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旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
2009/10/03(土)
「風の森」でファンをつかんでいる奈良県の「油長(ゆうちょう)酒造」。

古くは菜種油の精油を営み、代々 兵衛を名乗ったので屋号が「油長(ゆうちょう)」
IMG_1341.jpg 油長酒ぶた
(↑左の写真は蔵元HPからの転載です。)
慶長年間より製油業を営み、酒造業に転じたのが享保4年というから、八代将軍吉宗の享保の改革の時代です。こちらのお蔵も時代劇の世界ですね。

仕込水は蔵内にある地下百メートルの深井戸から汲み上げる金剛葛城山系の水、お米はアキツホとかキヌヒカリといった飯米を用い、酵母は全てK-7という特徴的な蔵です。
長い伝統のなか、平成に入り吟醸酒専用の平成蔵を建設。
ALL純米・無濾過・無加水の生酒をコンセプトに、風の森のブランドを立ち上げました。

今回呑むのは、「風の森 純米大吟醸 しぼり華 キヌヒカリ45」。
飯米のキヌヒカリを45%まで磨いたお酒です。
(ちなみに、平成20年度の飯米(水稲うるち米)の作付面積上位BEST5は、①コシヒカリ ②ひとめぼれ ③ヒノヒカリ ④あきたこまち ⑤キヌヒカリです。キヌヒカリは、普通にご飯で食べてるお米なんですね。)
風の森 純米大吟醸 しぼり華 20BY(肩ラベル)
肩ラベルの「しぼり華」とは、搾り機に圧を加えずに流れ落ちたお酒のこと。

「風の森」はその搾り方によって、以下のように分類され肩ラベルに記載されるみたいです。
・しぼり華:搾り機に圧を加えずに流れ落ちるお酒
・しずく酒:袋吊りで自然に垂れ落ちるお酒
・斗瓶採り:袋吊りで搾り、そのまま斗瓶貯蔵
・笊籬採り(いかきどり):袋吊りの欠点を補う蔵元独自の技法。→ 笊籬採り


開栓時は「シュゥッ ポン!」と威勢がいいです。その後すぐに甘みを感じる良い香り。。
滑らかな口当たりなのに、舌の上ではピチピチとしたフレッシュ感。
音といい舌触りといい、炭酸ガスが溶け込んでいる感じです。
スゥーっと抜ける含み香は、ラムネのような。。

しっかりとした甘味がジュワッと広がった後に、渋・苦・辛の味が見え隠れ。
そのせいか、「膨らみ」とか「幅」というよりも“ボリューム”を感じます。
単に甘いだけでない、複雑な味(お米の旨み?)を感じます。
45%精米ながら、大吟の透き通った透明感ではなく、純米のような骨太さとコク。

でも、喉ごしは爽やかで余韻も綺麗。コストパフォーマンスもなかなか。

風の森 純米大吟醸 しぼり華 20BY 風の森 純米大吟醸 しぼり華 20BY(裏ラベル)

【風の森 純米大吟醸 しぼり華 20BY】
・原料米:奈良県産キヌヒカリ100%、精米歩合:45%、酵母:K-7系
・アルコール分:17度以上18度未満、日本酒度:+4、酸度:1.7、アミノ酸度:?
・製造年月:2009年2月
・価格:2,940円(税込)/1.8L

油長酒造株式会社】 創業享保4年(1719年)
・所在地:〒639-2225 奈良県御所市中本町1160、TEL:0745-62-2047
・最寄駅:近鉄御所線近鉄御所(ごせ)駅(下車徒歩8分) → 油長酒造の地図
・代表者:山本 長兵衛(12代目) 、 杜氏:岡田 隆博(但馬杜氏)
・蔵見学:あり?

【購入したお店】 ⇒ 酒のさいとう


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