旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2009/03/29(日)
呑む前に。
このキャップのモチーフはいったい何なのでしょうか?
飛露喜 特撰純吟 キャップ (2) ← 何これ?ご存知の方、教えて下さい。

帽子の男性が右手に櫂棒(にしては短すぎるか?)を持っているようにも見えるし・・・。
(単に乳母車みたいなものに、何か乗っかっているだけのようにも見えますが・・・。)


たくさん呑むので、普段、高いお酒や4合瓶はあまり買わない(買えない?)のですが、
この飛露喜は4合瓶しか発売されないし、3月28日は娘の誕生日だし。
・・・と、(娘の21歳を乾杯するわけでもないくせに)今回は買ってみました。
飛露喜 特撰純吟 箱正面 飛露喜 特撰純吟 箱裏

上立ち香は華やかで、含む前からインパクトがあり期待が膨らみます。
口に入れると瞬(またた)く間に広がる落ち着いた酸味。
そして後から追いかけてくる上質の甘み。
口あたり良く、のど越しどこまでも柔らかく。旨さの余韻に浸れます。

上品で、もの凄く美味しいお酒。
女性ならばレディ。それも Sophisticated Lady (洗練された美しい女性)。

唯一の欠点は、4合瓶だということ。
すぐに無くなっちゃう。
飛露喜 特撰純吟  20BY 飛露喜 特撰純吟 20BY(裏ラベル)

1996年、杜氏が高齢のため引退。
翌年、先代(八代目蔵元)である実父と造りを始めるが1年後にその実父が急逝。現代表の廣木健司さんが杜氏として蔵を継ぐ。

日本酒プロデューサーの中野 繁 氏が、“飛・とぶ/露・つゆ/喜・よろこぶ=喜びの露がほとばしる”として、飛露喜と命名。(詳しくは、こちらをどうぞ。→ 中野 繁の多酒創論
1999年、飛露喜 発売と同時にあっというまに大ブレーク。


【飛露喜 特撰純米吟醸 20BY】
・原料米:山田錦100% 、精米歩合:(麹米)40%・(掛米)50% 、酵母:?
・アルコール分:16度 、日本酒度:+1.5(らしい) 、酸度:1.4(らしい)
・製造年月:平成21年3月
・価格:2,625円(税込)/720ml

【(資)廣木酒造本店】 創業江戸中期、文政年間?
・所在地:〒969-6543 福島県会津坂下町字市中二番甲3574、TEL:0242-83-2104  
・最寄駅:JR只見線会津坂下駅(徒歩10分くらいか?) ⇒ 廣木酒造の地図
・代表者兼杜氏:廣木 健司(九代目蔵元)
・蔵見学:ダメみたい。

【購入したお店】 ==> 杉浦酒店

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2009/03/25(水)
栃木県は松井酒造の「松の寿」。
飲み屋では、“マツコト”なんて呼ばれて、結構人気。

ご夫婦で支えあってる蔵で、奥様の「若葉」さん(本名は、真知子さん?)はブログ等の情報発信を通じて、“マツコト”の人気アップに貢献し、旦那さんは、社長自ら蔵元杜氏として醸してます。

その蔵元杜氏:松井宣貴さんは、200俵ほどの自家栽培米を含む厳選酒米と栃木酵母を駆使した酒造りで、平成18年11月21日に下野杜氏第一期生として認定されたとか。

(この写真は、こちら → 日本酒心Chi より、転載させていただいております。)
仕込み水栃木の蔵の中でも一番の軟水だとか…。
自慢の仕込水は、蔵のすぐ裏の杉山から湧き出る高原山系の伏流水を引いており、硬度2度?だか、1.0?だかの超軟水。


通常は加水・火入れで出荷される純米 山田ですが、別注で特定の酒販店向け限定で出されたのが、この無濾過生原酒。(相変わらず、“限定”に弱い親爺・・・。)
松の寿 純米 山田錦 無濾過生原酒 20BY 松の寿 純米 山田錦 無濾過生原酒 20BY(裏ラベル)

上立ち香は穏やかながらバナナ?いやバニラアイスだな、そんなように香る
華やかなタイプのお酒です。

開栓当初は、華やかすぎて食中酒としてはちょっとお化粧が濃い感じでしたが、
数日経つと、ナチュラルメイクのよう。

山田錦の純米、まさに王道の味わいですね。
日本酒は嫌いだとか言って飲まない人に、飲ませてあげたいです。
それくらい旨いっす。

最初は、常温まで戻すよりも冷たい方が美味しい。と思いましたが、
ナチュラルになってからは、やっぱり、少し温度を戻した方が美味しく感じた親爺でした。


松の寿 純米 山田錦 無濾過生原酒 20BY】
・原料米:山田錦、精米歩合:60%、酵母:New デルタ
・アルコール分:17~18%、日本酒度+2.5 、酸度2.1
・製造年月:平成21年3月
・価格:2,730円(税込)/1.8L

株式会社 松井酒造店】 創業慶応元年(1865年)
・住所:〒329-2441 栃木県塩谷郡塩谷町船生3683、TEL:0287-47-0008
・最寄駅:東北線矢板駅(タクシー20分) 東武日光線新高徳駅(タクシー15分) ⇒ 地図
・代表取締役兼杜氏:松井 宣貴(平成18年11月21日に下野杜氏第一期生として認定)
・蔵見学:期間限定(11月~3月冬季のみ)でOKみたい。 もちろん要予約。

【購入したお店】 ===> 地酒&ワイン 加桝屋


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2009/03/22(日)
秋田県横手市の浅舞酒造のお酒「天の戸」。

      <蔵のモットーは、「酒は田んぼから、稲からすでに酒造り」>
諏訪泉の“田中農場”や、綿屋の“佐藤農場”、鳳凰美田の“芳(かんばし)”など、生産農場やコメ農家の名前を冠した銘柄はあるが、「天の戸」は文字通り生産者の顔が見える。
天の戸生産農家

90年、30代の杜氏が醸した地元産美山錦の吟醸酒が、全国新酒鑑評会で金賞を獲得。
山田錦でない大吟の受賞とあって脚光を浴び、以来、地元農家の栽培する酒米を重視。
93年の米不作をきっかけに、平鹿町農協(現・JA秋田ふるさと)酒米研究会からの全量買い入れを検討。以降、兵庫県山田錦など県外の米を一切使用しない蔵となりましたとさ。

その使用する地元秋田県平鹿町のお米は、減農薬減化学肥料酒米(通常の使用量より約50%減)で県内トップの特等米比率を誇る高品質な健全酒造好適米だとか。

また、浅舞酒造がある平鹿町は県内でも有数の湧水の地だそうで、町にある琵琶沼は、綺麗な水にしか棲めない「イバラトミヨ」という絶滅危惧種の魚が生息するほどの清水。
その琵琶沼寒泉水の源となる湧水を蔵の中まで引込んで仕込水に使用しているという。

勾玉まが玉
天の戸”とは天照大神が隠れたとされる“天の岩戸”のこと。なので、ラベルやキャップなどに用いられるシンボルマークは、“勾玉 (まがたま)”。


純吟 亀の尾には、袋吊り(雫)と槽掛けとありますが、今回呑むのは、槽の方です。
そして、「AK-1」と「華こまち」の2種類の酵母が使われてるのが特徴。
AK-1酵母:カプロン酸エチル系=リンゴ系の香味、華こまち酵母:酢酸イソアミル系=バナナ系の香味を醸す、というのが二つの酵母の特徴らしいです。

二つを交ぜたら・・・、なぜかチーズケーキ?のような心地よい吟醸香。
フルーツ香ではないですが、旨そう!と予感させるような良い香りです。

口中に甘みと穀味が広がりますね。一挙に広がるのではなく、柔らかく膨らむという感じ。
なので、幅があるというか、奥行きがあるというか、そんな印象の旨みです。
亀の尾の味なんでしょうか?

最後の切れで”やや辛口”というのを感じますが、全体的には芳醇な甘口でしょう。
旨いっすよ、これ。

天の戸 純米吟醸 亀の尾 無濾過生酒 天の戸 純米吟醸 亀の尾 無濾過生酒(裏ラベル)

30代で金賞を受賞した杜氏は森谷 康市さんという方ですが、この人、蔵元の同級生。
蔵元に誘われ酒造りの世界に入りましたが、元は農業従事者で全くの素人だったとか。
独学で吟醸造りを学んだわけですが、このあたりの苦労やエピソードは、森谷康市 著 『夏田冬蔵―新米杜氏の酒造り日記』(無明舎出版)という本やブログに詳しい。


【天の戸 純米吟醸 亀の尾 無濾過生酒 20BY】
・原料米:亀の尾100%、精米歩合:55%、酵母:AK-1秋田流花酵母&華こまち酵母
・アルコール分:17.5%、日本酒度:+3 、酸度:1.5
・製造年月:平成21年2月
・価格:3,400円(税込)/1.8L

浅舞酒造株式会社】 創業大正6年(1917年)
・住所:〒013-0105 秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388番地、TEL:0182-24-1030  
・最寄駅:奥羽本線横手駅下車(車で15分?) ⇒ 浅舞酒造の地図
・代表者:柿崎 秀衛(五代目蔵元)、杜氏:森谷 康市 ⇒ 夏田冬蔵・絵日記ブログ
・蔵見学:??

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2009/03/20(金)
久しぶりの、房島屋
瓶底にうっすらと沈澱する澱(おり)。 今回は、純吟のおりがらみ。
房島屋 純吟 おり 20BY 斜め

四代目蔵元のご子息が梅錦酒造で修業後、実家の所酒造に戻り、自らが杜氏として「房島屋」を立ち上げたのが2000年。
(それまでは杜氏を招いて、揖斐の蔵・おやじ酒・桜千代の春・梅乃寒山・雪晴 といった銘柄を造っていたそう。)

房島屋は所酒造の屋号だとかで、その造りのコンセプトは、「香りがよくて、程よい酸味とお米の旨みの詰まったキレのよいお酒。」

口に含むと、スーッと抜ける甘いフレッシュな香り。
そして、ピチプチとした微発泡感が、これまた新鮮感覚。
しかも果肉のようなフルーティな味わいで、爽やかな甘み。
最後に「酸味マスター」の称号にふさわしい酸のキレ。まさに、コンセプト通りですね。

非常~に旨いっす。スイスイといくらでもいっちゃうぞ、これは。呑みすぎに注意だな。

房島屋 純米吟醸 おりがらみ 20BY 房島屋 純米吟醸 おりがらみ 20BY(裏ラベル)

【房島屋 純米吟醸 おりがらみ(生酒) 20BY】
・原料米:(麹)山田錦・(掛)五百万石、精米歩合:(麹・掛とも)50%、酵母:?
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度:+3(らしい)、酸度:1.7(らしい)
・製造年月:平成21年2月
・価格:3,360円(税込)/1.8L

所酒造合資会社】 創業明治初年
・所在地:〒501-0619 岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪537-1、TEL:0585-22-0002
・最寄駅:養老鉄道揖斐駅(からバスで「揖斐川町」下車後、徒歩5分) → 所酒造の地図
・代表者:所 啓(四代目蔵元)、杜氏:所 優 → 房島屋日記
・蔵見学:OKだって。ただし、予約必須、休日には見学をお断りすることもあるって。

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2009/03/15(日)
村祐の「茜(正しくは唐辛子色?)」「常盤」「白」の三兄弟です。
村祐 三兄弟アップ

よく見ると ↑↑ 左の茜ラベルだけ、村祐ならぬ “祐村” ??
そうです、村祐の兄弟の中で、この茜だけはちょっと異端児なのです。
                  (↑これは、誤り。茜色ではなくて唐辛子色

村祐といえば和三盆糖をイメージした上品な甘みが特徴の蔵。
その蔵が、今回あえて辛口のお酒にチャレンジしたそうです。
甘口の蔵が逆に辛口を造ったので、名前も逆にして“祐村”にしたとか。
辛口なのでラベルも唐辛子をイメージして鮮明な赤にしたとか。

でも異端児とはいえ、“祐村”も茜ラベルなので、スペックは特純の無濾過生になります。
↑これも誤り。茜色と唐辛子色の違いがあるので、スペックも違います。たぶん・・・。


ラベルの意味は(前にも書いたけど)、
     茜ラベル:特別純米・無濾過本生
              常磐ラベル:純米大吟醸・無濾過本生
                       白ラベル:吟醸(純米じゃない)・濾過一度火入れ
     唐辛子色:??
村祐 三兄弟
ちなみに紺瑠璃ラベルは、純米吟醸・無濾過本生。


ネーミングに遊び心の入った祐村
呑んだら、また報告します。(お酒のストックがだいぶ増えてきたので、いつになるやら?)

青文字部分、“名無し”様からのご指摘で、親爺、訂正追記。3月26日

【村祐酒造株式会社】 創業明治21年(1888年)? 生産石数200石(うち村祐は40石)
・所在地:〒956-0113 新潟県新潟市舟戸1-1、TEL:0250-38-2028
・最寄駅:信越線矢代田駅(すぐ近く) ⇒ 村祐酒造の地図
・専務?兼 杜氏:村山 健輔
・蔵見学:ダメみたい?


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2009/03/13(金)
今月の頒布会、届いたのが而今

而今 特別純米 九号酵母無濾過生 20BY 而今 特別純米 九号酵母無濾過生 20BY(裏ラベル)
別に違いが分かるわけではないが、19BYとのスペック上の比較は次の通り。
 

 19BY

 20BY

 日本酒度

 +2

 +1

 酸度

 1.7

1.7 

 アミノ酸度

 1.5

1.4


じゅ~ぶんに、旨いっす。旨いですよ。

でも、八反錦や千本錦と比べると、五百万石&9号酵母の組み合わせは、而今特有の酸使いや穀味を感じさせる複雑な旨みに欠けるきらいがあり、シンプルな味わい。
逆にその分、フレッシュさが一番感じられシュワーっと美味しく呑めるんだけど。

ま、親爺的には20BY而今の生では、八反錦>千本錦>五百万石 になってしまうな。

なんてブツブツ言いながらも、これから毎日呑むんだなー。
これで、2,730円だもんな。うれしいな。


而今 特別純米 九号酵母無濾過生 20BY】
・原料米:五百万石(100%)、精米歩合:60%、酵母:自社9号
・アルコール分:17%、日本酒度:+1 、酸度:1.7 、アミノ酸度:1.4
・製造年月:平成21年2月
・価格:2,730円(税込)/1.8L

木屋正酒造合資会社】 創業文政元年(1818年)
・所在地:〒518-0726 三重県名張市本町314-1、TEL:0595-63-0061
・最寄駅:近鉄大阪線名張駅(徒歩10分) ⇒ 木屋正酒造の地図
・代表者:大西 和夫、杜氏:大西 唯克
・蔵見学:OKみたい。 酒造道具・民具の展示もあり。

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2009/03/11(水)
意味もなく、蕎麦屋の系譜。何となく「藪そば」。

江戸中期、雑司ヶ谷鬼子母神に人気蕎麦店「爺が蕎麦」があり、これが竹藪の中の百姓家だったから藪と呼ばれるようになったのが”藪そば”の最古の呼称だとか。

現在の藪そばのルーツは、江戸幕末創業の「団子坂 蔦谷」にたどり着く。

・(江戸末期)旗本の山口伝次郎がそば職人に転身し、三輪姓に改めて開業したのが「団子坂 蔦谷」。地名が、藪之内藪下だったとか。
・(いつしか)藪そばと呼ばれるようになり、明治初期?神田連雀町(淡路町)に支店を出したことで、「団子坂 藪蕎麦(本店)」を称するようになる。
・(明治13年)浅草で砂場系蕎麦屋「中砂」を営業していた堀田七兵衛が、神田連雀町(淡路町)の支店を譲り受け、「連雀町(淡路町)藪蕎麦」を名乗り営業。
・(明治30年代)「団子坂 藪蕎麦(本店)」が三代目の時に廃業するのに伴い、堀田七兵衛が藪蕎麦本店の看板を引き継ぎ、現在の藪蕎麦総本家「かんだやぶそば」に至る。
(藪と砂場は、そのルーツで関係があったとさ。遠い親戚みたいなもんだ。)

「かんだやぶそば」から暖簾分けされた直系の店として
・明治25年?創業の「上野藪蕎麦」 と
・明治37年創業の「浜町藪蕎麦」 がある。

・総本家「かんだやぶそば」は、七兵衛の長男が引き継ぎ、
・(大正2年)七兵衛の三男 勝三が分家して浅草「並木藪蕎麦」を起こし、さらに、
・(昭和29年)勝三の二男 鶴雄が「池之端藪蕎麦」を開業。
「かんだ」「並木」「池之端」を藪御三家と呼ぶそうで。

もちろん、御三家や直系店以外にも多くの藪系の蕎麦店があり、それらで構成する「藪睦会(やぶむつみかい)」なるものもある。(こちらをどうぞ → 藪睦会

「池之端藪蕎麦」は後進の育成にも秀でていたようで、静岡県島田「藪蕎麦 宮本」などの名店を生み出しているそう。
特に「竹やぶ 柏本店」の阿部 孝雄氏を輩出した事は大きく、阿部氏のもとから幾多の蕎職人が育ち、藪系の中でも”竹やぶグループ”ともいえる集団を作り出しているみたい。

と、藪蕎麦のサーベイをしたところで、親爺は「並木藪蕎麦」しか行ったことがありません。
あしからず。今度どっか行ってみよ。

藪の系譜2

補)白金「三合菴」の加藤氏 と 恵比寿「玉笑」の浦川氏 は文献により氏名の漢字表記が異なっていました。今回の表記が正しいかどうかはわかりません。

参考文献:
・岩崎 信也 著 『蕎麦屋の系図』 (光文社新書)
・古川 修 著 『蕎麦屋酒 ああ、「江戸前」の幸せ』 (光文社新書)
・一個人編集部 編 『一個人特別編集 こだわりの本格蕎麦』 (KKベストセラーズ)
・『dancyu 2005年12月号 「そば」最強60店』 (プレジデント社)

長文お疲れさまでした。
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2009/03/10(火)
藪、砂場、更科の老舗系列とは別に、”蕎聖”と謳(うた)われた人がいたそうです。
大正15年に創業した「一茶庵」の故 片倉 康雄さんという方がその人。

機械打ち全盛の時代に手打ち蕎麦の復興に生涯をかけ、一茶庵式手打ち技法を完成。
蕎麦道場を開き後進の方々に蕎麦技法を伝授しながら、店でも多くの弟子を育成。

特に一茶庵一期生とも言える「翁(→達磨)」の高橋邦弘氏は、師匠譲りの情熱で弟子を指導、すでに多くの弟子が全国で独立し”翁(達磨)グループ”が広がっているようです。

一茶庵の系譜2

参考文献:
・岩崎 信也 著 『蕎麦屋の系図』 (光文社新書)
・古川 修 著 『蕎麦屋酒 ああ、「江戸前」の幸せ』 (光文社新書)
・一個人編集部 編 『一個人特別編集 こだわりの本格蕎麦』 (KKベストセラーズ)
・『dancyu 2005年12月号 「そば」最強60店』 (プレジデント社)


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2009/03/06(金)
宮城県一迫(いちはさま)は金の井酒造のお酒「綿屋」。

この蔵、水が素晴らしいようで、この「小僧不動の滝」の上流に井戸を掘り、そこから地下水を引っ張っているそうな。      ↓↓  
      小僧不動滝1
一迫(いちはさま)は昔は金田村と呼ばれていて&この水を使うから「金の井」、そして東北薬科大卒業のご子息(現在の専務?)が蔵に戻り、南部杜氏と立上げたのが「綿屋」。
(以前家業として綿業を営んでおり、屋号が綿屋だとか。)

お酒は、同じ水で育ったお米で造るのが一番と考え、地元産米にこだわり、今回呑むのも一迫産トヨニシキを使った「綿屋 トヨニシキ 特純 生」。
(トヨニシキは、昭和50年代前半(コシヒカリ、ササニシキが台頭してくる)まで全国の作付面積のトップクラスだった、少しレトロなお米。その頃の宮城のお酒はほとんどがトヨニシキだったとか。)
綿屋 生 特別純米原酒 綿屋 特別純米 生原酒(裏ラベル)
「和食と調和する香りの穏やかな食中酒を目指してます。」って、ことですけど、
別にぼんやりした味の薄いお酒ではなくて、全体的に、結構、”濃厚”です。

(佐久乃花ほどではないですが)十分香り高く、呑み心をくすぐる立ち香です。
味も、米の旨みがギューっと詰め込まれた感じで、甘みいっぱい、とても美味しいです。

濃厚な甘みの後は、不思議なことに、ほとんど酸味がたたないまろやかさ。
この辺が、和食に調和する食中酒ということ?柔らかな後味でふわりと引いてゆきます。

きっと、料理の邪魔をしないんでしょう。
でも、親爺的には、料理なしでもどんどんいけちゃいますけど。・・・旨いっす。

また、今夜も酔って候・・・だな。


【綿屋 特別純米 生原酒 20BY】
・原料米:一迫長崎産トヨニシキ100%、精米歩合:55%、酵母:宮城酵母
・アルコール分:18度以上19度未満、日本酒度:+2 、酸度:2.0
・製造年月:平成21年2月
・価格:3,150円(税込)/1.8L

【金の井酒造株式会社】
創業大正4年。石高を追わず納得の酒造りを目指す、500石だけの偉大な小蔵。
・宮城県栗原市一迫字川口町浦1-1 ・・・ この蔵も、やっぱり一丁目一番地
・最寄駅:東北新幹線くりこま高原駅 or 奥の細道ゆけむりライン池月駅? ⇒ 地図
・代表者:三浦 正夫、杜氏:玉山 博昭(南部杜氏)

【購入したお店】 ==> 酒屋 源八

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2009/03/04(水)
長野県で開発された新しい酵母「Spec d」。
(スペック ディー)響きがいいですよね。何となくカッコいい。
新規画像1

もともとアルプス酵母を使った華やかな香りの佐久乃花。19BYの純吟はアイスのチョコモナカの香りがしたっけ。(その時の、感想はこちら。→ 佐久乃花 純吟 無ろ過生 19BY

そのアルプス酵母のコードネーム(?)が Spec c だとか。つまり、Spec d は、長野県を代表するアルプス酵母の改良版か後継種なんでしょう。たぶん・・・。


開けてみる。シュポン!と抜いただけで香ばしさが漂います。Spec d もかなり香り高い。
立ち香は、やっぱりチョコレート風味。
佐久乃花 Spec D 純吟 無ろ過生原酒 Spec D(裏ラベル)
開けたては新酒の微発泡感が残り、(味わい炭酸+香りチョコで)若干ミスマッチ感あり。
落ち着いた後は、チョコの香りと上品な甘みがマッチして  。 されど、べとつかず。

ただ、アルプス酵母は最後にビターテイストで締めたけど、Spec d にはそれがないような
(大人向けのチョコ vs 普通のチョコのような)。
親爺の好みとしては、19BYアルプス酵母>20BYspec D です。

でも、この香りとこの味で、この価格。よろしいんじゃないでしょうか。

=============================

4日経ったら旨くなったー。
19BYアルプス酵母=20BYspec D 。

佐久乃花、おすすめです。

=============================

【佐久乃花 Spec d 純吟 無ろ過生原酒 20BY】
・原料米:ひとごこち(新美山錦)、精米歩合:55%、酵母:Spec d
・アルコール分:17度以上18度未満
・日本酒度:?、酸度:?、アミノ酸度:?
・製造年月:平成21年1月、出荷年月:平成21年2月
・価格:2,625円(税込)/1.8L

佐久の花酒造株式会社】
創業明治25年。蔵の西側に千曲川の清流が広がる自然豊かな環境。
・長野県南佐久郡臼田町下越620
・代表者:高橋 徳行 氏
・杜氏:小林 喜十一 氏

【購入したお店】 ==> 酒屋 源八

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2009/03/01(日)
何となく最近よく見かける(ような気がする)裏・雅山流。

裏・雅山流シリーズには、如月・翠月・葉月・極月・彩月・吟月・楓月・香華・楓華・月華・祥華・粋華といろいろありますが、初呑みの親爺は、どれが何だかさっぱり分からず。

品切れになっていたのが再入荷されたタイミングだったので、ま、これにしてみるか・・・。
裏・雅山流 香華 裏・雅山流 香華(裏ラベル)
てなことで、「香華 生詰」。

アルコール分が14度~15度と低めだし、「香華」のネーミングからして、華やかな香りで女性向けの軽いお酒をイメージしました・・・。

香りは、想像していたよりも穏やかというか控え目。
味はさっぱりとした甘みですが、開栓初日よりも二日目の方が旨みが広がります。
アルコール度数が低い割には、スイスイ飲く(ゆく)ような軽さではなくて、むしろゆったりと落ち着いて呑みたい感じです。

名前の印象よりも地味ですが、これからもっと甘さが増して華やかになりそう・・・かな?


九郎左衛門 裏・雅山流 香華 無濾過生詰酒 20BY】
・原材料:米、米こうじ、醸造アルコール
・原料米:美山錦100%、精米歩合:65%、酵母:山形酵母
・アルコール分:14度以上15度未満
・日本酒度:±2 、酸度:1.0 、アミノ酸度:0.9
・価格:2,100円(税込)/1.8L

有限会社 新藤酒造店
創業明治3年。蔵元は、代々「九郎左衛門」を襲名するみたい。
・山形県米沢市大字竹井1331番地
・代表者:新藤 九郎左衛門 氏(八代目?)
・杜氏:新藤 雅信 氏

【購入したお店】 ==> 酒屋 源八

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