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旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
2009/10/17(土)
石見銀山の南、島根県のほぼ中央に位置する「加茂福酒造」。

平成6年を最後に杜氏制度を廃止し、蔵元と社員による酒造りをスタート。
ハイテク設備のインフラ導入を進める一方、自社田で原料米(山田錦)も栽培する。
かと思えば、蔵内にスピーカーを設置しバロック音楽やジャズピアノを流し続け、お酒に音楽を聞かせるのではなく空気振動を与えて微生物の増殖を促進しているのだとか。。
加茂福酒造1
                                   (↑写真は蔵元HPからの転載です)
古代酒や低濃度酒などの実験的な酒造りも行い、「悪(ワル)乃代官」や「死神」など奇抜なネーミングで我ら酒呑みの度肝を抜いている、面白いお蔵さんです。

今回呑んだのは、「裏死神 純米大吟醸 杉浦すぺしゃる」。
通常の裏死神が大吟の責めの部分なのに対し、杉浦スペシャルは大吟の中取りの斗瓶囲いという贅沢なもの。

いかにも旨そうな、而今にも似たフルーティーな香り。
色も、驚くほど澄みきっている。さすが大吟醸の中取り。

ちょっと怖いもの見たさ的な緊張で含む。・・・こりゃぁ旨い!びっくり。 !?(゚〇゚;)マ、マジ !?
もっとアクの強い、好き嫌いが分かれるようなお酒かと思いきや、なんと美味しい。。
馥郁としたフルーツの甘味がたっぷりで。。香りといい、なんだか而今に似ている。
裏死神と而今山田 という事で而今と。
写真だと分かりませんが、而今の方が無濾過のような微かな黄濁色がかった色。
裏死神は本当に綺麗な澄みきった透明。

香りはよく似ている。親爺のばか鼻では、交互に嗅いでも香りの違いがわからんほど。
・・・でも含むと・・・、あっ!やっぱり違うものもですね。

而今が柔らかい口当たりに対して、裏死神は新酒のようなピリピリとした口当たり。
膨らむようなたっぷりの甘味はよく似ているが、甘味の種類そのものがちょっと違う。
倅(せがれ)が言いました。「而今はメロン裏死神はイチゴ。どっちも旨いね」。
裏死神は、甘味の後に口当たりと同じくピリピリっとした切れで見事に〆ます。

裏死神。
そのオドロおどろしい名前とラベルからは想像できないほど、綺麗でフルーティーなお酒。
親爺にとっては、ど真ん中のストレート。
見事に裏切られました。見事にやられました。そして、味でも度肝を抜かれましたとさ。

裏死神杉浦スペシャル 裏死神杉浦スペシャル20BY(裏ラベル)

【裏死神 純米大吟醸 斗瓶取り(杉浦すぺしゃる) 20BY】
・原料米:山田錦(100%)、精米歩合:40%、酵母:不明
・アルコール分:17.0度以上18.0度未満、日本酒度/酸度/アミノ酸度:どれも不明。
・製造年月:平成21年10月
・価格:3,780円(税込)/1.8L

加茂福酒造株式会社】 創業大正11年(1922年)
・所在地:〒696-0102 島根県邑智郡邑南町中野2405、TEL:0855-95-0318
・最寄駅:JR三江線因原(いんばら)駅下車
・代表者:吉賀 憲一郎 、 杜氏:杜氏制度廃止。(蔵元と年間社員による酒造り)
・蔵見学:??

【購入したお店】 ⇒ 杉浦酒店


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