旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2010/04/29(木)
いい店を見つけた。
吉祥寺の端っこ、八幡様の裏手にある、「向日葵(ひまり)屋」
でも、そんな日に限って、コンデジを持ってない。・・・と思ったら、雑誌に載っていた。
CIMG4440.jpg CIMG4447.jpg
『日本酒の選び方』という雑誌の、「名居酒屋が推奨する イチ押しの銘酒」というコーナー。

“名”居酒屋と冠がつくぐらいだから、ここに出てくる居酒屋は、「萬屋おかげさん(四谷)」「銘酒居酒屋 赤鬼(三軒茶屋)」「荻窪いちべえ」「串駒(大塚)」など錚々たる顔ぶれ。

その中に、この若いお店が堂々と紹介されている。
p25.jpg
「ひまり屋」。2008年10月オープン、まだ開業して1年半のお店である。

吉祥寺の喧騒から少し離れ、街並みが落ち着き始めた一画にシックな外観。
IMG_1203_20100429113255.jpg 鍋島の樽が目印だ。
胸の高さほどの低い引き戸をくぐると二畳ほどの玄関。そこにすでに日本酒リーチイン。
「お靴は脱ぎっぱなしで結構です。どうぞおあがり下さい。」

と丁寧に迎え入れられると、全面畳の通路を真ん中に
左側に8人ほどの逆L字型のカウンター、右手に堀こたつ式の4人掛けテーブルが2つ。
奥には、6人掛けテーブル×2卓の半個室。天井には大漁旗と威勢が良い。
店内2 店内1
カウンターの上には見た目も鮮やか、新鮮野菜と旬の魚。棚には日本酒のディスプレー。
脇のもう一つのリーチインには、鍋島・小左衛門・赤トンボ・八兵衛・一白水成 etc.
・・・これは大当たりだ。いい店だ。

店内は男性3人だけで切りまわす。みな若くて元気ハツラツ、爽やかなお店。

魚屋の息子の坪ちゃんが刺身を選んでいると、「本日のお勧めは○○です。昨日△△で上がったもので本当に新鮮で美味しいですよ。」と、なかなかはっきり。
店内へのご案内といい、魚のお勧めといい、教育もしっかり行き届く。
鯛,カツオ,つぶ貝をたのむと、確かにどれも一流、特につぶ貝は肝付きで素晴らしい。

お酒は、もちろん銘柄指定できるが、自分の好みを伝えるとお店でチョイスもしてくれる。

試しに、
 親爺   「純米で芳醇旨口、若手杜氏の造ったお酒。」
 坪ちゃん「純米でも純吟でも、フルーティで香りのいいやつ。」
 タニー  「純米で辛口。」
などと勝手な事をのたまうと、

店員さんが選んだのは、
 「若手杜氏ということで28歳の杜氏さんが造った出雲富士。こちらいかがでしょう。」
 「香りの良いものなら、白鴻(はっこう)の酔狂会のPBは。中取りの真ん中です。」
 「辛口なら、この王禄辛口が良いと思います。島根のお酒です。」

おいおい・・・、若いのに詳しいねぇ。お酒の勉強もバッチリだね。気に入りましたよ。
 親爺「ねぇ、君。名前、なんて言うの。」
 店員「洋平です。よろしくお願いします。」

と差し出された名刺がこれだ。
名刺名刺2
店主?? 店長ではない。ましてや店員さんではない。
親爺がバイト君だとばかり思っていた若者が、この店のオーナー様であった。
(そういえば、天井の大漁旗も、良く見れば“洋平丸”だ。。)

聞けばまだ27歳だという。
ということは、25~26歳でこの店を持ったの??やるねぇー。
鍋島をはじめ、全国の小さな蔵をまわり、情熱のある個性的なお酒を集めているという。

親爺用にセレクトしてくれた出雲富士は蔵人2名だけでわずか200石だとか。
杜氏は今岡稔晶28歳。店主と親交があるらしい。
鍋島の飯盛さんも、而今の大西さんとも親交があるらしい。たいしたもんだ。

 親爺「じゃ、而今も隠し持ってるな!?」
と言うと、奥の冷蔵庫から而今の八反錦を出してくれました。もちろん未開栓のを。

いや~、ありがとう。これだけ旨い酒が、すべて680円~980円。親爺、感激です。

酒はもちろん旨いが、鮮魚と野菜も自慢のお店。
そうそう、注文しなかったが自家製燻製が多種類あり、これも自慢の品らしい。

そして、なによりこの笑顔が素晴らしい!!
店主
お店の名前はこれだったのね。
毎日午前3:00まで営業。しかも無休で頑張ってる。若くなきゃ出来ないよ。
頑張れー、親爺も応援するぞー!

ということで、店主のブログをリンクしました。→ 「ひまわり笑顔、ほら咲いた!!」
皆さんも覗いてみて下さい。この笑顔に会えますよ。

ちなみに、店の外観写真、店内写真×2、店主の顔写真は、お店のHP 吉祥寺ひまり屋 から転載させていただきました。
洋平ちゃん、また行くからお許しを。 <(_ _)>.. 今度はちゃんとカメラ持って行きます。(笑


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2010/04/26(月)
年間日照時間:約2000時間、晴天率:日本一との統計もあるらしい信州佐久。
夏は涼しく冬は雪は多くはないが寒冷の地。酒造りに適した地の老舗蔵「古屋酒造店」。

創業は明治24年。
明治天皇御製だとかの「青葉まじりにみずみずしく咲く深山桜」にちなんで、
深山桜 もともとの代表銘柄は深山桜。

和和和(わわわ)は、蔵の息子さん(常務、自称:醸務)が2007年に立ち上げた新銘柄。
和和和うすにごり(裏ラベル2) 和の心で和らぎ和んでほしい

まだ石数も少なく原酒の種類は3つだけ。ラベルの文字色で区別できる(みたい)。
 ①小豆色:純米吟醸 美山錦55% 金沢酵母
 ②濃紺  :純米吟醸 山田錦55% 金沢酵母
 ③深緑  :特別純米 ひとごこち59% 金沢酵母

今回呑んだのは、小豆色のうすにごりバージョン。
和和和(わわわ) 純米吟醸 美山錦 数量限定うすにごり生」。
和和和 純米吟醸 美山錦 うすにごり 21BY(肩ラベル)

プッシュウゥ~~ッツポン!と威勢は良いが・・・、
この立ち香は、紛れもなく酢酸エチル。そうセメダイン様のニオイです。
親爺の鼻には、オフフレーバー(好ましくない異臭)として大きなダメージです。
含んだ時には微炭酸ぽい元気さ・若々しさがあって良いのですが、ちょっと硬いのか。
元気な若さが、荒い印象にも感じられます。

ということで、一週間だけ大人になってもらうべく、開栓後冷蔵放置。

一週間後、立ち香もマイルドになり、これならチョイきつめのエステル香。
含み香はもっと穏やかになり、これなら逆に好きな香りだという人もいるだろう。
硬さ・荒さもなくなり、でも含んだ時の元気さは残っており爽やか系。
酸は少なめながらしっかりしており、後半の辛みがキレイに〆てくれますね。

この香りが好きな人ならば、ラムネのように爽やかで美味しいんだろう。

和和和 純米吟醸 美山錦 うすにごり 21BY DSC00092.jpg
昨年7月に呑んだ 和和和 純吟 美山 生 20BY もエステル風味だったな。
親爺としては、味は別にして、香りは苦手なタイプなお蔵さんだな、きっと。

【和和和 純米吟醸 美山錦 うすにごり生 21BY】
・原料米:長野県産美山錦 、精米歩合:55% 、酵母:金沢酵母(協会14号)
・アルコール分:16%~17%未満 、日本酒度:+3 、酸度:1.9
・製造年月:平成22年3月
・価格:2,798円(税込み)/1.8L

株式会社 古屋酒造店】 創業明治24年(1891年)
・所在地:〒385-0025 長野県佐久市塚原411、TEL:0267-67-2153  
・最寄駅:JR長野新幹線佐久平駅(駅から1kmほど) ⇒ 古屋酒造の地図
・代表者:荻原 拓次、常務:荻原 深、杜氏:中島 一男(佐久杜氏)
・蔵見学:??

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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2010/04/23(金)
遅まきながら、「而今 特別純米 九号酵母無濾過生」。 
CIMG4243.jpg
而今フリークの皆さまならご存知の通り、20BYで「而今 特別純米 九号酵母火入れ」が、<全量五百万石> → <掛/五百万石80% 麹/山田錦20%> に変わった。

ならば「而今 特別純米 無濾過生」も、<掛/五百万石80% 麹/山田錦20%> に変わるのか?? と思っていたら・・・、
CIMG42522.jpg やっぱりそうだった。
新しい而今みたいなもんです。

・・・などと、ひとり悦に入ってたら、21BYの特純 九号酵母無濾過生には、
<全量五百万石> と <掛/五百万石80% 麹/山田錦20%> の2バージョンあったのです。

而今履歴
親爺、気付いておりませんでした。  知ってれば、呑み比べしたのに。。 トホホ..


気を取り直して、呑み始める。
相変わらずフルーティーな上立ち香。フルーティとは而今のためにある言葉なのか。
開栓だけで、すでにフレッシュな甘みを想起させるに十分な香り。

開栓初日は、溶けきった甘さというよりは、米の芯の旨みを味わうような硬さがあるが、
3日からは、ぐ~んと柔らかくなって芯がなくなります。これが山田錦の膨らみか。

呑み比べではないので記憶に頼るが、20BYの全量五百万石の方が繊細でか細い感じ。
こちらの21BYの 麹)山田20% の方が、安定して幅のある感じでしょうか。

華やかな香りとたっぷりの甘みなのに、あくまでも爽やかで気持よい。
けばけばしい厚化粧ではなく、清楚な美しさ。麗しいお酒です。

やっぱり而今、旨いっす。
そして、この価格でこのパフォーマンス。親爺は好きです。

CIMG4239.jpg CIMG4246.jpg

【而今 特別純米 九号酵母無濾過生 21BY】
・原料米:(掛)五百万石80% (麹)山田錦20%、精米歩合:60%、酵母:自社9号
・アルコール分:17%、日本酒度:±0、酸度:1.7、アミノ酸度:1.3
・製造年月:平成22年2月
・価格:2,730円(税込)/1.8L

木屋正酒造合資会社】 創業文政元年(1818年)
・所在地:〒518-0726 三重県名張市本町314-1、TEL:0595-63-0061
・最寄駅:近鉄大阪線名張駅(徒歩10分) ⇒ 木屋正酒造の地図
・代表者:大西 和夫、杜氏:大西 唯克
・蔵見学:現在NG。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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2010/04/20(火)
栃木県(宇都宮)の南西部、西方町の老舗蔵「飯沼銘醸」。 (↓酒販店HP からの転載です。)
   飯沼銘醸
西方は、イチゴと米の栽培で栃木県有数で、「西方五千石」と謳われたほどの米作地帯。
蔵元でも山田錦を自社栽培している。仕込水は男体山を源とする伏流水

創業は文化8年(1811年)。(ゴローニン事件が起こり、高田屋嘉兵衛が歴史に登場する時代です。)
現社長(7代目)が立ち上げた「杉並木」の銘柄で愛され、はほとんどが地元消費のお蔵。
8代目(現専務)が、よその酒造会社で修業の後、百貨店の酒売り場で販売も学んで実家蔵に戻り、杉並木のベテラン越後杜氏(高橋 良久)に就いてさらに10年修業。
20BYから8代目が杜氏として造り、全国新酒鑑評会で金賞受賞。
こうして作り上げてきた新銘柄が「姿」です。

姿 純米吟醸 無濾過生原酒 袋吊瓶囲い」。
姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 袋吊瓶囲い 21BY(肩ラベル2)
色鮮やかなスペシャルブルーのボトルに、「袋吊 瓶囲い」。これだけでそそられる。

だが、何と言ってもこの胴ラベル。
 姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 袋吊瓶囲い 21BY(胴ラベル2) この姿の凛々しさよ。カッコいい。

開栓する。
あたり一面に漂う素晴らしく華やかな香り。すんばらしいです。久々の完熟フルーツ。
これが、「酢酸イソアミル及びカプロン酸エチル高生産性」1801号酵母のパワーだ。

含んでみても、芳醇なフルーツの含み香が突き抜けてくるよう。
それがムナゲ(無濾過生)の魅力と一緒にやってくるのだからたまらない。
甘みは「濃い」というよりも「多い」感じで透明感あり。この辺が袋吊瓶囲いの繊細さか。

酸味は少なく、溢れた旨みがそのまま余韻。
スパッと切れることで余韻を演出するのとは逆に、じんわりキレて旨みが残る。

とても艶(あで)やかなお酒です。
香りプンプンが苦手な人はダメかもしれないが、親爺は好きですよ。
姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 袋吊瓶囲い 21BY 姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 袋吊瓶囲い 21BY(裏ラベル)
総石数500石のうち、わずか40石程度が「姿」になる。
近年有名酒販店が取り上げたこともあり、人気も入手難易度も上昇中!


【姿 純米吟醸 山田錦 無濾過生原 酒袋吊瓶囲い 21BY】
・原料米:山田錦(100%)、精米歩合:50%、酵母:K1801(らしい)
・アルコール度:17.4度、日本酒度:+2、酸度:1.6、仕込順号:18号タンク
・製造年月:H22年3月
・価格:3,675円/1.8L

飯沼名醸株式会社】 創業文化8年(1811年)
・所在地:〒322-0604 栃木県上都賀郡西方町大字元850番地、TEL:0282-92-2005
・最寄駅:東武日光線 東武金崎駅(徒歩約20分,1.7kmぐらい、) ⇒ 飯沼銘醸の地図
・代表者:飯沼 邦利(7代目)、杜氏:飯沼 徹典(専務/8代目)
・蔵見学:??、 蔵の裏手には築100年の「素堂庵」(別邸)と名庭園あり。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


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2010/04/18(日)
                   
(ページの再読み込み(更新)をすると、「天下統一」の文字と「親爺武将」と「黄金の山」がフラッシュバックします。)
        5000カウンター     5000カウンター
昨年11月、5000カウンターでレベル5になってから早や5ヶ月。
とにかく鳥取は手強かった。よもや最後の地を落とすまで9000カウンターもかかろうとは。
しかし、ようやく親爺武将は天下統一を成し遂げたのでした.。 \(^-^)/ バンザーイ


一方、肝心の「家呑み日本酒マップ」の方はどうかと言うと・・・、 
家呑み日本酒マップ100417
(鹿児島には日本酒蔵がないらしい。)         
黄色の8道県(北海道/千葉/神奈川/山梨/富山/和歌山/高知/大分)のお酒は家呑みしたことなく(外呑みはあり)、空白の3県(宮崎、熊本、沖縄)のお酒は全くの未呑(外呑みもなし)。       

家呑み全国制覇まで、道半ばとは言わないが、まだまだ先は遠いのである。


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2010/04/16(金)
引き続き、岐阜県中津川の「三千櫻酒造」を呑む。
三千櫻ラベル比較1 今日は、右側の桃色の櫻。

ラベルが美しい「三千櫻 純米 愛山 袋吊り 生酒」。
三千櫻 純米 愛山 袋吊り(胴ラベル) 21BY
純米雄町と同様、この愛山も香りプンプンのお酒ではありません。
上品な微香で、雄町よりも愛山の方が爽やかな感じの香りです。
ラベルが桃色のせいか?桃のような(笑)、若干メロンも混ざってるような。。

口に含むと・・・、柔らかいです。これは、とても柔らかい。
そして、雄町よりもさらに綺麗です。
柔らかい飲み口の中に溶け込んだような甘み。
味わいも、親爺としては愛山の方が上ですね。
これが愛山の底力か。。
愛山
しかも60%精米なのに、純米の野暮ったさはかけらも無い。
50%の雄町と比べても、60%の愛山の方に磨かれた洗練さを感じる。
ブラインドで呑んだら、きっと愛山の方を純米吟醸だと思うだろう。
これが、袋吊りのなせる業(わざ)なのか。。

愛山 袋吊り、こっちの方が旨いな。

三千櫻 純米 愛山 袋吊り 21BY 三千櫻 純米 愛山 袋吊り(裏ラベル2) 21BY
価格を見れば、愛山の方が高いです。価格差どおりの実力を見せてくれたという事か。

【三千櫻 純米 愛山 袋吊り 21BY】
・原料米:愛山、精米歩合:60%、酵母:協会14号
・アルコール分:16~17%、日本酒度:-2、酸度:2.2、アミノ酸度:-
・製造年月:平成22年3月
・価格:3,900円/1.8L

三千櫻酒造株式会社】 創業明治10年(1877年)
・所在地:〒580-0201 岐阜県中津川市田瀬25番地、TEL:0573-72-3003
・最寄駅:JR中央本線 中津川駅(駅から車でないと無理) ⇒ 三千櫻酒造の地図
・代表者(蔵元)兼 杜氏:山田 耕司
・蔵見学:予約制でOKらしい。

【購入したお店】 ⇒ ルナ◇テーブル島本屋ネット店


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2010/04/13(火)
以前にも一度ご紹介した、岐阜県中津川の「三千櫻酒造」。 ↓この写真は蔵元HPからの転載。
三千櫻酒造
復習すれば、特徴は4つ。
①酒造業も基本は農業者という考えで、極力無農薬による自家栽培米を育てている。
②仕込み水(自社山の湧水)を守るため、伐採も植林もせずに山は総天然林のまま保全
③搾りはヤブタ(自動圧搾機)を使わず、基本は「槽」と「袋吊り」
④蔵元奥様が台湾のご出身のため、造ったお酒も台湾や香港への輸出が多い

そして親爺の見たところ、特徴③の「槽」と「袋吊り」で
三千櫻ラベル比較 ラベルが変わる(みたい)。
左)「槽搾り」:肌地に黒文字の胴ラベル+白地の肩ラベル
右)「袋吊り」:桃地に金文字の胴ラベル+茶地に袋吊りマーク入りの肩ラベル

   下の写真は三千櫻ブログの写真より切り抜き転載しました。
そして「直汲み」には、 三千櫻封印紙 こんな封印紙(キャップシール)が付きます。

今回呑んだのは、こちら。「三千櫻 純米 雄町 生酒」。
三千櫻 純米 雄町(胴ラベル) 21BY
三千櫻酒造では、毎年違う品種の米で酒造りにチャレンジしており、21BYは「雄町」。

香りはあまり立ちません。
エステル系の吟醸香でしょうか。(アルコールの薬品ぽいニオイということでもない。)
フルーツとか植物の香りには感じられません。

甘みというよりも骨太感のあるしっかり旨口系。
コクのある膨らみのあと、辛味がほどよくキレてきれいです。
日本酒度-2なのに、ただ甘いだけじゃない。

コクがあるのにスッキリと綺麗に感じるのは高精白のゆえんか?
スペックを見れば精米歩合50%。にも関わらず「純米」表示。
あとは、味わってみてくれと言う自信の表れか。

コクがあり、でもスイスイ呑める、アフターも良し。
なかなかよろしいと思います。

三千櫻 純米 雄町 21BY 三千櫻 純米 雄町(裏ラベル) 21BY

【三千櫻 純米 雄町 21BY】
・原料米:雄町、精米歩合:50%、酵母:協会14号
・アルコール分:15~16%、日本酒度:-2(らしい)、酸度:-、アミノ酸度:-
・製造年月:平成22年3月
・価格:3,430円/1.8L

三千櫻酒造株式会社】 創業明治10年(1877年)
・所在地:〒580-0201 岐阜県中津川市田瀬25番地、TEL:0573-72-3003
・最寄駅:JR中央本線 中津川駅(駅から車でないと無理) ⇒ 三千櫻酒造の地図
・代表者(蔵元)兼 杜氏:山田 耕司
・蔵見学:予約制でOKらしい。

【購入したお店】 ⇒ ルナ◇テーブル島本屋ネット店


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2010/04/11(日)
伊勢神宮に参詣する事をお伊勢参り(お陰参り)といい、江戸時代の庶民にとっては一生に一度の夢の大イベントだった。伊勢「講」を作り、皆でお金を積み立て、くじ引きで当たった人が代表者として伊勢参拝ツアーに出かけたりした。
歌川広重 お伊勢参りの図
庶民の移動が厳しく制限されていた江戸時代、お伊勢参りの通行手形があればどの街道を通っても問題にならず、参詣の後にはついでに京・大阪などを遊山した。
「伊勢に行きたい伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも・・・。」と謳われ、現代の海外旅行以上の楽しみだった。

ブームが過熱し、たった今お店の掃除をしていた奉公人が突然思い立ったように伊勢に走りだし、子が親にも告げずに姿を消して伊勢に参ったりした。
なので、お伊勢参り(お陰参り)のことを、別名「抜け参り」とも言う。
抜け参りの図 彼らは無一文でも、柄杓(ひしゃく)一本さえ担いでいれば、それが抜け参り(若者の無銭旅行)のマークとなり、宿の提供や食べ物の援助など沿道や旅の人々のサポートを受けて、無事、伊勢参りができたという。
数ヶ月が経ち、伊勢参りから帰った奉公人は何事もなかったようにそのまま店の掃除を続け、店の主人も何も言わずに雇い続ける。それくらい抜け参りは社会に容認されていた。

親爺の家では、親(=親爺の母親)が子(=親爺)にも告げずに「抜け参り」だ。(笑
同行者は、最近コメントをいただく粋豚(すいとん)さん。
おかげ横丁 おかげ横丁HPから転載)
現代の抜け参りは、快適だ。柄杓(ひしゃく)の代わりにバッグを一つ担いで温泉旅行。
現代も、この大勢の参詣客の熱気と狂騒は、江戸時代の浮世絵と変わらない。

変わったのはお土産である。
江戸時代は、参詣の証拠の品(お札やお守り)と、しゃもじ・はし・錦絵・(いまもある)赤福など、軽くてかさばらなくて壊れにくいモノだった。

現代になり、無事伊勢参りから帰還した粋豚(すいとん)さんから頂いたお土産はこれ。
虎仙ひょうたん燗瓶
かさばって割れやすいモノでも何のその。快適な電車の旅とはいえ、有難いことである。
そしてなぜか、このアングルは宇宙戦艦ヤマトを思い起こさせるのだ。(笑

艦艇の底を見ると、砲台の付け根部分には、
伊万里虎仙 「伊万里 虎仙」と記されている。
ググってみると、あのラーメンの鬼:佐野実さんのラーメン鉢も、虎仙を愛用してるとか。
この虎仙窯は、代々、肥前佐賀鍋島の藩窯で青磁の製作を承っていたという。今でも、伊万里市内に登り窯を保有し、窯元の長女は伝統工芸士と認定された上絵付けの名人。
結構、名もあり実力もある窯元のようだ。

頂戴した酒器は、名を「ひょうたん燗瓶揃」と言うらしい。
現代の抜け参りは、帰参する時に随分とお金と気を使うものになったらしい。
無理させちゃったな。申し訳ない。
・・・と言いながら、ありがたく頂戴いたします(笑)。 <(_ _)>アリガトウ..


ところで、お伊勢参りでなんで伊万里焼きなんだ??← ここ、重要だろう!?


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2010/04/09(金)
これが最終章となるのか?
親爺が敬愛してやまない太田和彦氏の居酒屋紀行文。
居酒屋百名山2 またしても「太田本」である。(笑
しかし、これはガイドブックではない。立派な文学です。(← ここ、力入ってます。
文中には、写真はおろか挿絵もない。僅かにカバーと帯に、著者自らの装画があるのみ。

まさに文章だけで勝負している。
そこで紹介されるのは、太田教信者ならお馴染み、全国各地の「太田の店」。
居酒屋百名山3
北は北海道から、南は鹿児島/奄美、沖縄/宮古・石垣の島まで全国フルカバー。
居酒屋百名山4
著者は言う。「居酒屋の魅力は酒や肴のみでは語れない。それは、主人、おかみ、常連たちの人柄が醸し出す居心地の魅力だろう。古い居酒屋には長年かけて店と客の作り上げてきた独特の空気、流儀、個性があり、町の人の居場所として必要な存在になる。レストランは腹を満たす所だが、居酒屋は心を満たす所だ。」と。

そして、「やがて見えてきたのは居酒屋と風土の関連だ。食材や料理はもちろんだが、気候風土のみならず、日本におけるその町の歴史的位置、歴史が生み出した人の気質も居酒屋に反映していた。」
かくして、その地の歴史やその店の成り立ち、主人や女将の人生が語られ、旨い酒・肴だけでなくその店の空気までもが描写されるのである。

  (表/京都「神馬」の外観と横須賀「銀二」の徳利に猪口。  裏/根岸「鍵屋」と焼津「寿屋」の外観)
居酒屋百名山1
その空気と著者者自身の生い立ちや歴史がオーバーラップすることもある。(一部要約)
 「生後三週間の私は混乱の引揚げ船で命が持つか危ぶまれ、父は私が死んで水葬に付すとき私を包むために新しい日の丸の旗を用意した。産み落としたばかりの子の葬式支度を母はどんな気持ちで見ていただろうか。しかし私は生きのび、長崎ではお向かいの家の方の乳をもらい命ながらえた。・・・。私が小学生の時、母の父の葬儀ではじめて長崎帰りとなった。葬儀ではあったが、母の実家親戚は遠くからの私たちを温かく迎え、子供心に人の気持ちの温かさとはこういうものかと感じたのを覚えている。」

親爺にとっては、“いい人いい酒いい肴&いい話”。
良い本です。
   太田和彦 『居酒屋百名山』(新潮社 定価:1,500円【税別】)

気になることひとつ。
あとがきに曰く、「一枚の会報から始まった「居酒屋研究」も、『ニッポン居酒屋放浪記』『太田和彦の居酒屋味酒覧』『居酒屋百名山』で、およそを終えた気持ちがある。これからは書く目的なしにのんびり、カウンターに座れると思うと心はずむ。」

・・・そんなことおっしゃらずに、これからも書いて下さい。 <(_ _)><(_ _)><(_ _)>オネガイシマス..


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2010/04/06(火)
親爺の冷蔵庫には霜が付く。
時々、電源オフにして霜取りをしなくてはならない。
100403-2.jpg
なので、寝てた子に起きてもらって、記念写真。

新年度になって職場も仕事も少し変った。
こいつらを呑むのを楽しみに、また頑張りましょうかね。。皆も頑張れよー!


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2010/04/03(土)
ラベルが綺麗だぞ。信州佐久にある「伴野酒造」。
澤の花(胴ラベル)
蔵の常務(31歳)を中心に、蔵人たちの平均年齢が20BY時点で28歳という若い蔵。
このラベルもその若い感性なのだろう。
ビートルズの音楽をBGMに、その名もMichelle(ミッシェル)なんていうお酒も造ってる。

今回、親爺が呑んだのは、純吟 中取りのムナゲ。王道だ。
澤の花1 胴ラベルは綺麗だ。肩ラベルはそうでもないけど。(笑

米は雄町。雄町の純吟生は今期でまだ三回目の仕込だそうで、やっぱり若い蔵です。
でも、10kg盛りの箱麹という大変手間のかかる造りをしているそうだ。

開栓初日、果実系の吟醸香。
若干の炭酸を感じされるような発泡感があり、最近はやりのフレッシュさが売りか。

でも日にちが経つと、落着くというか「なじんでくる」感じで、さすがに中取りだ。
雄町の旨み(膨らみ)も出てきて、いい感じ。
口当たりも柔らかく、味わいも優しく、酸も穏やか。

澤の花 純米吟醸 中取り 無ろ過生原酒 澤の花 純米吟醸 中取り 無ろ過生原酒(裏ラベル)
逆に言うと、もう少しインパクトが欲しいか。でも応援したくなるな。頑張れ!若手蔵。

【澤の花 純米吟醸 中取り 無ろ過生原酒 21BY】
・原料米:雄町100%、精米歩合:55% 、酵母:9号系
・アルコール分:16~17度未満、日本酒度/酸度:+1/1.8(らしい)、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成22年2月
・価格:3,150円(税込)/1.8L

伴野酒造株式会社】 創業明治34年(1901年)
・所在地:〒385-0053 長野県佐久市野沢123 、TEL:0267-62-0021
・最寄駅:JR小海線(八ヶ岳高原線)中込駅(徒歩15分) ⇒ 伴野酒造の地図
・代表者:伴野 賢、杜氏(製造責任者):伴野 貴之(蔵の常務/跡取り息子さん31歳)
・蔵見学:TEL&メールにて問い合わせ。基本的に全期間 可みたい。

【購入したお店】 ⇒ 株式会社 カネセ商店


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