメージと名前から、ハードルを上げすぎたか??
・そこも山間大王様・山間最高!様・YB(山間バカ)リーダー様 のコメを待つ とする。(笑
【越の白鳥 純米大吟醸 14号袋吊斗瓶採り雫酒 22BY】
・原料米:越淡麗100%、精米歩合:50%、酵母:非公開
・アルコール分:16度、 日本酒度/酸度/アミノ酸度:いずれも非公開
・製造年月:平成23年10月
・価格:6,300円(だったような)/1.8L
【新潟第一酒造株式会社】 創業大正11年(亀屋酒造)、製造石高:300石弱。
昭和38年四社合併により新潟第一酒造設立。昭和40年一社追加合併。
・所在地:〒942-0315 新潟県上越市浦川原区横川660 、TEL:025-599-2236
・最寄駅:北越急行ほくほく線うらがわら駅(徒歩5~6分か?) ⇒ 新潟第一酒造の地図
・代表者兼醸造責任者:武田 良則(4代目社長)
・蔵見学:基本的にOK。酒造り期間中の午後を歓迎。
【購入したお店】 ⇒ 越後・謙信SAKEまつり 2011 の新潟第一酒造ブースにて。
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その思い出(お土産)の品々。
その中で、一番最後までとっておいたのがこれ。
「越の白鳥 純米大吟醸 14号袋吊斗瓶採り雫酒 22BY」。

不真面目な“ヤンマニア”の親爺は、このお酒の有難み・レア加減はよく分からないので、
ここは、裏ラベルの文章を引用。
仕込14号純米大吟醸「袋吊り斗瓶採り」 品評会用にと採取した「雫酒」です。
火入れし、静かに寝かせておりました。 酒は生き物、季節の妙をご堪能あれ。
という、お酒なのです。
詳細は山間大王様・山間最高!様・YB(山間バカ)リーダー様 の説明を待つ とする。(笑
さて・・・、今年で24歳にもなろうというのに、アホ面でお笑い番組に見入るわが娘。

まぁ、こんなもんか?
でもなぁ、結構優秀な大学出てるんだから、、もうチョットねぇ。というのは、親の欲目か?
このお酒もそんな感じでした。
まぁ、旨いのだけれど、こんなもんか? みたいな。
あの山間の蔵元の品評会用大吟醸なんだし、もうチョットねぇ。というのがファンの欲目。


== 親爺のお好み度 == ★★★☆☆
・「純米大吟醸 14号袋吊斗瓶採り雫酒 限定品」・・・長い名前のお酒、は旨い! という法則から、少し外れた。
・値段とブランドイメージと名前から、ハードルを上げすぎたか??
・そこも山間大王様・山間最高!様・YB(山間バカ)リーダー様 のコメを待つ とする。(笑
【越の白鳥 純米大吟醸 14号袋吊斗瓶採り雫酒 22BY】
・原料米:越淡麗100%、精米歩合:50%、酵母:非公開
・アルコール分:16度、 日本酒度/酸度/アミノ酸度:いずれも非公開
・製造年月:平成23年10月
・価格:6,300円(だったような)/1.8L
【新潟第一酒造株式会社】 創業大正11年(亀屋酒造)、製造石高:300石弱。
昭和38年四社合併により新潟第一酒造設立。昭和40年一社追加合併。
・所在地:〒942-0315 新潟県上越市浦川原区横川660 、TEL:025-599-2236
・最寄駅:北越急行ほくほく線うらがわら駅(徒歩5~6分か?) ⇒ 新潟第一酒造の地図
・代表者兼醸造責任者:武田 良則(4代目社長)
・蔵見学:基本的にOK。酒造り期間中の午後を歓迎。
【購入したお店】 ⇒ 越後・謙信SAKEまつり 2011 の新潟第一酒造ブースにて。
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2012/01/06(金)
山口県周防は獺越(おそごえ)地区にある「旭酒造」。
キャッチフレーズは、”山口の山奥の小さな酒蔵” (↓写真は、蔵元HPより。)

・・・ですが、「獺祭(だっさい)」の銘柄で有名で、今や3,000石近くの地酒の大手。
新蔵も建ちました・・・が、さらに、新々蔵を建設中だそうです。
突然ですが、
獺(かわうそ)は捕まえた魚を川岸に並べる習性があり、それを中国では、獺(かわうそ)が祭りをしているのだとして、獺祭(だっさい)と呼びました。
転じて、詩文や学問をする時に沢山の書物を並べるさまを、獺祭(だっさい)と言います。
俳句の革新運動(or 「坂の上の雲」)で有名な、
正岡子規は病床の周りに沢山の書籍を積み上げていたので、自分の住まいを「獺祭書屋」と名付けました。そのため、子規の命日(9月19日)は「獺祭忌」と言います。
「獺祭(だっさい)」の銘は、
その正岡子規(の革新的な姿勢)と獺越の地名にあやかって付けられた名前です。
◆獺越の地名の由来と獺祭の語源については、親爺の過去ネタをどうぞ。◆
・獺祭 純米大吟醸50
「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 槽場汲み 22BY」。

獺祭の旭酒造では、使う酒米は山田錦のみ。
磨きは50%・39%・23%を主に、平均精米歩合は41%
日本で収穫される山田錦の30分の1は、ここ獺祭の旭酒造で使用されるとか。
商品は、(大略すると)搾りで3つに分けられます。
①通常搾り(純米大吟醸50/磨き三割九分/磨き二割三分)
②遠心分離(50 遠心分離/磨き三割九分 遠心分離/磨き二割三分 遠心分離)
③槽場汲み(磨き三割九分 槽場汲み)
①と②には、50%・39%・23%とそれぞれの精米歩合がありますが、
③槽場汲みは、春秋2回あり、今回(22BY秋)から39% 前回(22BY春)までは50%
そして品質にこだわる獺祭は、無濾過生原酒(本生)の出荷は槽場汲みだけ。
特定店舗(山口県外は数店舗のみ)の限定流通。しかも1ヶ月以内に売り切れる量だけ。
基本は、山口県内の酒販店中心に「汲んで帰って、店で売る」という企画のお酒らしい。
有難味が増してきたところで、いざ開栓。
本生のシール付き。
香りは、ほんのり甘くて瑞々しい感じです。
39%磨きですから、とても綺麗です。
しかも、ただ綺麗なだけではございません。
香りの印象どおりのさらりと綺麗な酒質を感じた直後、素晴らしい甘みが押し寄せます。
その甘みの後に、ほんのりジューシーな酸味が見え隠れ。
苺にコンデンスミルクか。そこまで甘くはないけど、ニュアンスは近い。
綺麗な酒質の中に、その苺ミルクがしっかりと溶け込んでいるというか、
苺ミルクが綺麗な酒質でコーティングされているというか。
なので、透明感があるのに厚みを感じます。
それでいて、味蕾の上には甘旨味だけを残して、さぁーっと引いてゆく呑みやすさ。
これは、デラ旨ですね。 トマリ君、親爺 脱帽しました!
== 親爺のお好み度 == ★★★★★
・味わいは、間違いなく★5つ。
・この旨さなら、この値段でも安いのか? or このくらいの旨さは、当前の値段なのか??
・CPについてはよく分からない。
【獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 槽場汲み 22BY】
・原料米:山田錦、精米歩合:39%、酵母:不明
・アルコール分:16度、日本酒度:非公開、酸度:非公開、アミノ酸度:非公開
・製造年月:2011年10月
・価格:5,250円(税込)/1.8L
【旭酒造株式会社】 創業昭和23年(1948年)ながら240年続く旧家。生産量:約3,000石。
・所在地:〒742-0422 山口県岩国市周東町獺越2167-4、TEL:0827-86-0120
・最寄駅:JR岩徳線 周防高森駅(下車4~5km、車で15~20分程) ⇒ 旭酒造の地図
・代表者:桜井 博志(3代目)、常務:桜井 一宏(4代目)、製造部長:西田さん
・蔵見学:実費(帽子・白衣代)200円。要予約(1週間~10日前までに)。
人数10人程度まで。見学時間固定(13:30~ 約30分)。
【購入したお店】 ⇒ 地酒 小山商店 トマリ君の頒布会
↓↓ ポチっ ポチっ と ↓↓ ついでにポチっ と ↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。


キャッチフレーズは、”山口の山奥の小さな酒蔵” (↓写真は、蔵元HPより。)


・・・ですが、「獺祭(だっさい)」の銘柄で有名で、今や3,000石近くの地酒の大手。
新蔵も建ちました・・・が、さらに、新々蔵を建設中だそうです。
突然ですが、
獺(かわうそ)は捕まえた魚を川岸に並べる習性があり、それを中国では、獺(かわうそ)が祭りをしているのだとして、獺祭(だっさい)と呼びました。
転じて、詩文や学問をする時に沢山の書物を並べるさまを、獺祭(だっさい)と言います。
俳句の革新運動(or 「坂の上の雲」)で有名な、
正岡子規は病床の周りに沢山の書籍を積み上げていたので、自分の住まいを「獺祭書屋」と名付けました。そのため、子規の命日(9月19日)は「獺祭忌」と言います。
「獺祭(だっさい)」の銘は、
その正岡子規(の革新的な姿勢)と獺越の地名にあやかって付けられた名前です。
◆獺越の地名の由来と獺祭の語源については、親爺の過去ネタをどうぞ。◆
・獺祭 純米大吟醸50
「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 槽場汲み 22BY」。

獺祭の旭酒造では、使う酒米は山田錦のみ。
磨きは50%・39%・23%を主に、平均精米歩合は41%
日本で収穫される山田錦の30分の1は、ここ獺祭の旭酒造で使用されるとか。
商品は、(大略すると)搾りで3つに分けられます。
①通常搾り(純米大吟醸50/磨き三割九分/磨き二割三分)
②遠心分離(50 遠心分離/磨き三割九分 遠心分離/磨き二割三分 遠心分離)
③槽場汲み(磨き三割九分 槽場汲み)
①と②には、50%・39%・23%とそれぞれの精米歩合がありますが、
③槽場汲みは、春秋2回あり、今回(22BY秋)から39% 前回(22BY春)までは50%
そして品質にこだわる獺祭は、無濾過生原酒(本生)の出荷は槽場汲みだけ。
特定店舗(山口県外は数店舗のみ)の限定流通。しかも1ヶ月以内に売り切れる量だけ。
基本は、山口県内の酒販店中心に「汲んで帰って、店で売る」という企画のお酒らしい。
有難味が増してきたところで、いざ開栓。

香りは、ほんのり甘くて瑞々しい感じです。
39%磨きですから、とても綺麗です。
しかも、ただ綺麗なだけではございません。
香りの印象どおりのさらりと綺麗な酒質を感じた直後、素晴らしい甘みが押し寄せます。
その甘みの後に、ほんのりジューシーな酸味が見え隠れ。
苺にコンデンスミルクか。そこまで甘くはないけど、ニュアンスは近い。
綺麗な酒質の中に、その苺ミルクがしっかりと溶け込んでいるというか、
苺ミルクが綺麗な酒質でコーティングされているというか。
なので、透明感があるのに厚みを感じます。
それでいて、味蕾の上には甘旨味だけを残して、さぁーっと引いてゆく呑みやすさ。
これは、デラ旨ですね。 トマリ君、親爺 脱帽しました!
== 親爺のお好み度 == ★★★★★
・味わいは、間違いなく★5つ。
・この旨さなら、この値段でも安いのか? or このくらいの旨さは、当前の値段なのか??
・CPについてはよく分からない。
【獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 槽場汲み 22BY】
・原料米:山田錦、精米歩合:39%、酵母:不明
・アルコール分:16度、日本酒度:非公開、酸度:非公開、アミノ酸度:非公開
・製造年月:2011年10月
・価格:5,250円(税込)/1.8L
【旭酒造株式会社】 創業昭和23年(1948年)ながら240年続く旧家。生産量:約3,000石。
・所在地:〒742-0422 山口県岩国市周東町獺越2167-4、TEL:0827-86-0120
・最寄駅:JR岩徳線 周防高森駅(下車4~5km、車で15~20分程) ⇒ 旭酒造の地図
・代表者:桜井 博志(3代目)、常務:桜井 一宏(4代目)、製造部長:西田さん
・蔵見学:実費(帽子・白衣代)200円。要予約(1週間~10日前までに)。
人数10人程度まで。見学時間固定(13:30~ 約30分)。
【購入したお店】 ⇒ 地酒 小山商店 トマリ君の頒布会
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2011/12/09(金)
「篠峯 純米大吟醸 雄町 -中取り生酒- 22BY」。

醸しているのは「千代酒造」。
奈良県の”櫛羅(くじら)”という変わった名の地に蔵を構えます。
江戸時代には、”くじら藩”もあったし、維新後には”くじら県”もありました。
まぁ、その辺の歴史的な ”くじら繋がり” については、過去ネタをご参照下さい。(我ながら、良く調べてる。。)
◆過去の「篠峯」ネタ◆
・篠峯 雄山錦 純米無濾過生酒 21BY
千代酒造には、主要銘柄が2つあり。
・櫛羅(くじら):自社栽培の山田錦だけを使ったもの。
・篠峯(しのみね):酒蔵だけでは完結しない日本酒の魅力を伝えるための限定流通品。
2000年より発売開始。
今回は、お米が備前雄町(岡山県産の雄町) & 600Kg仕込みの中取り生の400本限定品だから、「篠峯」になるわけです。
香りは、抑え目ながらバナナです。
プワァ~と広がるのではなくて、わざと香りを籠るようにしたかのようなバナナ。
また、この瓶とラベルの色を見ると、どこかにビターなチョコが潜んでるような気がします。
(もはや、パブロフの犬状態か。)
甘い香りを含んでみると、口当たり優しく、そしてすぐに農醇な甘みが一気に広がる。
立ち香は籠るような甘さ、味わいは一気に広がる甘さ。
口当たり優しいのに、甘みが広がる時は濃醇で、そしてまた、喉を通る時は滑らかで。。
濃醇に広がる時が、たぶん雄町のふくよかな幅というやつなのだろう。
こりゃぁ、旨いわ。

サラサラのちょっともの足りない系が続いたせいもあり(?)、凄く旨い。
また、トマリ君のナイスなチョイス。
== 親爺のお好み度 == ★★★★☆
・旨いわー。やっぱり雄町は、こうでないとね。
・★5つ かとも思ったが、次に呑んだ鍋島の方がもっと旨かったような・・で、★4つ。
【篠峯 純米大吟醸 雄町 -中取り生酒- 22BY】
・原材米:備前雄町全量使用、精米歩合:50%、酵母:協会9号+10号系(らしい)
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度/酸度/アミノ酸度:+3/1.7/0.9(らしい)
・製造年月日:平成23年10月
・価格:3,990円(税込)/1.8L
【千代酒造株式会社】 創業明治6年(1873年)、生産石数:約450石。
・所在地:〒639-2312 奈良県御所市大字櫛羅621番地、TEL:0745-62-2301
・最寄駅:近鉄御所線 近鉄御所駅(下車2㎞弱、車で約10分) ⇒ 千代酒造の地図
・代表者:堺 哲也、杜氏:吉田 嘉七郎(但馬杜氏)
・蔵見学:不明。
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醸しているのは「千代酒造」。
奈良県の”櫛羅(くじら)”という変わった名の地に蔵を構えます。
江戸時代には、”くじら藩”もあったし、維新後には”くじら県”もありました。
まぁ、その辺の歴史的な ”くじら繋がり” については、過去ネタをご参照下さい。(我ながら、良く調べてる。。)
◆過去の「篠峯」ネタ◆
・篠峯 雄山錦 純米無濾過生酒 21BY
千代酒造には、主要銘柄が2つあり。
・櫛羅(くじら):自社栽培の山田錦だけを使ったもの。
・篠峯(しのみね):酒蔵だけでは完結しない日本酒の魅力を伝えるための限定流通品。
2000年より発売開始。
今回は、お米が備前雄町(岡山県産の雄町) & 600Kg仕込みの中取り生の400本限定品だから、「篠峯」になるわけです。
香りは、抑え目ながらバナナです。
プワァ~と広がるのではなくて、わざと香りを籠るようにしたかのようなバナナ。
また、この瓶とラベルの色を見ると、どこかにビターなチョコが潜んでるような気がします。
(もはや、パブロフの犬状態か。)
甘い香りを含んでみると、口当たり優しく、そしてすぐに農醇な甘みが一気に広がる。
立ち香は籠るような甘さ、味わいは一気に広がる甘さ。
口当たり優しいのに、甘みが広がる時は濃醇で、そしてまた、喉を通る時は滑らかで。。
濃醇に広がる時が、たぶん雄町のふくよかな幅というやつなのだろう。
こりゃぁ、旨いわ。


サラサラのちょっともの足りない系が続いたせいもあり(?)、凄く旨い。
また、トマリ君のナイスなチョイス。
== 親爺のお好み度 == ★★★★☆
・旨いわー。やっぱり雄町は、こうでないとね。
・★5つ かとも思ったが、次に呑んだ鍋島の方がもっと旨かったような・・で、★4つ。
【篠峯 純米大吟醸 雄町 -中取り生酒- 22BY】
・原材米:備前雄町全量使用、精米歩合:50%、酵母:協会9号+10号系(らしい)
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度/酸度/アミノ酸度:+3/1.7/0.9(らしい)
・製造年月日:平成23年10月
・価格:3,990円(税込)/1.8L
【千代酒造株式会社】 創業明治6年(1873年)、生産石数:約450石。
・所在地:〒639-2312 奈良県御所市大字櫛羅621番地、TEL:0745-62-2301
・最寄駅:近鉄御所線 近鉄御所駅(下車2㎞弱、車で約10分) ⇒ 千代酒造の地図
・代表者:堺 哲也、杜氏:吉田 嘉七郎(但馬杜氏)
・蔵見学:不明。
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