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旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
2009/10/31(土)
水は中央アルプスの伏流水、米は全量地元産美山錦、ほぼ全量(95%以上)地元販売。
「地産地消」「酒造りはまちづくり」を理念とする信州駒ヶ根の「酒造㈱長生社」。
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創業は記録で遡れるところでは明治16年だがもう少し古いかも。会社設立は大正9年。
杜氏を務める次期蔵元(現専務)で5代目です。

珍しいことに、杜氏を雇わずに初代蔵元(社長)が自ら杜氏として酒造業を開始。会社設立時には賀茂鶴酒造の指導を受け、その5号蔵を参考に建てた仕込蔵が現在も残る。
銘柄も加茂の一文字をもらって「信濃鶴」。信濃鶴

跡取り息子(現在の専務取締役杜氏)が家業に入り、蔵の生き残りをかけて本物の日本酒=純米酒を強く志向。10年以上の努力の結果、平成14年に全量純米蔵を宣言。しかも全量長期低温発酵の吟醸造りです。
ラインナップは、精米60%の純米、55%の特別純米、39%の純米大吟醸の3種のみ。
今回、親爺が呑むのは「信濃鶴 特別純米」です。
信濃鶴 ラベル
素晴らしい吟醸香。香り高いです。
含むと、特純でイメージするようなコクのあるタイプではありません。
口当たりはサラリとして透明感も高く、とても綺麗な・・・純米吟醸のイメージです。

この蔵、凄い設備です。
大手蔵にしかないような五段式の製麹機を長野県で初めて導入したり、タンクは全て温度制御可能なサーマルタンク。
巨大な冷蔵室(部屋)があり、搾りのヤブタが冷蔵室の中に設置されているのですから。
(↑この辺については、旨酒探究!【加桝屋】店長ブログに写真入りで詳しいです。)

さすがの綺麗さです。
ただ開栓初日は、綺麗すぎるあまり(?)平坦的な感じでやや物足りません。
2日ほど経つと、さらりとした甘みが膨らみを持ち始め、ぐっと良くなります。
透明感の高さは変わらないので、くどさが出ることなく、きめ細やかな味。
ふっと消えてしまうようなキレのため、余韻はあまり楽しめませんが。

しかし、コストパフォーマンスは高いですね。
この価格で設備投資を回収できるのでしょうか?と余計な心配をしたくなるほどです。

生産石数600石。
長野県飯島町の美山錦3000俵~4000俵のうち、1000俵が長生社で醸されるという。
地域に根付いた純米酒。応援したいです。

      信濃鶴特別純米20BY

【信濃鶴 特別純米 20BY】
・原料米:長野県産美山錦(らしい)、精米歩合:55%、酵母:アルプス酵母(らしい)
・アルコール分:15~16%(らしい)、日本酒度:+2(らしい)、酸度&アミノ酸度:不明
・製造年月:平成21年08月
・価格:2,250円(税込)/1.8L

【酒造株式会社 長生社】 会社創業大正9年(1920年)
・所在地:〒399-4105 長野県駒ケ根市赤須東10-31、TEL:0265-83-4136
・最寄駅:JR飯田線駒ヶ根駅(下車徒歩5分ほど) ⇒ 長生社の地図
・代表者:北原 久爾、杜氏:北原 岳志(専務取締役杜氏)
・蔵見学:現在NG。⇒ 専務取締役杜氏の純米ブログ

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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