旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2009/11/25(水)
東京のお酒の初の家呑みです。 そして、21BY新酒の初呑みです。
多満自慢 純米原酒 しぼりはな あらばしり生酒」。
多満自慢 あらばしり 21BY(胴ラベル)

東京都福生市にある「石川酒造」で造られます。

東京都福生市は旧福生村と旧熊川村から成りますが、福生村名主の田村家が「嘉泉」の銘柄で有名な田村酒造場。熊川村の名主がこの「多満自慢」の石川家です。

(じゃぁ、「澤乃井」の小澤酒造は青梅市沢井村の名主だろう? と思って調べたら、残念ながら沢井村の名主は福島家。その旧家屋(福島家住宅)は、一般開放はされてませんが都有形文化財として保存されてました。。)

多満自慢の石川酒造に戻る。
石川家は熊川村の名主として栄え当代で17代目、福生に居を定めてから400年!
幕末の文久3年に酒造業を始め、現在の地に蔵を構えてからでも約130年。
              (↓下の写真は、石川酒造HP からの転載です。↓)
03.jpg04.jpg

敷地内には、明治期に建てられた本蔵・新蔵・雑蔵・向蔵・文庫蔵などが残り、酒林が吊るされる長屋門は230年前のものだとか。いずれも国登録有形文化財に指定されている。
まさに福生の歴史を見つめ続けてきたお蔵さんです。

蔵元HPでは歴史的な部分はよく分かるが、肝心のお酒造の情報についてはイマイチ。
杜氏さんの名前も分からなければ、原料米の情報などもほとんどナシ。

今回呑む「あらばしり」は、お米が「日本晴等」となっていますが・・・。
“ 等 ”って何ョ? 麹)山田錦80% 掛)神の穂20% とか書く親切な蔵もあるのに。
しかも日本晴って、食用米じゃなかった??

という事で、日本晴について調べる。
日本晴(にっぽんばれ)と読むんだ。
コシヒカリが誕生するまで全国作付面積1位・・・って、やっぱり食用米ですね。

程よい粘りがあるため寿司米として好まれるだけでなく、日本穀物検定協会が全国のお米の味の基準としているのが(滋賀県野洲市産)日本晴だそう。
審査員の1/3以上の人が日本晴よりも美味しいと答えたら「A」等級、過半数の人が日本晴よりも美味しいと答えたら「特A」だとか。

しかも、日本の稲ゲノムプロジェクトで稲のゲノム解読に使われた品種でもある。
味も遺伝子も日本の米の基準的な品種・・・って、お酒にはあまり関係ないですね。。

多満自慢のお酒に戻る。
多満自慢キャップ 酒ぶたはめでたく角樽のマーク。
軽やかなフルーティーな香りです。あまり派手ではなく穏やかな感じ。

「あらばしり」から想像する、新酒特有の若々しい感じよりも、落着いた秋上がりの感じ。
滓(おり)や炭酸の微発泡感もなく、すーっとした綺麗な口当たり。
すっきりした甘みがフルーティな香りとマッチして、美味しいです。

アルコール度数がこんなに高い(17~18%)のに、なんという呑みやすさ。
“きつい” 感じや、“濃い~” 感じは全くありません。
「ライト」な感覚です。「純米生ライト」みたいな。。

穏やかな香りで、苦み・辛味はほとんどなく、フルーティでライト感覚の甘めのお酒。
親爺はもちろんだが、女性にウケそう。。
でも、ALC度数は結構ある。ちょっと危険な香りのするお酒。

東京のお酒も馬鹿にできないなぁー。
なかなか、旨かったっす。

たまじまん21BY たまじまん21BY(裏ラベル)

【多満自慢 純米生原酒 あらばしり 21BY】
・原料米:日本晴等、精米歩合:60%、酵母:不明
・アルコール分:17~18%、日本酒度:+1、酸度:2.0、アミノ酸度:1.1
・製造年月:平成21年10月23日
・価格:2,604円(税込)/1.8L

石川酒造株式会社】 創業文久3年(1863年)
・所在地:〒197-8623 東京都福生市熊川一番地、TEL:042-553-0100
・最寄駅:JR線/西武線 拝島駅(タクシーで5分/徒歩だと約15分) ⇒ 石川酒造の地図
・代表者:石川 太郎(18代目?)、現当主:石川 彌八郎(創業以前から数えて17代目)
・蔵見学:要電話予約。予約人数10~30名で受付け。(土・日と11月~3月は対応不可)
・資料館:あり。見学無料。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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2009/11/23(月)
やっぱりありました!
「而今 特別純米 三重酵母火入」。而今の原点とも言うべき、「五百万石×MK1」の火入。
而今 特別純米 三重酵母火入 20BY(肩ラベル)
昨年は10月蔵出しだったのに、今年は情報もなく、20BYは造ってないのかと思いました。
でも、あったんですね~。今度こそ紛れもなく20BY最後の而今だ。

今日は、スペックだけどうぞ。
而今履歴09年11月
No.10 の特純 三重酵母無濾過生・・・こいつは、親爺未呑の幻の而今です。
どなたか(入手方法など)ご存知の方、お教え下さいませ。。 <(_ _)>オネガイイタシマス..

       (左)19BY、  (右)20BY
而今 特別純米 三重酵母火入 19BYと20BY 而今 特別純米 三重酵母火入 19BYと20BY(裏ラベル)

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2009/11/21(土)
日本酒で、一番縁起の悪い銘柄が「死神」ならば、最も縁起の良いのが「来福」か。
む 笑う上戸の 門の松」の俳句が由来だそうで、創業時からの名前だとか。

その創業は享保元年(1716年:徳川吉宗が八代将軍になった年)という、茨城の老舗蔵「来福酒造」。祖先の近江商人が良水を求め、この筑波山北西麓に蔵を構えたのだとか。
来福1来福2
         (↑Yummy Delights in 茨城 からの転載です。↑ 茨城の蔵元見学が充実してます。)
落着いた黒塀と石蔵に姿の良い茅葺門が歴史の一端を伝えます。
老舗蔵にしては珍しく(?)、蔵と自宅が離れているそうで、こちらは蔵のようです。

この来福の十代目兼杜氏が、非常に研究熱心というかチャレンジ精神旺盛というか・・・。
純米吟醸を零度以下に冷却・濃縮してアルコール分25%以上の凍結濃縮酒を商品化したり、精米歩合9%台の超大吟醸を醸したり、さまざまのお米と酵母の組合せにトライして40種以上のお酒をラインナップして・・・、毎年何かにチャレンジしている様子。

そして、20BYのチャレンジがこの「来福 特別純米生原酒 若水」なのでしょう。
来福 特別純米 生原酒 若水20BY(肩ラベル2)
何がチャレンジかというと、酵母に「おしろい花の酵母」を使ってます。
お米も地元産の若水を使用。そして、日本酒度:-11。

良い香りです。お花の香りというよりもフルーツの香り? いや、、
甘い乳製品のような、パスタにかける粉チーズ(パルメザンチーズ)のような香りか。

味も・・・甘いです。とにかく甘いです。
村祐が和菓子に使われる和三盆糖、飛露喜がビターテイストな大人のスイーツなら、
この来福はミルキーキャラメル。

ただこれだけ甘いのに、ノド越しはすっきり爽やかです。舌の上だけの甘さです。
べたついたり、ノドがキュッとするような感じはありません。すっきりしてます。

食中酒にはむずかしいですが、カネセさんのHPにあるようにデザート酒にバッチリ。
この来福だけで、すっきり甘いミルキーテイストを味わいながら・・・、もう一杯。。

来福 特別純米 生原酒 若水20BY 来福 特別純米 生原酒 若水20BY(裏ラベル)
100%自家精米。純米以上は生詰・瓶火入れ、吟醸酒以上は無ろ過・生詰・瓶火入れ、そして冷蔵庫貯蔵

花酵母研究会の会長も務める十代目は、人呼んで「花酵母の魔術師」。
その魔術師が、100以上のタンクを駆使して醸す少量仕込みの蔵。
21BYは何をしてくれるのやら・・・。

【来福 特別純米生原酒 「若水」 20BY】
・原料米:茨城県産若水、精米歩合:60%、酵母:おしろい花の酵母
・アルコール分:17%、日本酒度:-11、酸度:1.4、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成21年11月
・価格:2,625円(税込)/1.8L

来福酒造株式会社】 創業享保元年(1716年)
・所在地:〒300-4546 茨城県筑西市村田1626、TEL:0296(52)2448
・最寄駅:JR水戸線 下館駅下車(車で10分らしい) ⇒ 来福酒造の地図
・代表者兼杜氏:藤村 俊文(十代目)
・蔵見学:WELCOME。酒造り体験もあり。(どちらも要予約)

【購入したお店】 ⇒ 株式会社 カネセ商店


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2009/11/20(金)
大那のラベル、無事剥がすことができました。
大那のラベル1
こいつは、なかなか素直な奴でした。
お風呂に入れることもなく、特に苦労もなく、すんなりと・・・。
みんな、こんな奴ばかりだと楽なんだけど。。でも、そうなると親爺の楽しみが減るのか??

大那のラベル2 こうして、あっという間にファイリング完了。

親爺としては、ちょっと拍子抜けだったけど、上手く剥がれて嬉しいっす。
ばんざーい。  \(^O^)/ バンザーイ..


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2009/11/17(火)
“米は手で洗い、酒は袋で搾る。小さな酒蔵だからこそ、お届けできる酒もある。”
三重県鈴鹿山脈の麓、親子だけで醸す年間120石だけのお蔵「早川酒造」。

以前、「田光 純米吟醸 無濾過 雄町 中取り 生」を呑んでビックリ。すっかり地酒の新星を見つけたような気になりました。その田光の斗瓶取りがあると、りゅうじさんからの情報。

それが、これ。↓ 「田光(たびか) 純米吟醸 生 雄町 無濾過 吊るし搾り 斗瓶取り」 ↓
田光 純米吟醸 雄町 無濾過生吊るし搾り 20BY 肩ラベル
総生産量が一升瓶で80本限りの極希少酒だそう。
東京では、酒屋たなかやさん と 杉浦酒店の2店のみの取り扱い。杉浦さんは12本入荷で即完売。たなか屋さんは親爺が注文した直後にSOLD OUT。三重の地元の(?)りゅうじさん、情報ありがとうございました。 <(_ _)>アリガトウ..

前回がグリーンボトルだったのに対し、今回の斗瓶取りは風格のブラックボトル

フルーティな香りとは違う、決して派手すぎない心地よい香り。
やはり、グリーンボトル同様、柔らかくシルキーな口当たりです。これは田光の特徴かな。
そしてシルキーな中から香りと旨みが沁み出してくるように。。バランス良いです。

決して濃い味付けではありませんが、会席膳のお出汁のように奥深い旨口です。
グリーンボトルよりも、その旨みがのってますね。
何も引っかかるものが無く、穏やかに喉を抜け、旨みの余韻が長く楽しめます。

大きなガラスコップではなく、お猪口や盃で少しずつ味わいたいですね。
口に含んだ時の上品な香り、シルキーで深い旨み、引っ張る余韻を愉しむために・・・。

田光 純米吟醸 雄町 無濾過生吊るし搾り 20BY 田光 純米吟醸 雄町 無濾過生吊るし搾り20BY 裏ラベル

【田光 純米吟醸 生 雄町 無濾過 吊るし搾り 斗瓶取り 20BY】
・原料米:備前雄町、精米歩合:50%、酵母:非公開
・アルコール分:17度、日本酒度/酸度/アミノ酸度:いずれも不明
・製造年月:平成21年10月
・価格:3,570円(税込)/1.8L

合名会社 早川酒造】 創業大正三年(1914年)
・所在地:〒510-1323 三重県三重郡菰野町小島468 、TEL:059-396-2088  
・最寄駅:三岐鉄道三岐線梅戸井駅(駅から5kmくらいありそう。) ⇒ 早川酒造の地図
・代表者:早川 俊介、杜氏:早川 俊介/俊人(親子で酒造り)
・蔵見学:歓迎。

【購入したお店】 ⇒ 酒屋たなかや


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2009/11/14(土)
墨痕鮮やかに、「旭興 生もと純米 磨き八割八分」。
旭興 きもと純米 磨き八割八分(胴ラベル)
精米歩合が88%
・・・普段口にしている、55%とか50%の特純や純吟から比べるとほとんど磨いてない。

そのほとんど磨いてないお米は、「とちぎ酒14」という新しい品種。
栃木では五百万石中心に約60haの酒造好適米が栽培されているものの、多くの蔵元が県外産米を使用しており、栃木県オリジナルの酒造好適米が要望され開発されたもの。

とちぎ酒14の品種情報 のとおり、(母)ひとごこち、(父方の祖母)コシヒカリの血統です。
玄米タンパク質の含有量が低く、淡麗ですっきりした純米酒向け酒造好適米品種として栃木県で奨励品種に採用。松の寿や仙禽などの栃木のお蔵さんが使ってます。

怖いもの見たさ・・・までは行かないが、少し腰が引けてる感じで覗いてみる。
旭興きもと純米磨き八割八分猪口1旭興きもと純米磨き八割八分猪口2
やや黄濁しているが、思いのほか綺麗。

香りは、フルーティーな香りや吟醸香というものではありませんが、ただのアルコール臭でもなく・・・ワインのような香り??

含んでみても綺麗です。もっと、とろり感や雑味感があるのかと思いましたが、とても綺麗です。このあたり、淡麗ですっきり系とやらの「とちぎ酒14」の特徴でしょうか。

甘みが心地良いです。
生もと というとヨーグルトっぽい乳酸飲料のような風味がありますが、それもありません。
タンニンのような渋みがほんの少し。これがかえってフルーツ感を演出します。
ほんのり渋皮の中に甘い果肉が包まれてるような、そんな果物。

これが熟成すると、干し葡萄ジュースのような味わいになるわけか!
旭興きもと純米磨き八割八分常温放置 ← ただ今、常温放置(干し葡萄ジュース作成)中・・・。
カネセのグっさんがブログ(気まま日記)で言ってた。
旭興88%を1ヶ月常温放置すると、干し葡萄ジュースになるって。

・・・という事で、マネして開栓→常温放置という荒技に初チャレンジする親爺でした。
1ヶ月後が楽しみだ。。

旭興 きもと純米 磨き八割八分 旭興 きもと純米 磨き八割八分(裏ラベル)
本当に綺麗なお酒でした。精米歩合88%だなんて思えない。
しかも、この価格。親爺のコストパフォーマンス大賞です。

【旭興 生もと純米 磨き八割八分 20BY】
・原料米:とちぎ酒14、精米歩合:88%、酵母:栃木県酵母T-S
・アルコール分:16.3%、日本酒度:-2、酸度:1.7、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成21年10月
・価格:1,995円(税込)/1.8L

【渡邉酒造株式会社】 創業明治25年(1892年)
・所在地:〒324-0212 栃木県大田原市須佐木797-1、TEL:0287-57-0107
・最寄駅:JR東北新幹線那須塩原駅下車(車で30分らしい) ⇒ 渡邉酒造の地図
・代表者:渡辺 脩司 、 杜氏:渡邉 英憲
・蔵見学:通常は無しみたい。
      こちらのブログで蔵元の雰囲気わかります。→ 日本酒心chi(栃木の蔵元 渡邉酒造を訪ねる)

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2009/11/10(火)
今年(2009年)dancyuにも掲載された、栃木県那須の地酒「大那」。
てっきり大那酒造だとばかり思っていたら、蔵元名は「菊の里酒造株式会社」。
CIMG3366.jpgCIMG3371.jpg
大那は、現杜氏を務める蔵元子息が東農大卒業後、平成14年に立ち上げた新銘柄で、大いなる那須の大地が育んだお酒をを伝えたいという気持ちから名づけられた。

大那立ち上げ当初は、わずか20俵の五百万石しか酒造組合から分けてもらえなかった。
その後、地元農家との契約栽培を開始。今では大那を仕込む地元米は500俵に。
自社田での栽培にも力を入れ、この地域で初めて山田錦と雄町を栽培。那須クリーン農業研究会との契約栽培をあわせ、減農薬農法で全て米農家の顔が見える酒造好適米

使用する米の8割は那須五百万石で、大那といえば五百万石のようだが、
今回親爺が呑むのは、「大那 純米吟醸 自社田山田錦」です。
もともと小さい蔵のうえ、山田錦の扱いが少ないので、蔵出し限定600本とか。
大那 純米吟醸 自社田山田錦 20BY肩ラベル
水は那須山系天然の伏流水。洗米から仕込み・上槽まで全て手作業。
瓶火入れで、大谷石の蔵を改造した冷蔵室に全量を貯蔵するという。

上の写真では、青い胴ラベルに白いラインが入っているように見えますが、
大那胴ラベル このように白帯が胴をぐるりと一周しています。
ラベル剥がしに、腕が鳴ります。。

香りは爽やか。果実を思わせる吟醸香です。
山田らしい厚みのある旨みと味わいですが、角がとれてするりとした感じ。
ガッツリ ではなく、カッツリ。
ググゥ~ と押し寄せるのではなくて、ツィーときて膨らんで&するり。

酸を効かせて白ワインのように・・・という今はやりの路線に乗ってると思いますが、
ベースにカッツリとした米の旨みがあるのが好ましい。
そして、口当たりといい、膨らみ方といい、肴をすっきり流す切れといい、爽やかです。

究極の食中酒を目指しているそうですが、こりゃ料理ともども盃もすすむ・・・。
そしてあまり酔わない。(← 気のせいか?) 不思議だ。

製造本数は年間300石。家族三世代と従業員一人の小さなお蔵。
応援したいです。今度、那須五百万石も呑んでみよ。

大那 純米吟醸 自社田山田錦 20BY 大那 純米吟醸 自社田山田錦 20BY裏ラベル

【大那 純米吟醸 自社田山田錦 20BY】
・原料米:自社田山田錦100%、精米歩合:55%、酵母:熊本9号
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度:+3、酸度:1.8、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成21年6月
・価格:2,940円(税込)/1.8L

菊の里酒造株式会社】 創業慶応2年(1866年)
・所在地:〒324-0414 栃木県大田原市片府田302-2、TEL:0287-98-3477
・最寄駅:JR宇都宮線西那須野駅下車(車で20分ほど) ⇒ 菊の里酒造の地図
・代表者:阿久津 克彦(七代目) 、 杜氏:阿久津 信
・蔵見学:?

【購入したお店】 ⇒ 酒屋たなかや


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2009/11/07(土)
久々に、「太田 本」(太田和彦氏の居酒屋本関連)を二冊ご紹介。

東京大人の居酒屋
 左)太田 和彦 『東京 大人の居酒屋』(毎日新聞社:1,429円税別)
 右)太田 和彦 『太田和彦の 今夜は家呑み』(新潮社:1,000円税別)



左の『東京 大人の居酒屋』は、東京の居酒屋の写真入りガイドブックです。
伝統の老舗や新進気鋭の店、割烹のような高級店から昭和レトロの大衆酒場まで。。
全て太田氏おすすめの素晴らしいお店ばかりです。

掲載されているお店をご覧いただければ、納得でしょう。
・・・、神楽坂/伊勢藤、麻布/IZAYOI、自由が丘/銀魚、千住/大橋・・・、etc.
大人の居酒屋目次1大人の居酒屋目次2
                 (↑ クリックすれば拡大します。 ↑)

見開き2ページで1軒の紹介で、分かりやすい。
左頁に料理とお店の内装写真、右頁に太田氏の紹介文。
大人の居酒屋らんまん 「中野/らんまん」
大人の居酒屋銀魚 「自由が丘/銀魚」

全店とも、開店前に写真を撮ったそうで、より落着いたお店の雰囲気を漂わせてます。
頁をめくると飛び込んでくる旨そうな酒肴と太田氏の洒脱な文章。一度で二度美味しい。
居酒屋味酒覧』 と 『東京・居酒屋の四季』 の“いいとこどり”をしたような本でした。



一方、右の『太田和彦の 今夜は家呑み』は、肴のレシピ本です。
ただの肴ではなく、代々木上原/笹吟、門仲/浅七、森下/山利喜のほか
今夜は家呑み背表紙 ←こうした名だたる
お店の肴です。
それを家庭で簡単に作って、家呑みしちゃおうという魂胆です。

今夜は家呑み新八 まずは見開きで、店名と完成写真
こちらは、神田/新八の「海の幸いっぱいサラダ」と「竹輪磯辺揚げ」。
今夜は家呑み文章 次の頁で、太田氏のコメントと3行レシピ
本当に、たった3行のレシピでこんな肴が作れるのか?
元々料理のできない親爺は試すこともなく、ひたすら想像力をかきたて盃を重ねるのみ。
今夜は家呑みあん肝 最後に、お店のSPECIALの逸品が、
“これはお店で”と紹介されている。

お店とお店の合間には、「箸やすめ」と題された太田氏のエッセイがちりばめられており、これが飲兵衛にはたまらない話題ばかり。
いわく、「家呑みの作法」 「ビールをおいしく」 「日本酒をおいしく」 「酒器を愉しむ」 「つまみの初級」 「酒とつまみの相性」 「おすすめ!市販のおつまみ図鑑」 である。

料理ができなくても、とっても美味しい本でありました。


長文を最後までご覧いただきありがとうございました。
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2009/11/03(火)
20BY最後の而今。
而今 特別純米 神の穂火入」。ようやく呑みました。
而今神の穂火入W1
20BY而今の新たな試み。

今季、特而別純米九号酵母火入れを、五百万石100% → (麹)五百万石80%(麹)+(掛)山田錦20%にマイナーチェンジしましたが、それに続くチャレンジです。
まったく新しいラインナップという意味では、この神の穂だけが20BYに加わりました
タンク1本だけの仕込なので、入手困難な而今の中でもいっそう希少なもの。

「神の穂火入」と銘打ってますが、(麹)山田錦20%+(掛)神の穂80%です。
神の穂系統
お米の系統は、母方を上に、父方を下に表記するようなので、
神の穂は、(母方)越南165号+(父方)夢山水 というのが正しいでしょうね。
三重県農業研究所/伊賀農業研究室で開発され、2008年に品種登録(出願公表)されたばかりの、本当に新しいお米です。
山田錦の孫になりますが、栽培上の欠点を改良し、倒れにくく栽培しやすいうえに収穫量も多いのだそうです。
20BYは、4ヘクタール(400俵)の収穫で、三重県の12の蔵で試験醸造されました。
神の穂で造ると、味にふくらみがあるおいしいお酒ができるのだとか。

ちなみに「神の穂」という名前は、一般公募により選ばれたもので、“神の田でとれたおいしい酒米”をイメージしたネーミングだそうです。

而今神の穂利き猪口2
而今らしいフルーティな香りです。さすがです。

含むと、而今らしい瑞々しさがはじけ素晴らしい。
ただ、甘みはいつもより弱く感じます。
むしろ少なめの酸味のあと、辛味が強調されて切れて行きます。
フルーティではありますが、エッジが立ったやたらとシャープな感じの口当たりです。
初日の印象では、辛口のお酒と評する人もいるのではないでしょうか。

エッジが立ってつんけんしていたのが、2日目・3日目になると、まろやかになります。
(初日は、まだ固かったとういことか。。)
初日は而今らしい甘み・旨みが弱い感じでしたが、ぐっと而今らしくなります。
ただ、いつもの而今ような濃厚なものではなく、少し薄く淡白といった趣です。
複雑な穀味というものはなく、苦みのない辛味が後半に程よく、大西杜氏の案内状のとおりじんわりと切れてゆき、バランスの良さはいつものとおり。

フルーティーな香りと味は十分に而今らしさを表しながらも、濃厚さを控え薄味に。
芳醇旨口から少し淡麗辛口にシフトした立ち位置のようです。
その分、食にあわせやすく食中酒にも良いのかと。

而今神の穂火入W2 CIMG3252.jpg

これはこれで、親爺的には素晴らしく旨いと思うのですが、吟醸党様の情報によると神の穂は20BYだけで21BYは仕込まないのだとか。。ひょっとして、最初で最後の神の穂?
而今神の穂新聞紙 という事で1本は新聞紙にくるまれ熟成の旅へ・・・。

【而今 特別純米 神の穂火入 20BY】
・原料米:(麹)山田錦80% (掛)神の穂20%、精米歩合:60%、酵母:自社9号
・アルコール分:16%、日本酒度:±0、酸度:1.7、アミノ酸度:1.3
・製造年月:平成21年10月
・価格:2,835円(税込)/1.8L

木屋正酒造合資会社】 創業文政元年(1818年)
・所在地:〒518-0726 三重県名張市本町314-1、TEL:0595-63-0061
・最寄駅:近鉄大阪線名張駅(徒歩10分) ⇒ 木屋正酒造の地図
・代表者:大西 和夫、杜氏:大西 唯克
・蔵見学:現在NG。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋
            カネセ商店


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