旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2009/07/30(木)
滋賀県は琵琶湖畔の旧街道沿いに佇む歴史的伝統蔵、「福井弥平商店」。
創業は寛延元年(1748年)というから260年前。
福井弥平商店福井弥平商店2
   (↑ 上の写真はどちらも 近江の地酒 はしもとや さんのHPから転載させて頂いております。↑)
では、”寛延”がいつ頃かというと、9代将軍 徳川家重の世である。
TVの暴れん坊将軍で有名な8代将軍吉宗が長男の家重に家督を譲った数年後です。
そして赤穂浪士の討ち入りから45年、「仮名手本忠臣蔵」が初演されたのが寛延元年。
いやはやスゴイものだ・・・と思っていたら、蔵のある”勝野”とい地名は、壬申の乱(672年)で大海人皇子が勝って、勝ち鬨をあげたことに由来するとか。。まさに歴史の玉手箱。

その滋賀県の超伝統蔵がコシヒカリで醸したお酒が、「萩の露 里山」。
里山 胴ラベル
いつもご飯で食べている、あのコシヒカリを使った純米吟醸
なぜ、コシヒカリなのか? 

”農村の美しい原風景の形成、伝統・文化の継承等多面的な機能を有している棚田について、その保全や、農業農村に対する理解を深めるため”、1999年7月に農林水産省によって認定された全国117市町村・134地区の棚田が「日本の棚田百選」。
そして、↓ 滋賀県から唯一選ばれたのが、この高島市の畑(はた)の棚田。↓
0042.jpg satoyama_hata1.jpg
  (左)CANON iMAGE GATEWAYの棚田100選、(右)近江の地酒 はしもとや さんのHPからの転載です。
棚田百選に選定されたものの、毎年増え続ける観光客とは裏腹に、棚田特有の厳しい農作業や生産者の高齢化により休耕田が増加しているのも事実。
そこで蔵の娘婿の福井毅さんが、棚田の保全に少しでも経済的に貢献できればと、畑(はた)の棚田のコシヒカリを使った酒造りにチャレンジ。
酒造りを通じて日本の美しい景観を守ろうと頑張っている。エライなぁ。

というわけで、コシヒカリで醸した「里山」。
「里山」は地元高島市を中心に年間を通じ販売されているそうですが、今回呑んだのは、年に一度だけ春先に発売される生酒、「里山 純米吟醸 無ろ過生」です。
萩乃露 里山 純米吟醸 無ろ過生原酒 2009 萩乃露 里山 純米吟醸 無ろ過生原酒 2009(ラベル)
ほ~、きちんとした吟醸香です。
親爺好みの結構な甘み。60%ですが余計な粘り気はなく、綺麗な甘口です。
酸は弱めで、キレの良さとかピチピチ感はないですが、まろやかで落ち着いた味わい。

正直、いつも食べてるあのお米で、こんなにちゃんとしたお酒ができるのか~。
酒造好適米でなくても、こんなに綺麗で美味しいお酒ができるんだ。と感心してしまう。
コシヒカリをここまでのお酒に醸すには、きっといろんなご苦労や努力があったのだろう。

蔵のコンセプトは、”まろやかで旨みがありしかも後味のすっきりとした酒、一度飲めばもう一度飲みたくなる酒”。よ~く伝わってくる。

綺麗な空気と比良山系の清冽な伏流水、それに原風景の棚田で栽培されたコシヒカリ。
里山の恵みと造り手の想いが、まさにこの一升瓶に詰まってる。

【萩乃露 里山 純米吟醸 無ろ過生原酒 20BY】
・原料米:こしひかり(100%)、精米歩合:60%、酵母:?
・アルコール分:16% 、日本酒度:-3、酸度:1.6、アミノ酸度:?
・製造年月:平成21年月5月
・価格:2,940円(税込)/1.8L

【株式会社 福井弥平商店】 創業寛延元年(1748年)
・所在地:〒520-1121 滋賀県高島市勝野1387-1、TEL:0740-36-1011
・最寄駅:JR湖西線近江高島駅(徒歩3~4分) ⇒ 福井弥平商店の地図
・代表者:福井 弥平(たぶん、当主は代々「弥平」を襲名)、専務:福井 毅
 杜氏:中倉 恒政(能登杜氏)
・蔵見学:OK

【購入したお店】 ⇒ 矢島酒店


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2009/07/29(水)
なぎら健壱さんの本のご紹介。

① 『東京 酒場漂流記』 (ちくま文庫、95年8月、税別:720円)
 単行本は83年の出版なので結構古い。なので、移転したり代替わりしたお店、改装して趣が変わったお店もある。
 また、文庫本出版時点(95年時点)ですでに廃業されているお店もある。

東京 酒場漂流記
なぎら氏が友人のイラストレーター:栗山邦正氏と呑み歩いたお店の数々。
この本のためにお店を探したのではなく、元々二人で漂流していたお店の紹介である。
お店の歴史・エピソードやなぎら氏の思い出が随所にちりばめられ、1軒あたり20ページほどの読み物になっている。単なるガイドブック的な酒場紹介とは違う。。
もちろんイラストは、同行者の栗山邦正氏の筆。

東京 酒場漂流記2
そんな中、改めて読むと立石の名店「宇ち多゛」が興味深い。
お会計の時、まるで店員がお客一人一人の呑んだ酒の種類と数を覚えているかのように素早い。
不思議に思ったなぎら氏が質問すると、「うちは常連さんが多いでしょ。その人たちの飲む酒の種類と量は決まっているから、『お勘定』ってくれば、すぐに計算できちゃう。だから初めてのお客さんやたまのお客さんをマークしていれば、それですんじゃうんですよ。」
そして、”ほとんどの人が自分の飲む量をわきまえていて、梅割り三杯なら三杯飲むと、きれいに腰を上げて店を出て行く。だから待つ方も並んで待つことができるのである。
・・・今でもこうなのかなぁ。こうあって欲しい。カッコいいなぁ。


② 『なぎら健壱の東京居酒屋 夕べもここにいた!』 (毎日新聞社、07年3月、税別:1400円)
夕べもここにいた
こちらは、ガイドブックである。ただし、普通のガイドブックではない

この本で紹介される店も日頃なぎら氏が顔を出す居酒屋でごく普通の市井の店である。
ただ、”ここで紹介した店は、自分とその店の間に歴史があり思い入れがある。それは残念ながら、みなさんと共有できないかもしれない。こうした居酒屋は、嗜好品であるから、ということを分かっていただきたい。”
つまり、この本はなぎら氏の嗜好する居酒屋のガイドブックなのである

夕べもここにいた_佐原屋本店
1軒につき見開き2ページ。その半分が写真。
東京を「東南部」「東北部」「西部」「都心部」の4章に分け、
桜なべみの家(森下)・大衆酒場山利喜(森下)、捕鯨船(浅草)・肉の大山(上野)、
いせや(吉祥寺)・さいき(恵比寿)、秋田屋(浜松町)・ランチョン(神保町)などなど・・・
が、なぎら氏の思い入れや歴史とともに紹介されている。


③ 『なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店 絶滅食堂で逢いましょう
                           (徳間書店、08年10月、税別:1500円)
絶滅食堂で逢いましょう
上記②が「大衆酒場」編とすれば、こちらは、その「大衆食堂」編である。

雑誌『食楽』の06年5月号~08年7月号に掲載された、同名の連載を単行本化したもの。
1軒あたり見開き4ページで、そのおよそ半分は写真とその解説から成る。

絶滅食堂で逢いましょう2
絶滅食堂の定義は、「いまどきの流行の店でもなければ、カリスマシェフもいない、時代に逆行したマイノリティな店。それゆえ、町の人々に深く長く愛され、空気のようにほんわかと親しまれ、無くてはならない存在のお店。」
そうしたお店が25軒、逆行した時代を巻き戻すように、今と昔を繋いで紹介されている。


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2009/07/26(日)
7月19日(日)に届いた、而今 純米吟醸 千本錦 火入れ。
昨年の蔵出しは5月でしたが、今年は7月の蔵出し。

<スペック比較>
千本錦火入れスペック
アミノ酸度が低くなってますね。一般的には、アミノ酸度が高いとコクのある旨み、低ければ軽い味わいのお酒になると言われてます。

呑んでみる。。
而今の火入れは、ほんとにフルーツの香りですよ。いい香り。
柔らかなフルーツのような口当たりなのに、味蕾(みらい)を開かせるような刺激的な酸。
ジューシーにパッと弾けた後に広がる柔らかなフルーツの甘味。これがお米の旨みか。
それが気持ちよくのどを通りすぎる時に、スーッと抜ける含み香が余韻を楽しくさせる。

アミノ酸度の違いなんか分からないが、19BYで感じた複雑な穀味が洗練され、20BYはより繊細で綺麗な美味しさを感じますね。これは、八反錦でも感じられました。

これは、旨いっす! MK3五百万石も旨かったけど、こっちの方が一枚上かな。
而今 千本錦火入れ、もう一度 旨いっす!

而今 千本錦火入れ 20BY 而今 千本錦火入れ 20BY(裏ラベル)
こんど、千本錦火入れvs八反錦火入れ の呑み比べしよう!っと。
そしたらまた、ご報告いたします。お楽しみに。
(ちなみに生は、八反錦の勝ちだった。その時の感想はこちら → 八反錦無濾過生


【而今 純米吟醸 千本錦火入れ 20BY】
・原料米:千本錦(100%)、精米歩合:55%、酵母:自社9号
・アルコール分:16% 、日本酒度:+1、酸度:1.5、アミノ酸度:1.1
・製造年月:平成21年07月
・価格:3,150円(税込)/1.8L

木屋正酒造合資会社】 創業文政元年(1818年)
・所在地:〒518-0726 三重県名張市本町314-1、TEL:0595-63-0061
・最寄駅:近鉄大阪線名張駅(徒歩10分) ⇒ 木屋正酒造の地図
・代表者:大西 和夫、杜氏:大西 唯克
・蔵見学:現在NG。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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2009/07/24(金)
ワインデキャンタージュというのがある(そうです)。
(ワインを、ボトルから直接グラスに注ぐのではなく、いったんデキャンタと呼ばれる(広口などのガラス)容器に静かに優しく移す作業のことだ(そうです)。これにより、①ワインの澱を除き見た目も綺麗で雑味のない本来の味を提供する ②空気に触れさせることで眠っていたワインを目覚めさせ香りを開かせるのだ(そうです)。)

これをもじって、日本酒にはお燗タージュというものがある。
燗酒に空気を含ませることで、お酒を軽やかでまろやかな味わいに変える魔法のお燗。
Sakezukibito さんがご存じないとの事だったので、ご紹介させて頂きます。)

日本酒ファンの方々、ぜひご覧になって下さい。(3分5秒です。)
3分後には、今度お燗してみよう! と思われてるはずです。
(お急ぎの方は、1分~2分半まで、ここがメインです。)



いかがでしたか。
お燗、いいですよねー。お燗タージュ、したくなりますよねー。

飲み人が、親爺の敬愛する太田和彦氏、
お店は阿佐ヶ谷の名店「善知鳥(うとう)」とマスターの今さん。
(週末は2ヶ月先まで予約で一杯。親爺も何度か行きましたが、いまだ入れず。)


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2009/07/22(水)
  而今 五百万石無濾過生と三重酵母おりがらみ を呑み比べ。
CIMG26702.jpg
    (左)五百万石 無濾過生【MK3酵母】 (右)三重酵母おりがらみ【MK1酵母】

<五百万石 無濾過生【MK3】>
而今の特徴であるフルーティーな香りがばっちり。とても華やかで美味しそう。
透明感のあるジューシーな甘味と果実酸のキレ。すっごく旨いっす。

<三重酵母おりがらみ【MK1】>
比べてみるとフルーティとは言い難い吟醸香です。控え目に感じます。
それとちょっとアルコールを感じさせる人工的な香りつけのような印象。。
強めの甘味は同じですが澱が絡むのでトロリと重みを感じます。キレよりもコク。

フレッシュな感じのアイドル女優 vs ちょっと芝居がくどい実力派女優 といった感じ。
親爺の好みは、MK3に軍配!(MK1は澱がない(芝居がくど過ぎない)方が、旨いのかも。)

酵母と精米歩合以外は全く同じと言ってもいいくらいのスペックなのに。
酵母と精米歩合の違いって、凄いんだなぁ。
   無濾過生

おりがらみ

原料米

五百万石

精米歩合

55%

60%

アルコール度

17%

酵母

MK3

MK1

日本酒度

+1

酸度

1.5

アミノ酸度

1.1

1.2

 

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2009/07/20(月)
面白い名前のお酒だ。 “わ”が三つで、「和和和(わわわ)」。
和和和 美山錦 肩ラベル

一部巷(ちまた)では、このお酒をクールファイブなお酒と呼ぶらしいです・・・。

  ♪ あなた ひとぉ~りぃに~ “ わわわわー ”
     かけぇ たぁ~こ~~い~ “ わわわわー ” ♪

というわけで、面白いことを言うもんだ。・・・でもこれじゃ、“わ”が四つになっちゃうよね。
やっぱり、親爺世代は “わ”が三つ と言えば、↓ このミツワ石鹸のCM。

すっかり脱線してしまった。。。


こちらは避暑地 軽井沢の近く、信州は佐久の中山道沿いにある老舗酒蔵 古屋酒造
主要銘柄は、深山桜浅岳 軽井沢 です。
      (左はながの県酒販さんの、右は佐久物産振興会さんのHPからの転載です。)
03a.jpg tenpo.jpg

この蔵の跡取り息子さんが修業から実家蔵に戻り、2007年に立ち上げた新銘柄が、
和和和(わわわ)」。
・・・「和(わ)の心で、和(やわ)らぎ、和(なご)んでほしい。」という想いからだとか。

まだ三造りで、今年は仕込がタンク6本(合計わずか40石)だそうです。
昨年の「長野 酒メッセ in 東京」で見出され、有名酒販店のはせがわ酒店が取り扱われるようになって、注目を集め(はじめ)ているみたい。

和和和の生原酒には、いずれも金沢酵母使用で米違いの「純吟 山田錦」「純吟 美山錦」「特純 ひとごこち」の3種類あるようですが、今回呑むのは、純吟 美山錦。
和和和 純米吟醸 美山錦 生原酒 20BY 和和和 純米吟醸 美山錦 生原酒 20BY 裏ラベル

立ち香は結構華やかで、ちょっとエステル系。(この表現、kutata さんに教わりました。)
最初の口当たりは柔らかくトロミ感あり。
でも、含んでいると活性感が感じられ、まるで新鮮な果汁感のあるシャンパンのよう。
鼻に抜ける高めの吟醸香に、抑えめな酸味が重なり不思議な味わいを醸す。。
のど越しは清楚で食中酒向きのような。でも、もう一度押し戻すかのように吟醸香。

生酒らしいフレッシュ感を出しながら、一方で生と感じさせないような落ち着いたトロミ。
伯楽星の特純と三好菊の特純を合わせたような感じ。それにしても不思議なお酒です。
そういえば、金沢酵母は、酸が少なくあっさりとした綺麗な味わいが特徴でしたね・・・。

初日はちょっと香りが立ちすぎたかな。
数日経って香りが落ち着いた時が、和和和の本当の姿を見せる時か?


で、跡取り息子(常務、自称:醸務)さんのお名前が、荻原 深(おぎはら ふかし)さん。
お名前は、やっぱり山桜からとったのでしょうかねぇ?おっと、また脱線だ。酔って候。


【和和和 純米吟醸 美山錦 生原酒 20BY】
・原料米:長野県産美山錦 、精米歩合:55% 、酵母:金沢酵母(協会14号)
・アルコール分:17%以上18%未満 、日本酒度:+2 、酸度:1.9
・製造年月:平成21年7月
・価格:税込み2,798円(税抜き2,665円)/1.8L

株式会社 古屋酒造店】 創業明治24年(1891年)
・所在地:〒385-0025 長野県佐久市塚原411、TEL:0267-67-2153  
・最寄駅:JR長野新幹線佐久平駅(駅から1kmほど) ⇒ 古屋酒造の地図
・代表者:荻原 拓次、常務:荻原 深、杜氏:中島 一男(佐久杜氏)
・蔵見学:??

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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2009/07/18(土)
親爺の本棚に、分厚く大きな本がある。
22年前からずっと、ここ↓ に鎮座する。
CIMG26822.jpg

箱ばかり大きくて、本体はそんなに大きくない。通常のハードカバー(A5版)サイズ。
CIMG26812.jpg
中身は、ブランデー(コニャック)。カミュのブック型ボトルのナポレオン。

当時(1987年)は、舶来品(←これも死語になりました。)のブランデーは超高級品。
海外旅行に行った男どもは、たいていお酒かたばこをお土産に買ってきたものです。

親爺も新婚旅行で買ってきた。
息子が二十歳になったら一緒に呑もうとか、・・・そんな夢と憧憬を抱いて買いました。
カミュ
でも今考えると、ブランデーは蒸留酒なので、樽貯蔵の間は熟成が進むけど、瓶詰めされた時点で熟成はストップ。
何年経とうが、状態が良くなる(味や香りが良くなる)かも、・・・なんてことは多分、ない。
むしろ長期保存は、保管状態によって酒質が劣化する。 (残念!

紫外線の心配はないけど、22年間本棚で常温保存だからなー。呑んでも大丈夫か??

そんな悩みに関係なく、息子は来年の今頃二十歳になる。


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2009/07/16(木)
三鷹の旨い店で、夏吟の酒の会をやるという。親爺も、ノコノコ行ってきました。
夏の吟醸
本日のラインナップは、北は青森~南は大分までの夏の吟醸×全11銘柄。

夏の吟醸2 小左衛門の後ろに、尾瀬の雪どけ。
死角になっているが、龍神の後ろが橘屋、ちえびじんの真後ろに会津中将が隠れてる。

CIMG2629.jpg ← 詳しいラインナップは、こちらをどうぞ。
 マスターも誤記に気づいていたが、白瀑の山本合名会社は、岩手県ではなくて秋田県。
 それと龍神は、純米吟醸ではなくて純米大吟醸ですね。


特に乾杯酒の指定もなく、最初からお客が勝手に呑んで良い形式でした。
実際に呑んだ順番とは違いますが、以下、ご紹介。
山本(肩) 山本 山本(裏)
乾杯するならこれが良いでしょう。白瀑の山本 ドキドキ夏生
確かにリンゴ酸がきいて、グビグビと呑めてのど越しスッキリです。
調べるとお米は秋田酒こまちで、酵母は非公開でしたが、カプロ酸エチル高生産性の1601号酵母とか1701号酵母とかそのあたりか。

八仙(裏) 肝心の胴ラベル、写真に撮りそびれました。
陸奥八仙の夏吟醸は、山本に比べるとかなり甘口です。
でもアルコール度数が13度台と低いので、ベタつきも気にならず、キンキン冷え冷えで美味しく呑めました。

橘屋 橘屋(裏)
宮城の川敬商店の橘屋 山廃のうすにごり生詰。ちょっと珍しい。
うすにごり生で夏っぽさを演出していても、そこは山廃。
ちょっと濃厚で、山廃特有のきつめの酸味。好き嫌いが分かれそう。親爺はOKでしたが。

石鎚 石鎚(裏)
夏吟としてはこれが一番だったでしょう。石鎚 槽搾り
夏吟のスッキリとしたお酒と言うよりも、透明感がありふっくらと綺麗なお酒。
今日のラインナップの中では日本酒度が高い方だけど、辛口ではなく旨口。
石鎚は掛に松山三井を使うけど、ALL山田の夏吟を呑みたいと思うのは親爺だけか?

小左衛門 小左衛門(裏)
これは、さすがの小左衛門 純米吟醸でした。夏吟と呼ぶにはもったいない。
香りもよし、親爺好みの爽やかな甘味。ALCも16.2度あり、本格派の旨い純吟でした。
最初の冷え冷えでも良し、室温に戻ってもなお良し。

龍神 龍神(裏)
そして本日のメインを選べと言われたら、これでしょう。龍神 亀の尾 生詰
夏酒とは一線を画した濃い~お酒。米の旨みたっぷりです。
その分39%まで磨いた綺麗さは少なく感じますが、フルーティな香りが心地良いです。
これは、冷え冷えよりも少し室温に戻した方が抜群に旨かった。
飽きを感じさせるお酒もある中、こいつは何杯でも飽きることなく盃が進みました。

お酒ばかり褒めてると、料理人のマスターに叱られる。
CIMG2646.jpg お造り。いつもながら刺身は完璧。旨い。
CIMG2655.jpg 鮑とこのソース、出色の出来。最高に美味しい。
CIMG2659.jpg 夏の岩ガキ。カキが嫌いな親爺でも旨かった。
その他に、お椀代わりのすりおろしピーチだとか、美味しいものが沢山ありましたが、呑む方に忙しく・・・。許してね、マスター。ごちそうさまでした。あー、酔って候。

【呑んだお店】 ⇒ 一(いち):三鷹
           (お店の公式HPは無いようなので、親爺の訪問記をご参考までに。)


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2009/07/13(月)
九州の小京都のひとつ、大分県は杵築市。
南台/北台と呼ばれる南北の高台にある武家屋敷とその谷間に挟まれる商人町から成るサンドイッチ型の城下町です。    (↓この2点の写真は、杵築市観光協会からの転載です。↓)kituki35.jpg suyanosaka.jpg
10数年前に親爺も訪れたことがあります。いいところです。
右は酢屋の坂といいまして、ここを下った左の角に古い煉瓦の味噌醸造蔵がありました。

そんな風情の城下町に明治7年より続く「中野酒造」。

地産率100%を掲げ、地産地消に取り組んでいるので米はもちろん地元農家のお米
凄いのは仕込水。従来使っていた井戸が枯れ始めた時、あくまでも地元の水にこだわり、敷地内に新しい井戸を掘削。地下200mから湧き出た水がpH8.2の弱アルカリ性の軟水。
中野酒造井戸 ←この写真は中野酒造HPからの転載です。
この水を出品したところ、2006年から3年連続でモンドセレクション最高金賞
(モンドセレクションンには “水” の部門まであるんだ。。(笑 )
今では「杜氏の命の仕込水」という名で販売され、全国のイトーヨーカドーで買えるとか。
敷地内の水飲み場は市民に無償開放されており、暑い夏には学生達がのどを潤したり、誰でも自由に飲めるという。商売だけじゃなく、ちゃんと資源の地域還元も図っている。

智恵美人 智恵美人(裏ラベル)

主銘柄は「智恵美人」。・・・初代当主の細君の名をとったとか。
近年、蔵元のご子息(次期、6代目蔵元)が酒造りにかかわるようになり、ラベルも6代目が考案したというのが「ちえびじん」。

華やかな香りではありません。今風のフルーツ香ではなく、昔風のお酒のイメージ。
65%の低精白特有のモチモチ感がありながら、ALC15%の軽やかな呑みやすが同居して、ちょっと不思議な食感と呑み心地。
甘くはないですが、濃厚でしっかりとした味。
何というお米か分からないのが残念ですが、このお米の味は面白い。

含んだ時はちょっと重いかなーと感じますが、呑みやすく、それでいて旨みたっぷり。
ハジメ重くて、ナカ軽め、最後はスルリ。でも味しっかり。面白いなぁー。

ちなみに、杜氏の小野 東一氏、佐賀県の五町田酒造(主銘柄「東一」)の勝木 慶一郎杜氏の一番弟子なんですと。
小野 東一 って本名なのでしょうか?? 本名だったら、でき過ぎのようなお話ですね。


【ちえびじん 生詰 純米酒 20BY】
・原料米: ? 、精米歩合:65%、酵母: ?
・アルコール分:15度
・日本酒度:+3、酸度: ? 、アミノ酸度: ?
・製造年月:平成21年7月

有限会社 中野酒造】 創業明治七年(1874年) 九州の小京都:大分県杵築の蔵
・所在地:〒873-0002 大分県杵築市大字南杵築2487-1、TEL:0978-62-2109 
・最寄駅:JR日豊本線杵築駅(車で10分ほどとか) → 中野酒造の地図
・代表者:中野 勢三(五代目)、杜氏:小野 東一

【呑んだお店】 ⇒ 一(いち):三鷹
           (お店の公式HPは無いようなので、親爺の訪問記をご参考までに。)

 
ご心配くださった皆様方、本当にありがとうございました。
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2009/07/12(日)
皆様へ

お騒がせしてすみませんでした。 ヾ(_ _*)ハンセイしてます

特にお見舞いいただきました皆様(kutata様、知志様、ちろり様、呑太様、年三様、cordis様、sakezukibito様、5人のおかん様、ぽんちゅう様、のんべえ様、ゆうり店主様)、あたたかいお言葉、本当にありがとうございました。

おかげさまで体力・気力 復活です。
親爺ブログも、明日から更新の予定です。
皆さまのブログにもまたお邪魔させて頂きたいと思います。

お礼代わりに、酒販店からのメール情報をひとつ。
「而今 千本錦火入れ、7月15日頃から蔵出し予定です。」
やっぱり、昨年より蔵出しのタイミングを後ろにずらしてたのですねぇ。

これからもよろしくお願いします。 <(_ _)>どうぞヨロシク。


   酒呑親爺


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2009/07/06(月)
“散居(さんきょ)”集落で有名な、富山県は砺波平野。今はチューリップで有名。
                        (この写真は、富山のふるさとページからの転載です。)
  散居村
散居(さんきょ)集落とは、“垣饒(かいにょ)”と呼ばれる屋敷林(おもに杉林など)に囲まれた稲作農家の家々が、平野一面に碁石を散りばめたように分散点在する村のこと。
(なんでも、砺波平野(富山県)/出雲平野(島根県)/胆沢平野(岩手県)を、日本三大散居村と呼ぶそうで。)

その砺波の散居集落に、江戸幕末から続く老舗酒蔵、「若鶴酒造」。 
文久2年より酒造業を始め、大正7年に若鶴酒造株式会社として会社組織化。
その4年後(大正11年)に建てたのが、この↓清酒 大正蔵。
kuramoto01_20090704143316.jpg 日本吟醸酒協会)からの転載です。

若鶴酒造が1999年に立ち上げた新ブランド「苗加屋」。
「苗加屋」とは、この地の地名でもあり蔵の屋号でもあるという。
米と麹の香り酒本来の甘さや酸味を生かした無濾過生で、当初から東京のマーケットを意識した限定流通銘柄。そのため蔵元HPにも商品掲載がない

水は、庄川の北アルプス山系の伏流水。
米は、2008年に品種・商標登録されたばかりの富の香(とみのかおり)。
08年度は富山県内で実験的に8ヘクタールほど栽培されただけの新品種です。

気温の低い富山で山田錦を栽培すると、良質な米と収量の確保が困難で、
そこで「山田錦富山県が開発した「雄山錦を交配、問題点を改良したのだそう。
心白部分が多く山田錦に匹敵する醸造適性を持ち、収量も山田錦より多いという。
富の香は、味はまろやかで、香りが豊潤なのだそうだ。

苗加屋 苗加屋(裏ラベル)

・香りはやや控えめのフルーツ香。
・含むと一転、生原酒らしい、濃い~感触。そして結構甘い。濃醇甘口。
 “富の香は、味はまろやかで、香りが豊潤”とあるが、親爺には逆だな。
 香りは控えめだけど味は濃醇。
・そして後半にこれまた原酒らしいしっかりした酸。
 これが呑み切りのキレを演出していて、余韻は終(しま)いの辛口感・・・。
 (日本酒度不明だけど、スペックより辛く感じるのだと思う。)
 これで濃い~感じと強めの甘さとのバランスをとってるのかな。

製造量7000石(一升瓶換算70万本)の地方の大手蔵。
最近の各種受賞履歴も凄いもんだ。
 ・全国新酒鑑評会 平成11.13.14,16.17.19.20年度 金賞
 ・金沢国税局酒類鑑評会平成20年度優秀賞受賞 金沢局10年連続受賞

若鶴酒造、苗加屋、覚えておこ。


【苗加屋 特別純米 無濾過生原酒 20BY】
・原料米:富山県産 富の香(100%)、精米歩合:55%、酵母:協会1401号(らしい)
・アルコール分:18度、日本酒度:?、酸度:?、アミノ酸度:?
・製造年月:平成21年04月

若鶴酒造株式会社】 創業文久2年(1862年)、
・所在地:〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208番地、TEL:0763-32-3032 
・最寄駅:JR城端線油田駅(駅のすぐ前) → 若鶴酒造の地図
・代表者:吉瀧 秀一 、杜氏:米山 弘(越後杜氏)
・蔵見学:OKみたい。

【呑んだお店】 ⇒ 酒豪の集い 水月 MITSU. (寡黙なマスターの造る美味い店。)
             

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2009/07/04(土)
8種類目の飛露喜を呑んどります。
飛露喜純吟山田20BY胴肩ラベル2
皆様からの情報によると飛露喜は10種類あるとの事。
その中で、酒米の肩ラベルを貼ってるのは「愛山」「雄町」そしてこの「山田錦」の3種類。
(肩ラベルのない飛露喜は、五百万石や山田+五百を使っているようだが、スペック未公開なので詳細は不明。)


飛露喜と而今、どちらも親爺の大好きな酒。
飛露喜山田と而今九号火入れ2
違いを一言でいうならば・・・、
  而今はフルーツ、飛露喜はスイーツ。
  而今の引き際がキレならば、飛露喜の引き際はフェードアウト。
  而今が若々しい直線ラインなら、飛露喜は大人っぽい丸みを帯びたライン。

この飛露喜、上立ち香は・・・、やっぱりチョコレートスイーツ。
山田錦100%ですが、口当たりも柔らかく香りとともにスーっと心地よい。
棘(とげ)のないまろやかな綺麗なラインが広がりながら、上品で落ち着いた甘味が。
そしてほのかなビターを思わせる酸が、バランスをとりながら甘味にコクをだす。。

大人向けのチョコレートスイーツ。
特純とはまた一味違う。これが肩ラベルの飛露喜だねぇ。旨いっす!

飛露喜 純吟 山田 20BY 飛露喜純吟山田20BYスペック
1996年、杜氏が高齢のため引退。
翌年、先代(八代目蔵元)である実父と造りを始めるが1年後にその実父が急逝。現代表の廣木健司さんが杜氏として蔵を継ぐ。
日本酒プロデューサーの中野 繁 氏が、“飛・とぶ/露・つゆ/喜・よろこぶ=喜びの露がほとばしる”として、飛露喜と命名。(詳しくは、こちらをどうぞ。→ 中野 繁の多酒創論
1999年、飛露喜 発売と同時にあっというまに大ブレーク。


【飛露喜 純米吟醸 山田錦20BY】
・原料米:山田錦100% 、精米歩合:50% 、酵母:?
・アルコール分:16度 、日本酒度:? 、酸度:?
・製造年月:平成21年6月
・価格:3,780円(税込)/1.8L

【(資)廣木酒造本店】 創業江戸中期、文政年間?
・所在地:〒969-6543 福島県会津坂下町字市中二番甲3574、TEL:0242-83-2104  
・最寄駅:JR只見線会津坂下駅(徒歩10分くらいか?) ⇒ 廣木酒造の地図
・代表者兼杜氏:廣木 健司(九代目蔵元)、蔵見学:ダメみたい。

【購入したお店】 ⇒ 杉浦酒店

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2009/07/02(木)
而今の呑みくらべをしたら、コメント多数いただいので、
7月は、而今の呑みくらべシリーズで行こうかな っと安易な発想の親爺。
(本当いうと、手元不如意につき新しいお酒が買えない・・・。)

で、冷蔵庫にお寝んねしてもらっていた、而今を引っ張り出し写真撮影・・・。
而今呑み比べ
実はブログのタイトル写真に使おうかと思ったが、いかんせん大吟醸が4合瓶というのが・・・、情けない。あえなくタイトル写真は却下。

開栓済みあり。(大した苦労ではないが)2本GETしておいたものあり。
我慢して呑まずにとっておいたものあり。

このラインナップで、どれとどれを呑みくらべすれば、楽しいのか??
サッパリわからん。どなたか、アドバイスお願いします。


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