旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010/05/30(日)
念願の蕎麦猪口を手に入れた。。と言っても、親爺が買ったわけではない。
プレゼントしていただいたのである。(図々しくも、またしても頂き物なのです。)
蕎麦猪口1
口縁(呑む時に口をつけるところ)は、薄めです。
普段、(ガラスのコップで)陶器・磁器に慣れてない親爺でも違和感がありません。

絵柄は、表裏のない「松竹梅」。大変おめでたい。
蕎麦猪口2蕎麦猪口3

見込み(器の内側の底)は、幾何学模様。(何という模様なのか?親爺には分かりません。)
蕎麦猪口(見込み) というか、この向きで良いのか?

高台(こうだい:底面の猪口の足となる部分)は、ほとんど無くほぼ平ら。
蕎麦猪口(高台1) 中央に円がある「蛇の目高台」と言うらしい
この辺は、酒器に詳しい ともにゃん さんに解説いただく方がよろしいか。

車坂といい、十四代といい、この蕎麦猪口といい、最近いただきものが多いのは、
親爺、先日49歳になりました。皆さん、気を使って下さるのですね。ありがたいことです。
でも、プレゼントの品はお酒とお酒グッズばかり。(笑

蕎麦猪口は、お世話になってる三鷹のお店 酒豪の集い 水月 MITSU. からのプレゼント。
Ice Breaker マスターは、こんなお酒まで差し入れてくれました。
呑み屋さんで誕生パーティーやってもらえるとは。しかも、親爺の苦手なケーキ付き。(笑
マスター&みっちゃん、ありがとう。
坪ちゃん・キクジュン・サントス・タニー、ありがとう。 <(_ _)><(_ _)><(_ _)>アリガトウゴザイマス..

一応、家でもお祝いしてくれました。親爺は食べないケーキでね。(再笑
バースデイケーキ ローソク(大)4本+(小)9本で、挿すのに大変。
(子供からプレゼントも頂きましたが、まだ開けてません。)

・・・と、これを書いてるとカウンターが <77777> に。 バンザーイ \(^-^)/ \(^o^)/ バンザーイ
7777カウンター

親爺的には、歳とるよりもこっちの方がメデタイか!?
これも、皆様のおかげです。これからもよろしくお願い致します。 <(_ _)>アリガトウ.. <(_ _)>ヨロシク..


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
スポンサーサイト
2010/05/27(木)
日本で一番有名なお酒「十四代」。 (頂き物なのです。突然、福の神様が現れました。)
十四代中取り純生(胴ラベル1) 言わずと知れた山形県の「高木酒造」。

ご先祖様は京都のお公家さんで、応仁の乱で負けて落人となりこの地に潜んだとか。
林業を生業としていたが、後に、米や紅花を運ぶ北前船の船主として財をなし、
酒造業を始めたのが元和元年(1615年)大阪夏の陣の年。まだ二代将軍秀忠である。

酒造業を始めてからでも395年。(ちなみに今でも、蔵の敷地だけで3500坪。) 何もかも凄すぎる。
以来、代々当主は辰五郎を襲名し、当代は14代目辰五郎。

で、この人が「十四代」を世に送り出した方。つまり15代目辰五郎になるお方です。
高木杜氏 『愛と情熱の日本酒』からの転載。
高木酒造 蔵元杜氏:高木 顕統(あきつな)氏。(写真は、この本の取材当時35歳のものです。)

昭和43年生まれ。
東京農大醸造学科を卒業後、クィーンズ伊勢丹に就職し酒売場を担当。
職場にも慣れ仕事が楽しくなってきた就職2年後に、高木酒造の杜氏が突然引退。
意を決して実家蔵に戻り、一心不乱、命を削るように造ったのが「十四代」。

若者が造った酒は、淡麗辛口全盛の時代に、芳醇甘口の旨い酒があることを世に知らしめた。この時若干25歳。

その旨さに日本酒ファンは度肝を抜かれ、造ったのが25歳の若者と知ってまた度肝を抜かれ、その若者が蔵元のお坊ちゃまだと知ってまたまた驚いたのである。

こうして十四代を造った若者は、一躍日本酒界の寵児となり、トップスターとなり、カリスマとなり、今も先頭を走り続けている・・・。

親爺、初家呑みの天才高木は、「十四代 角新純米 中取り 無濾過]です。
十四代中取り純生(胴ラベル2)
開栓後すぐに立ち上がるのは、甘い風味のいかにも旨そうな吟醸香。
バナナ系でしょうか。

含むと、これは爽やかです。甘い華やかな吟醸香。
線の細い落着いた微発泡感がありますが、早く開けていればもっとシュワシュワだった?
これは・・・、ラムネにバナナ?? クリームソーダ?? のような含み香だ。

最初の口当たりでは、一瞬シャープなだけの酒質かと思いきや、、、
透明感の清らかさの中に、滑らからな甘みとまろやかな酸。

55%精米の純米ですが、この美しさ・華やかさはとても純米クラスとは思えません。
もっと自己主張の強いお酒か思ってましたが、非常に上品な印象です。
綺麗で甘みがありながら、全体的にきりっと締まった印象。(「sophisticated 而今」。

さすがに旨いです。
しかも、(通常に買えれば)そのコストパフォーマンスは凄いものがあります。
もっと十四代を、いろいろ呑んでみたいと思わせてくれましたね。

さすがです。親爺、初めての家呑み十四代、、潔く兜をぬぎました。。 旨いっす。
十四代 中取り 純生 十四代 中取り 純生(裏ラベル)
十四代の最大の功績は、若手蔵元たちに「俺にもできる!」という気持ちにさせた事。
女子ゴルフの宮里藍ちゃんの後に、若手の優秀な女子ゴルファーが輩出したように、
イチローの後に、日本人野手がメジャーに続々とチャレンジしたように、
蔵元杜氏の先達として、後輩の道を切り開いた功績は大きいと思います。

三増酒から純米回帰への道しるべとなった神亀の小川原さん、
そして、蔵元杜氏として多くの後輩の目標となった十四代の高木さん、
この二人は日本酒界のエポックメイキングだとおもいます。
そのおかげで、今、日本酒黄金時代。親爺達も旨い日本酒が呑めるのだろうなぁ。。

なんて、知ったかぶりばかりですが、「角新」ってどういう意味ですか?
どなたかご存知の方、教えて下さい。。


【十四代 角新純米 中取り 無濾過 21BY】
・原料米:美山錦(らしい)、精米歩合:55%、酵母:山形酵母(との噂あり)
・アルコール分:15%、日本酒度:-、酸度:-、アミノ酸度:-
・製造年月:平成22年2月
・価格:頂き物につき不明/1.8L

【高木酒造株式会社】 創業元和元年(1615年)
・所在地:〒995-0208 山形県村山市大字富並1826番地、TEL:0237-57-2131
・最寄駅:JR山形新幹線 村山駅(駅から車で15分ほど、約8km) ⇒ 高木酒造の地図
・代表者:高木 辰五郎(14代目当主)、杜氏:高木 顕統(次期15代目当主)
・蔵見学:なし。


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/24(月)
紀州和歌山、紀ノ川沿いにある「吉村秀雄商店」。(↓この写真は、杉浦酒店HP からの転載です。)
土蔵
大正4年(1915年)創業時に建てた土蔵で今も酒造りを行っている。
温度や湿度に応じて壁が呼吸し、酒造りに必要な微生物に快適な環境が保たれるとか。
車坂 出品酒 純米大吟醸(キャップ)なのでキャップのマークとロゴは、「紀州 土壁酒造」。
水はもちろん紀ノ川の伏流水。やや軟水の旨し水。

近くには有名な根来寺がある。
根来寺 室町期には70万石もの寺領を誇り、
商工業も大いに栄え、その山内は一大宗教都市の様相。対明貿易までしてたらしい。
1543年種子島に鉄砲が伝来するや、片方の一挺を譲り受け根来に持ち帰り、堺の鍛冶芝辻清右衛門に大量に作らせた・・・。 鉄砲伝来譚には必ず出てくるお寺です。

鉄砲で武装したこの地の集団は、根来衆と呼ばれ戦国大名にもおそれられました。
なので、吉村秀雄商店のブランドの一つに「鉄砲隊」という銘柄もある。

が、今回呑んだのは「車坂」という銘柄。それも
車坂 出品酒 純米大吟醸(胴ラベル) 「車坂 出品酒 純米大吟醸」。
おそれ多い純米大吟醸。

開栓初日の香りは、バナナ系かとおもいましたが、翌日は桃のような。。
どちらにしろ、芳醇でフルーティな吟醸香です。

透明ですっきりとした、ほの甘みが舌の上で心地よいです。
のど越しに感じる、隠し味のようなちょっぴりの苦みが、旨みとしっとり感を引き立てます。

綺麗な香り、すっきりとした甘み、余韻を引き立てるしっかりとしたキレ。。
これが、出品酒の純米大吟醸か。。
(でも、このお蔵は全国新酒鑑評会には出られないのです。行政の驕りです。詳しくはこちらを → 吉村秀雄商店

と思いきや、2日目からは濃醇さを感じさせる旨み。
高精白の綺麗さよから、やぼったさを感じさせるほど、分かりやすい甘み。
のど越しの、ほろ苦は変わらずに。

なかなかに旨いっす。

車坂 出品酒 純米大吟醸1 車坂 出品酒 純米大吟醸(裏ラベル)
初日の綺麗なのも美味しいけれど、2日目の少しやぼったい感じの、分かりやすい甘みがこのお酒の本領だと思います。親爺は、こっちの方が気に入りました。


【車坂 出品酒 純米大吟醸 瓶燗原酒 21BY】
・原料米:兵庫県特A産山田錦100%、精米歩合:40%、酵母:明利&1801号ブレンド
・アルコール分:17度以上18度未満、日本酒度:-、酸度:-、アミノ酸度:-
・製造年月:平成22年5月
・価格:頂き物につき不明/1.8L

株式会社 吉村秀雄商店】 創業大正4年(1915年)
・所在地:〒649-6244 和歌山県岩出市畑毛72番地、TEL:0736-62-2121
・最寄駅:JR和歌山線 岩出駅(駅から約2km、車なら5分ほど) ⇒ 吉村秀雄商店の地図
・代表者:安村 勝彦(代表取締役社長)、杜氏:林本 嘉宣(但馬杜氏)
・蔵見学:4月~10月まで、見学料:500円(純米吟醸生原酒300ml×1本のお土産つき)


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/22(土)
応援したいお店というものがありますね。
親爺でいえば、浦和の和酒処 さなぶり、三鷹の水月 MITSU.吉祥寺 ひまり屋 など。

そして応援したい人もいます。 (↓この写真は、年三のほろ酔いブログ からの転載です。)
sakezukibitoさん

最近、また坊主にしたようで・・・。お名前を Sakezukibitoさん@ひとり君。
sakezukibitoさん2 こんな眼鏡と蝶ネクタイの、ちょっと変わったお酒屋さん。
(↑ この写真は、ご本人のブログ 酒屋さんの独り言 からの転載です。)

以前、Sakezukibitoさんの勤めるお店 ルナ◇テーブル島本屋ネット店 からお酒を取り寄せたら、それがアル添臭で苦手なセメダイン様だったことがある。
それをブログのネタにしたところ、この方は、丁寧にも親爺にメールをくれました。
 「期待を裏切る感じになってしまい、本当に申し訳なかったです。」と。
律儀にも、自分のお金でお酒を買って、それを利いた印象まで添えられてました。
(Sakezukibitoさんは店主ではないから、利き酒する時は自分のお金でお店のお酒を買うのです。)

そして、本当にありがたい事に・・・、(以下、原文のまま)
 「是非、酒呑親爺様に呑んでいただきたい 一本がございまして。
 酒好きのひとりとして、個人的に、呑んでいただきたく
 少ない量ですが、お送りいたしました。
 是非、コメントいただければ幸いと 思います。」

何のことやら良く分からずにいると、翌日、親爺の家に届いたのが
三千櫻 純米 五百万石 袋吊り 21BY(左斜め) 「三千櫻 純米 五百万石 袋吊り」。
宅配便は「代引き(着払い)」ではない。「元払い」になっている。
これもおそらく、Sakezukibitoさんのポケットマネーで届けてくれたものだろう。

感謝の気持ちで心して頂戴し、ブログでコメントさせていただきました。
(その時のブログがこちらです。→ 三千櫻 純米 五百万石 袋吊り
こうして、親爺は「三千櫻」という旨いお酒と出会うことができたのです。


こんな律儀なお酒屋さんが、頒布会をやってくれることになりました。
Sakezukibitoさんにとって、初めての頒布会
最初なので、まずは6月~8月までの3ヶ月。毎月のテーマとお酒はこれ!
お品書き
 6月:房島屋 酵母を楽しむ の巻
 7月:夏にしゅわしゅわはじけるを楽しむ の巻
 8月:低精白を楽しんでみる の巻

いいじゃないですかぁ~。 
 房島屋の酵母違い、のスパークリング、いづみ橋(これで神奈川のお酒を家呑みできる)
 るみ子の酒の森喜酒造は英(はなぶさ)、もちろん三千櫻もある。
そして6月は、人気の「兎心」の同梱も可能だと。頑張りましたねー。

ブログ限定頒布会。詳しい事はこちらをどうぞ。→ 酒屋さんの独り言 <お待たせしましたぁ~>

そして、やっぱりこの方の律儀なところは、上の手書き(筆文字)のお品書き。
酒販店さんが商品のお酒と一緒に手書きの案内や礼状を送ってくれる事はあるけれど、
頒布会の予告の品書きを、わざわざ手書きでしたためてくれるのは、この人だけだろう。

・・・という事で、親爺は、6月は「兎心」(1SB) 同梱でお願いします。 ね、ひとり君。


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/21(金)
マンションの1階の住人の親爺家。 狭い庭に、今年も野菜を植えました。
家庭菜園2010-1
↑こちらは、きゅうり。(うどんこ病に強いので) うどんこつよし」という名前です。(笑

反対側には、今年はビニールの屋根が付きました。(この部分に屋根からの雨水があたるのです。)
家庭菜園2010-2
↑こちらは風よけの袋。近所の農家さんでこんな風にしているので真似してる。

ビニール屋根の効果はさだかではないが・・・、屋根の下では
家庭菜園2010-3 野菜くんが元気に育ってる。

ビニール袋の風よけを外してみる。
家庭菜園2010-4 上から見ると、こんな感じ。

植えてあるのは「王様ピーマン 京鈴」 と 「王様トマト 麗夏」 
家庭菜園2010-6

おっと、手前のきゅうりには、早くも花が咲きました。
家庭菜園2010-5 野菜だけ見てると格好いいが、
親爺家の菜園は、ブロック塀の代わりに焼酎サワーのペットボトルが使われてる。(大笑)

きゅうりとトマトをかじりながら、旨い夏酒。。ごっくん。
(ピーマン君、ごめん。)


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/18(火)
胴ラベルの「花酵母研究会」のロゴで、だいたいご推察のとおりです。
来福 純米吟醸斗瓶囲い 愛山 生原酒」。
来福 愛山 21BY(肩ラベル)
来福では、愛山+つるばら酵母 の組み合わせが多かったような。
そして、愛山の時は、来福の最高峰として40%精米の純大吟が多かったと思います。

今回は、愛山+アベリア酵母。しかも50%精米の純米吟醸です。
さらに、こいつは情熱酒販店の頒布会専用「おりがらみバージョン」

どのくらいの “おり” かというと・・・、
 来福 愛山 21BY(裏ラベル1)      来福 愛山 21BY グラス1
これくらいの、瓶底に舞う “おり”。グラスに注ぐと、“おり” より “かすみ” のうすにごり。

香りも濃厚な甘い香りではなくて、うす~く甘い香り。
口あたりもシルキーというか、するりするりと口中を進みます。
???
上質な甘みと、やや遅れて旨みも膨らみますが、その味わいが、うす~い感じです。
そして辛みがしんなりと来て、酸とともにうす~く広がります。

余韻はすっきりしており、シルキーでどちらかというとやや辛口。
あわせる食べ物を選ばない食中酒といった趣き。

この来福は、香り、口あたり、味わい、どれをとっても
これまでに呑んだ、トロっとして甘い芳醇甘口の来福とは、明らかに違うお酒です。

蔵元HPによると、10種類の酒米と7種類の酵母を使い、様々な組み合わせでいろいろなチャレンジをされているようですから、ちょっと異質な来福があっても不思議じゃないか。
来福 愛山 21BY CIMG4490.jpg
これはこれで“アリ”だと思うし、十分に美味しいですが、
愛山を使ってこの価格。本当に狙って造ったのかなぁ??


【来福 純米吟醸斗瓶囲い 愛山 生原酒 21BY】
・原料米:兵庫県産愛山100%、精米歩合:50%、酵母:アベリア酵母
・アルコール分:17%、日本酒度:+5、酸度:1.2、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成22年4月
・価格:3,990円(税込)/1.8L

来福酒造株式会社】 創業享保元年(1716年)
・所在地:〒300-4546 茨城県筑西市村田1626、TEL:0296(52)2448
・最寄駅:JR水戸線 下館駅下車(車で10分らしい) ⇒ 来福酒造の地図
・代表者兼杜氏:藤村 俊文(十代目)
・蔵見学:WELCOME。酒造り体験もあり。(どちらも要予約)

【購入したお店】 ⇒ 株式会社 カネセ商店


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/15(土)
あいさつ文と出品酒
荻窪いちべえの「亀泉の会」に参戦してまいりました。
今回は、会社の同僚&親爺がよく行くお店 三鷹の「酒豪の集い 水月 MITSU. 」のマスターご夫婦と計9名の大人数でお騒がせ。

こちらが銘柄リスト。それぞれに番号が付けられているので、分かりやすい。
銘柄リスト1

乾杯を待ち切れずに、はやくも仕込水を飲んでいる。。
料理と仕込水 料理はこんな感じのもん。

乾杯酒は、「①純米大吟醸 貴賓 生」。
ちょっと硬いか。出来たてでまだ若いのか? 40%精米の清らかさも今ひとつのような。
乾杯12 眺めとしては、実に素晴らしい。
番号順に「②大吟醸 萬壽 19BY」。 こちらは淡麗辛口。
2年も寝たとは思えないほどサラリ。サラリとしすぎて、親爺には味わいが物足りない。

「③純米吟醸 吟麓生 20BY」。これは、なかなかに旨かった。
乾杯3 タニーは、サウスポーなのね。
①と②の中間を行くような。綺麗でありながら、旨さに深みを感じます。

一応、まじめに利いてます。(左)「水月 MITSU. 」のマスター。プロらしく。。
利き酒1 (右)親爺の酒の師匠。

「④純米吟醸 八反錦 生原酒 CEL-24」。
乾杯4 亀泉といえば、CEL-24酵母。
これよこれ。ALC度数は低いのに、一番濃厚な甘みです。
本格派の③とフルーティー系の④。好みは分かれたが、皆、③④がお気に入り。

こうなると、③と④ばかり呑んでいる。
利き酒2水月 MITSU. 」の若奥さま。
用意されたお猪口は小さいと、料理用の小鉢で酒を呑む豪の者。
なぜ、あのお店が“酒豪の集い”というのか、分かりましたです。ハイ。

⑤と⑥は舐める程度にし、酔った勢い・怖いもの見たさで「⑦夜酔桜(やよいさくら)」。
夜酔桜 古代米の活性にごり。
しかも70%の低精白。これは・・・、毒を食らわば皿までも の勢いで呑みました。(笑
これをお燗したら旨そうだと、無謀なチャレンジで轟沈した人もいた。

こちらが「亀泉酒造株式会社」の蔵元杜氏:西原 一民さん。
蔵元 背後で腕を組むサントス君。
蔵元が手に持っているのは、高知の特産品「小夏」。
みかんのようですが、リンゴのようにナイフで皮をむき、白皮と一緒に食べるそう。

左は、“ふ~~ん。なるほど。”と見入る、何時も行儀のよい殿下です。
蔵元2 ← こんな感じです。
撮りそびれましたが、この小夏で造った「小夏 リキュール」はサッパリとして旨かった。
夜酔桜の後にぴったりです。(笑

そしてお開きには恒例のジャンケン大会。
親爺は早々に敗退したものの、キクジュンが見事TシャツをGET!
Tシャツ さすが後輩、親爺にくれた。
Tシャツ2Tシャツ3 キクジュン、どうもありがとう。
左胸には亀のマークが入り。右袖にはCEL-24のロゴが付く。

すっかりご機嫌の一行はもちろん二次会へと突入し、すっかり酔って候となりました。
そういえば、親爺の家に亀さんいます。10歳くらいになりますか。
カメック 名前は「カメック」。オスか?メスか?も分かりません。

さぁ、来月はいよいよ、「而今の会」と「鍋島の会」だ。
皆さま、よろしくお願い致します。 <(_ _)>ヨロシクオネガイイタシマス..


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/13(木)
蔵元と蔵元を囲む飲食店や酒販店などの異業種のコラボが大成功した例でしょう、
今や日本酒界の寵児?「新潟第一酒造」。(新潟県商連十日町支所WEB から転載)
新潟第一酒造
18BYからスタートした「山間」が、ここまで皆に受け入れられたのは、(味はもちろん)常に遊び心を忘れずに、苦しみを笑いに変えちゃうような底抜けの明るさと情熱があったから。
この間も、ラッキー山間には感心した。(ご存じない方はこちらをどうぞ。→ 「ラッキー山間の答え…」)

仕込み順号(タンクNo.)を銘柄にして、スペック非公開にしたのもウケました。
越の白鳥 T7 21BY(肩ラベル2) T7…仕込順7番のタンク。
こちらは、「越の白鳥 特別純米 T7 無濾過生原酒」。
「山間」ばかりが人気先行したが、伝統の地元ブランドは「越の白鳥」。

違いは“詰め”だそうだ。
山間が亀口直詰に対して、越の白鳥は一旦タンクに集めて味を均一化してから瓶詰め。
同じ造りの同じタンクでも、最後のこの作業の違いだけで味わいが異なるという。

越の白鳥は、原料米と精米歩合それに特純や純吟などの表記がされている。
山間は完全非公開だが、これだけ“Tナンバー”が増えてくると何が何やら分からない。

表にまとめるとこんな感じか。(あまり自信がない。お詳しい方まとめて下さい。(笑))
 20BY21BY
T1 
特別本醸造/鬼山間(青)
(高嶺錦60%)
T4特別純米
(高嶺錦60%)
純米吟醸
(ALL五百万石55%、1500kg仕込み)
T5純米吟醸
(ALL五百万石55%、700kg仕込み)
T6純米吟醸
(麹/越淡麗50%、掛/五百万石55%)
純米大吟醸
(ALL越淡麗40%)
T7純米大吟醸
(ALL越淡麗50%)
特別純米
(麹/五百万石(2割)60%、掛/こしいぶき(8割)60%)
T8 純米吟醸
(ALL五百万石55%)
T9  
T10 純米大吟醸スペック/ORI-ORI ROCK'10(赤)
T11  
T12  
T13 本醸造/鬼山間(赤)GOLGO

特別純米は、
 20BY(T4):ALLたかね錦 の60% 精米
 21BY(T7):(麹)五百万石20%(掛)こしいぶき80% の60% 精米
と、米をがらりと変えたようだ。

「こしいぶき」は、新潟で開発され&新潟県内でしか栽培されてない比較的新しいお米。
ご覧のように完全なる食米(飯米)です。
こしいぶき
> 炊きあがりのツヤが良く、粘りがあり、コシヒカリに似た食味を持ち、リーズナブルで
> 収穫期の気温が高くても品質が低下しにくく、収量が安定していて栽培しやすい
そうで、ご飯としてはバッチリで農家にとっても嬉しいが、酒米としてはどうなのか?

と思ったら、こしいぶきを使ったお酒は、鶴齢/巻機山、清泉、雪中梅、吉乃川、真野鶴、越の華…etc.で醸しており、酒米としても新潟の蔵にとってはポピュラーなようです。


開栓すると、香りはかなり立ちますね。フルーツ系の爽やかな甘みを連想させます。
新酒らしいピチピチとした華やぎがあり、想像した通り爽やかフルーツ風味。

まずは甘み、それも濃厚な甘みというのではなくて軽やかで爽やかな甘み。
とても60%の特純とは思えない、もっと磨いたようなエレガントさを感じさせながら、
そこに、旨みが混ざるように“ほっこり”膨らんできます。

サラリと綺麗でもあり、旨口でもあり。
線が細いようでもあり、太いようでもあり。
真っすぐなような、丸いような。面白いなぁ。

かなり旨いです。この価格からすると相当CP高いです。おすすめですね。

越の白鳥 T7 21BY 越の白鳥 T7 21BY(裏ラベル)
絡み合った二面性を見せる美味しいお酒。
変わらないのは、キレがよくす~っと流れるように消えて行く潔さ。

【越の白鳥 特別純米 T7 無濾過生原酒 21BY】
・原料米:(麹)五百万石20% (掛)こしいぶき80%、精米歩合:60%、酵母:不明
・アルコール分:17度、 日本酒度&酸度&アミノ酸度:いずれも非公開
・製造年月:平成22年3月
・価格:2,751円(税込)/1.8L

新潟第一酒造株式会社】 創業大正11年(亀屋酒造)
昭和38年四社合併により新潟第一酒造設立。昭和40年一社追加合併。
・所在地:〒942-0315 新潟県上越市浦川原区横川660 、TEL:025-599-2236  
・最寄駅:北越急行ほくほく線うらがわら駅(徒歩5~6分か?) ⇒ 新潟第一酒造の地図
・代表者兼醸造責任者:武田 良則(四代目社長)
・蔵見学:基本的にOK。酒造り期間中の午後を歓迎。

【購入したお店】 ⇒ 株式会社 カネセ商店


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/10(月)
(一つ前の記事は、このネタの前フリにしようと思っていたら、あまりにも長くなりすぎました。(笑 )
という事で、「而今 純米吟醸 山田錦無濾過生 21BY」。
而今 純米吟醸 山田錦無濾過生 21BY(肩ラベル1) この写真を見ればお気づきでしょう。
「山田錦無濾過生」の細長い肩ラベルが、「而今」の胴ラベルに重なっている。
・・・そう、これは1SBではなくて4GBなのです。 なんと優しい撫で肩よ。。

20BYで而今はほぼ制覇したので、今季はなるべく他の銘柄も呑もうと見送ったら、
皆様のブログで「これまでで最高のデキ!」などと、絶賛の嵐。
“あ~、やっぱり呑もう!!”なんて思ったところで、もう後の祭り。4GBになりました。

<而今 無濾過生のラインナップ>大体、左から順番に出てきます。
新規画像1
今季は一番右の「三重酵母おりがらみ」出たのかな?


さて、4GBの純吟 山田 21BYですが、
先日呑んだ最も華やかな「MK-3而今」(右から4番目)に比べると、香りはかなりおとなしめ。

含むといつもの果実のような甘みを感じるものの、やはり控えめ。
甘みというよりも上品な旨みだ。しかも山田錦らしく、しっかりと幅があり立体的。。3Dだ。

しかも透明の酸。これはまさしく而今の酸。
果実のような香りと甘みをきちんと旨みにまとめ上げ、スパッと切れ上がる。
diansさん は、これを“キレキレの喉越し”と称したが、良い表現だなぁ。勝手に拝借しよう。

口に入れた直後から、控えめ果実・穏やかジューシー~しっかり旨み と回転するように流れて行き、最後はスパッとキレるのです。

この而今は、「フルーティーばんざい!ジューシー炸裂!!」の而今ではありません。
情熱の酒販店さんがコメントされてるように、“山田錦の膨らみや味の幅を上手くコントロールして、必要以上の味を引き出さずに、その一歩手前で仕上げている”ようです。
落着いた、上品な而今です・・・。

フレッシュなアイドル而今と、大人の而今、もちろん好みはあるでしょう。
親爺はバカ舌だから、分かりやすいジューシー炸裂!而今が好みです。
而今 純米吟醸 山田錦無濾過生 21BY 而今 純米吟醸 山田錦無濾過生 21BY(裏ラベル)
純吟 山田の無濾過生、
19BYは切れ味が足りなく、ちょい不満。  (その時の感想 → 19BY 純吟山田生
20BYは初日は渋みが先行し、ちょい残念。(その時の感想 → 20BY 純吟山田生
すると、年々進化してるという事か。
大西杜氏が言うように、山田+9号が一番可能性を秘めた而今という事なのか。。


【而今 純米吟醸 山田錦無濾過生 21BY】
・原料米:山田錦100%、、精米歩合:50%、酵母:自社9号
・アルコール分:17%、日本酒度:-1、酸度:1.5、アミノ酸度:1.4
・製造年月:平成22年3月
・価格:1,785円(税込)/720ml

木屋正酒造合資会社】 創業文政元年(1818年)
・所在地:〒518-0726 三重県名張市本町314-1、TEL:0595-63-0061
・最寄駅:近鉄大阪線名張駅(徒歩10分) ⇒ 木屋正酒造の地図
・代表者:大西 和夫、杜氏:大西 唯克
・蔵見学:現在NG。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/08(土)
われら日本酒星人は、「而今」を普通に “じこん” と読めますが、それは何より、
じこん3 ← ここに振り仮名があるおかげ。
(日本酒を呑まない、普通の方には(たぶん)読めません。。)
ただ仏教用語では、“にこん”と読むのが多数派らしい。(“じこん” “しきん”でも良いそうです。)

日本の曹洞宗の宗祖:道元禅師が中国で修行中、一人の老僧の典座(てんぞ:台所で食事を作る役)から教わった事を書き記した『典座教訓』という中に、
  「他不是吾 更待何時
  (他は是(こ)れ吾(われ)にあらず。更にいずれの時をか待たん。)
という、有名(らしい)一節がある。
簡単に訳せば、「自分がやらないで誰がやる。今やらないで何時(いつ)やる。」です。

佐藤俊明師の説明を借りると、
  「他に是れ吾にあらず」は空間的位置(ここ)を決定した言葉であり、
  「更にいずれの時をか待たん」は時間の位置(いま)の決定である。
  他人でなく自分(ここ)、あとでなく(いま)、
  このいまとここのクロスしたところが現実であり、道元禅師はこれを而今(にこん)という

つまり、而今とは「自分(ここ)の、今この一瞬」という意味です。
曹洞宗関連用語集の而今の項にも、①この ②今 の2つの意味が定義されています。)


「而今」の裏ラベルには、「過去に囚われず未来に囚われず 今をただ精一杯に生きる」
而今精一杯に生きる とありますが、
上記のとおり、「而今(にこん)」の二文字には、ここまでの意味合いはありません。

ただ、道元語録集ともいうべき『正法眼蔵随聞記』に
  「学道の人は、後日を待って行道せんと思ふことなかれ。 
   只、今日今時を過ごさずして、日日時時を勤むべき也。」
  (仏道に学ぶ人は、後で修業しようなどと思ってはいけません。
   今のこの時を無駄に過ごさず、日々刻々、その瞬間を懸命に勤めなさい。)
とあるように、「而今に生きる」ことの大切さを説いてます。

こうした『正法眼蔵随聞記』や『正法眼蔵』の解説に“過去や未来に囚われず而今に生きる”法話もあり、大西杜氏は、而今の持つ言葉の意味と自己の(酒造り)の信条や家訓を重ね合わせて、こう言葉に表現されたのだと思います。

「而今」という銘柄の由来について、
・「蔵の座敷にあった掛け軸からインスピレーションを得て命名された」(酒販店などのWEB)
というのが通説ですが、これについて
古川修の美酒美食『創遊ライフ』 には、→ 而今掛け軸
その掛け軸と思われる写真と、「而今とは、今を一生懸命生きるという家訓」との大西家の聞き書きが載っています。また、
・「母親が(「身を削るようにして酒を造る大西杜氏に)贈った言葉」(dancyu2007年4月号)
との説もあります。おそらくどちらの説も正しいでしょう。

酒造りに打ち込む息子に、母親は掛け軸の言葉の意味を教え励ましたことでしょう。
文政元年から続く旧家です。次代を引き継ぐこの跡取りに家訓を諭した事もあるでしょう。
それを受け止めた杜氏が、「而今」に感ずるものがあり、それを自らが立ち上げる新ブランドの銘とし、自らの姿勢を裏ラベルの言葉に表現したのだと思います。


而今とは、先述のとおり道元禅師(曹洞宗)の言葉です。
すると、木屋正酒造(大西家)の宗旨は曹洞宗なのでしょうか?

文政元年(1818年)の創業から約200年、ずっとこの地で酒造業を営んでるのですから、この地のお寺の檀家(それも檀家総代とか)のはず。
もし木屋正酒造が曹洞宗ならば、近くに曹洞宗のお寺があるはずです。

木屋正のすぐ近くにあるお寺は、妙典寺(日蓮宗)、栄林寺(浄土宗)、・・・、ありました。
曹洞宗 徳蓮院(名張市平尾3152)。木屋正酒造から線路を挟んで向こう側です。

そして何と!この徳蓮院には、名張藤堂家の初代:藤堂高吉のお墓があるのです。
(初代だけではなく歴代藩主のお墓も。)
木屋正酒造は、寛永13年(1636年)に藤堂高吉が伊予今治から伊賀名張に移封された時、藤堂家について一緒にやってきた材木商が祖です。この何代かあとの木屋正之助が文政元年(1818年)に酒造業を始め、いつの頃からか屋号が木屋正になったのです。

禅宗は武家の信仰が篤いので、藤堂家の臣下のお墓も徳蓮院にありそうな気がします。
もしかしたら、一緒に来た今治の商人や大西家のお墓も徳蓮院なのかもしれません。。。

(以上は全て親爺の勝手な想像です。親爺の歴史遊びに過ぎません。←ここ、お間違いなきように。)


つまらない長文に最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/05(水)
お陰さまで「酒呑親爺の酔って候」も、2周年です。 <(_ _)><(_ _)>アリガトウゴザイマス..
いつもより気合を入れて(本当は、いつもよりヒマなだけ)、書いてます。



東北有数の穀倉地帯、秋田県仙北平野の美郷町六郷は、古くからの名水の地。
町のあちこちに湧き出る六郷湧水群は、環境省の「名水百選」や国交省の「水の郷百選」に認定されている。 (↓ この3枚の写真は 美郷町観光協会HP からの転載です。↓)
諏訪清水台蓮寺藤清水宝門清水
(左)諏訪清水           (中)台蓮寺藤清水         (右)諏訪清水
今も60以上の清水(湧水)があり、人々の共同の洗い場や飲料水として使われ、多くの一般家庭が地下水をくみ上げて使用するため、町の水道普及率が低いとか。

また六郷には、中世~江戸期の古寺が26ヶ寺も現存し、3軒ある酒蔵をはじめ点在する古い町屋とともに、風情のある町並みを残している。(街のガイドマップはこちら。→ 六郷マップ

その六郷の町のほぼ中央にある「栗林酒造店」。(↓ この写真は、秋田フィールドワーク から転載。)
栗林酒造1
明治7年創業。この建物は大正13年の六郷の大火以降に建てられたものらしく、切妻、妻入、木造2階建ての六郷の町並みを代表する建造物とのこと。

水はもちろん地下水だ。地下25mからくみ上げられる。(↓ 美の国あきたネット から転載。↓)
栗の木栗林の仕込水看板栗林の仕込水
蔵に栗の木があることから「栗林(りつりん)の仕込水」と呼ばれるその水は、年間を通じて12℃前後の軟水で、誰でも飲めるよう蔵の玄関脇に水飲み場が設けられている。

この地には、イバラトミヨ(ハリザッコ)という小型の淡水魚が生息する。とてもきれいな湧水にしか生息できない、今や環境庁のレッドブックにも載る絶滅危惧種だ。
栗林酒造店では、このハリザッコの保護増殖と清水の保全活動を目的に、お酒の売り上げの一部を役立てる地域貢献活動もしている。

蔵人は全員地元の人間。皆、農業に携わり冬季だけ蔵に入る。
平成16年に「美郷酒米研究会」を立ち上げ、美郷錦などの契約栽培をしているが、会員は全員が蔵人。つまり、蔵人は夏は自分で米を作り、冬はその米で酒を造っている
水・人・米・・・ある意味、究極の地酒蔵ですね。

春霞 純米吟醸 無濾過生原酒」。緑色ラベル。
春霞 純米吟醸 無濾過生 21BY(胴ラベル1)「春霞たなびきにけり久方の月の桂も花や咲くらむ
と、書いてあるかどうかは知らない。読めないのである。
同じ緑ラベルでも、バックに歌のない無地の緑ラベルもあるようだ。何か違うのか??

ふわ~っとほのかな甘い香り。どちらかというとバナナ系か。
しっとりとなめらかな口当たりの中に、極微発泡のような シュワ~ とした酸。
ピリピリでもない、ピチピチでもない、シュワッシュワッでもない、“シュワ~” です。
そのせいか、穏やかな甘旨みながらも爽やかな味わいを感じる。

ほのかな香りと甘みに爽快な酸。
香・タッチ・味・・・どれも突出せずに、シュワ~ の酸で絶妙のバランス。
食中酒としてスイスイいける。

こりゃぁ、けっこう旨いじゃないですか!

注意をひとつ。
3日目くらいから、嚥下したあとに、徐々にセメダインっぽいオフフレーバーが・・・。
含んでいる時は気になりませんが、嚥下した後にきます。
セメダイン苦手な人は、3~4日以内に呑み切る事をお勧めします。

春霞 純米吟醸 無濾過生 21BY 春霞 純米吟醸 無濾過生 21BY(裏ラベル)
昨年、40年来のベテラン名杜氏:亀山精司さんが亡くなられましたが、すでに20BYより専務中心の酒造りの体制をスタート。伝統は引き継がれた。

【春霞 純米吟醸 美郷錦 無濾過生原酒 21BY】
・原料米:美郷酒米研究会産美郷錦100%、精米歩合:50%、酵母:熊本酵母
・アルコール分:17~18%、日本酒度:+1、酸度:1.5、アミノ酸度:0.8
・製造年月:平成22年4月
・価格:3,150円(税込)/1.8L

合名会社 栗林酒造店】 創業明治7年(1874年)
・所在地:〒019-1404 秋田県仙北郡美郷町六郷字米町56 、TEL:0187-84-2108  
・最寄駅:JR東日本 奥羽本線 飯詰駅(3~4km、車で10分ほど) ⇒ 栗林酒造店の地図
・代表者:栗林 啓亮(酒屋を創業してから6代目)、専務兼杜氏:栗林 直章
・蔵見学:要予約でOK?

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/03(月)
GWも後半戦に突入したが、親爺は特にやる事もない。 のんびりと良い休暇だ。

デジカメの中身を整理していたら、こんな写真。
井上ひさし1井上ひさし2
井上ひさし3 先月、井上ひさし氏が亡くなられた時に、
哀悼の記事を書こうとして、写真だけ撮ったもののタイミングを逸しておりました。
井上ひさし氏、好きでしたね。芝居は見た事ないし、戯曲もほとんど読んでおりませんが。
数えたら65冊ありました。(ここに写ってないのも2冊ありました。)

こんな写真も。
日本エッセイスト・クラブ編 『ベスト・エッセイ集』(文藝春秋)の85年版~09年版。
ベストエッセイ集
毎年夏に出版される。入社(1985年)以来、なぜか?毎年欠かさずに買って読んでいる。
新年度に職場の組織と所属が変わったので、感傷に浸って撮ったんだろうなぁ。
ちなみにこれは、電子ピアノのペダルのところ。もう本の置き場がないのである。

暇だから本でも読むか・・・と思う時に限って、未読の本がない。 さて、どうしたものか。。
3日間くらいかけて読めて、頭を使わなくて済むモノ(すでにGWボケなのである)。

 これだ!森川ジョージ 『はじめの一歩』(講談社コミックス)。何の事はない、マンガだ
はじめの一歩
親爺の家の中で(たぶん)一番長い続きもの。これだけあれば、3日間くらいもつだろう。
家には89巻までしかないが、最新刊は91巻のようだ。
ちなみにここは、次男の机の下。コミックも、もう置き場がないのである。(苦笑


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
2010/05/01(土)
かかあ天下とからっ風で有名な上州は前橋にある蔵元、「町田酒造」。
町田酒造店舗 (←これは 酒販店HP からの転載です。)
創業は明治16年ながら、先代は群馬県酒造組合会長などの要職を歴任したというから、群馬ではなかなか有力な蔵元さん(なのかも)。

敷地内には、〆縄の張られた瓦屋根付きの井戸がある。
仕込水の超軟水の利根川の伏流水を汲み上げるために、大切に使われている。
well_01[1] (←これは 蔵元HP からの転載です。)
現在は4代目蔵元の娘さんと婿殿の二人三脚での酒造りだが、杜氏は奥さんの方。
しかもこの娘さん、2008年の利き酒選手権で群馬県大会優勝&全国大会準優勝。
ここでも、かかあ天下の本領発揮か!?(いや失礼。 <(_ _)>.. )

そんな二人が立ち上げた新銘柄「町田酒造」。新銘柄を考えた時、若い世代にメッセージを発信するには、蔵の名前そのままが一番分かりやすいのではないかと決めたという。

銘柄の町田酒造には、米・精米歩合・酵母&ラベル色の違いで3バリエーションある。
 ①純米吟醸 山田錦(50%)  協会1801号酵母:黒ラベル
 ②特別純米 五百万石(55%) 群馬KAZE酵母 :紺ラベル
 ③純米    若水(60%)    協会901号酵母 :えんじ色ラベル
全て500kgタンク1本のみ仕込み、中取りだけ(全体の50%程度)しか詰めてないらしい。

今回呑んだのは、②「町田酒造 特別純米55 五百万石 無濾過生」。
町田酒造 特別純米55 五百万石 21BY(肩ラベル)
群馬KAZE酵母は県のオリジナルで、現在では、1号~4号酵母まで開発されている。

以下、その特徴を群馬県立産業技術センターのレポートより要約抜粋。
酵母の種類特徴
群馬KAZE酵母 1号(6057株)洋ナシ様な香りのカプロ酸エチル5ppm以上生産でき、アルコール発酵力も申し分ない。
群馬KAZE酵母 2号
(6057-162株)
カプロ酸エチルの生成力が1号の1.3倍で、後半の発酵力がやや弱い。
群馬KAZE酵母 3号
(6057-144株)
カプロ酸エチルの生成力が1号の1.2倍で、酸度が低く、後半の発酵力がやや弱い。
群馬KAZE酵母 4号
(6057-1042株)
バナナ様な香りの酢酸イソアミルの生成力が高くなる。

確かに良い香り。
それほど強くありませんが、適度な立ち香で、洋ナシというより 熟した“梨”でしょうか。
含んだ印象が透明で綺麗です。その後に淡い甘みがスーッと広がり、なお綺麗です。
酸味があって、それが綺麗な淡い酒質のアクセントとなり、スムースに喉を通ります。
思い出したような後味のピリ辛と梨の残り香(戻り香)がバランスよく、
これは、なかなか旨いんじゃないでしょうか。

数日経つと、酸味と後味のピリ辛が弱くなり透明感は薄れるが、
だけど、淡い甘みが→なめらかな甘旨みに変わり、これは好みが分かれるでしょう。

昨年の平坦的な味わいに比べると、親爺としては、進化しているように思う。

町田酒造 特別純米55 五百万石 21BY 町田酒造 特別純米55 五百万石 21BY(裏ラベル)

【町田酒造 特別純米55 五百万石 無濾過生 21BY】
・原料米:新潟県産五百万石、精米歩合:55% 、酵母:群馬KAZE酵母(らしい)
・アルコール分:16~17度、日本酒度:+2、酸度:1.7(らしい)、アミノ酸度:1.4(らしい)
・製造年月:平成22年4月
・価格:2,730円(税込)/1.8L

株式会社 町田酒造店】 創業明治16年(1883年)。当主は代々、卯三郎を襲名。
・所在地:〒379-2122 群馬県前橋市駒形町65番地、TEL:027-266-0052
・最寄駅:JR両毛線駒形駅下車(徒歩15分くらい?) ⇒ 町田酒造店の地図
・代表者:町田 卯三郎(4代目)、杜氏:町田 恵美(4代目の娘さん)
                    → 08年全国利き酒選手権準優勝/群馬県大会優勝
・蔵見学:冬場のみ実施。ただし事前連絡必要。

【購入したお店】 ⇒ 地酒&ワイン 加桝屋


酒呑親爺の酔って候 をご覧いただきありがとうございます。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ ご声援頂けましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。