旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2011/09/28(水)
東海道16番目の宿場町 由比(ゆい)。
東海道53次由比宿
江戸時代には、本陣と脇本陣のほか、旅籠32軒が連なったというかなりの賑わい。
背には富士、南に駿河湾を抱き、春先の桜エビは駿河の宝と称されます。

英君酒造」は海から由比川に沿って、少し山に入ったところにあるようです。
英君酒造外観 創業明治14年(1881年)。当代で5代目。
(↑写真は、静岡県酒造組合HPから借用。)
一方で、日英修好通商条約が結ばれた年(=1858年)が創業年とも言っているので、
安政5年(1858年)に酒造業を始め、明治14年(1881年)に会社組織を設立という事か?

銘(屋号)は、日英修好と駿府に戻った徳川慶喜公にちなんで「英君」と名付けたとか。
(京都伏見の齊藤酒造に「英勲」というお酒もあるが、今回呑むのは「英君」です。)

英君 特別純米酒 袋吊りしずく酒」。
英君 特別純米酒 袋吊りしずく酒 22BY(肩ラベル)
水は、3kmほど離れた山の桜野沢湧水
良質の軟水で2代目がこの水を気に入り、山ごと買い取ったそうな。
今も山から地下水を引き、自家製の噴霧装置とフィルターで鉄分を除去して使ってます。

コンピュータ精米機NF-26を導入し、米はすべて自家精米
酵母は、鑑評会用以外は静岡酵母。純米系はNEW-5で、吟醸・大吟醸系はHD-1です。
タンク貯蔵は熱交換急冷後5℃の貯蔵庫で、ビン貯蔵は瓶燗急冷後氷温貯蔵庫で保管。
英君 特別純米酒 袋吊りしずく酒 22BY(1) ( ← 年三さんからもらった酒器。)
と、まぁ、手間暇かけてる。
特純だけどHD-101酵母で、バナナ香とかメロン香がするらしい。しかも、袋吊りのしずく。
期待は高まる。 ・・・が、すぐに暗転。

久々のセメ様です。間違いない。それも相当強烈なセメダイン臭。
酢酸イソアミルの芳香は、それが強すぎると異臭となって酢酸エチル臭と呼ばれます。
つまり、「バナナ香・メロン香」も度を越すと「セメダイン臭」 になってしまうとか。

英君 特別純米酒 袋吊りしずく酒 22BY 英君 特別純米酒 袋吊りしずく酒 22BY(裏ラベル)
このにおいにだけ目をつむれば、乳製品ぽいような甘酸っぱさ? で生もと系を連想させるコク? があるようで、好みの人はいそうです。燗映えしそうな気もするし。。


== 親爺のお好み度 == ☆☆☆☆☆ (★ゼロじゃないです。現時点では採点不能という意味です。)
・いかんせん、セメ臭が手強く、ここはいったん撤退。
・後々の変身を期待して、久々に熟成の旅へと旅立ったのでした。

【英君 特別純米酒 袋吊りしずく酒 22BY】
・原料米:福井五百万石100%、精米歩合:55%、酵母:静岡HD-101
・アルコール分:16度以上17度未満、日本酒度:+3、酸度:1.5、アミノ酸度:不明
・出荷年月:平成23年8月
・価格:3,570円(税込)/1.8L

英君酒造株式会社】 創業明治14年(1881年)、
・所在地:〒421-3101 静岡県静岡市清水区由比入山2152、TEL:054-375-2181
・最寄駅:JR東海道本線 由比駅(駅から6~7kmか) → 英君酒造の地図
・代表者:望月 裕祐(5代目)、杜氏:古川 靖憲(南部杜氏)
・蔵見学:一般客の蔵見学は不可。

【購入したお店】 ⇒ 地酒の小山商店 トマリ君の頒布会


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2011/09/26(月)
愛知県知多半島の「原田酒造」。若水というお米に力を入れてます。
主銘柄は「生道井(いくじい)」ですが、なぜかラベルに銘柄の記載はありません。

若水 槽口直取り 生酒 あらばしり
生道井 特別純米 あらばしり 槽口直取り 生酒 22BY(肩ラベル)
“生道井”の文字はなく、サブタイトルの“槽口直取り”の文字が胴ラベルのセンターです。
そういえば、以前呑んだ「吟雫」のラベルにも、“生道井”の文字はなかったなぁ。

面白いなぁ。。などと思いつつ、
「生道井」「若水」「知多半島のお酒の歴史」については以前調べたので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。 →→→ 【過去ネタ】・生道井 純米吟醸 吟雫 22BY と手抜きする。

肩ラベルは、あらばしり。でも、あらばしりのおりがらみ。
滓の量1 滓の量はこんなもの。このくらいなら安心か?

今シーズン初おでん。 もイイいけど、最近、この赤肉グレープフルーツ(?)というのが
親爺のお気に入りで、値段も安いのか? よく買ってきてくれる。
おでん
これをムシャムシャ食べながら、日本酒呑んでます。フルーツにも日本酒は合うのです。

上澄みだけで呑むの、忘れました。
というよりも、滓のツブが小さく軽い感じで、少し瓶を揺らすと撹拌されちゃう感じです。

「吟雫(ぎんしずく)」同様、こちらも香りは立たないタイプ。
(これもカプロ酸エチル高生産性の18号酵母なのか?)

ピチピチとして発泡感はナイスです。
しかも滓が軽やかで絡みやすくなってますから、呑みやすい。
滓のツブや重さが邪魔する事もなく、最初から滓が絡んで、旨さ全開です。

生道井 特別純米 衣が浦 若水 あらばしり 槽口直取り 22BY 生道井 特別純米 衣が浦 若水 あらばしり 槽口直取り 22BY(裏ラベル)
難を言えば、ガス感か。
ピチピチした発泡感よりも、無味的なガス感が多く、旨みが少しそがれる感じ。
(普通に開栓できたので、ガス圧は強くないです。でも、ガス感が強いです。)
単に、親爺がおりがらみが苦手になっただけかも。


== 親爺のお好み度 == ★★★☆☆
軽やかな滓は呑みやすく、旨みも溶け込む感じ。
ガス感が多(強)く、その旨みを減殺しちゃってるような。値段もそこそこなので、★3つ。


【生道井 特別純米 衣が浦 若水 あらばしり 槽口直取り 生酒 22BY】
・原料米:知多半島産 若水100%、精米歩合:60%、酵母:18号酵母(らしい)
・アルコール分:18%、日本酒度:不明、酸度:不明、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成23年9月
・価格:3,570円(税込)/1.8L

原田酒造合資会社】 創業安政2年(1855年)
・所在地:〒470-2104 愛知県知多郡東浦町生路坂下29、TEL:0562-83-5171
・最寄駅:JR武豊線 東浦駅(徒歩10分ほど) ⇒ 原田酒造の地図
・代表者:原田 晃宏(?代目蔵元)、杜氏:田村 耕一(越後杜氏)
・蔵見学:不明。ただし、毎年12月に蔵開きを開催しています。

【購入したお店】 ⇒ ルナ◇テーブル島本屋ネット店の頒布会


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2011/09/24(土)
さて、いせや公園店の後に向かったのは、
暖簾
(第2回)「酒呑もう! がんばれ東北」の会 in 手打そば 中清。

本日のラインナップ。(↓クリックすると見やすくなるか?)
日本酒ラインナップ
象徴的なのが、「磐城壽(いわきことぶき)」でしょう。福島県浪江町にあるお蔵さん。
浪江町は、全町が計画避難区域。あのDASH村のある町と言った方が分かりやすいか。
磐城壽(1)磐城壽(2)
磐城壽(裏ラベル1)磐城壽(裏ラベル2)
①震災前に出荷されたお酒 と ②震災後に出荷されたお酒 が揃いました。

この貴重なお酒を提供してくれた方が、乾杯のご挨拶。


おもむろに呑み始める。相変わらずの猛スピードです。
夢幻 大吟醸乾坤一 純米吟醸蔵王
夢幻 大吟醸(裏ラベル)乾坤一 純吟ササシグレ(裏ラベル) 早くも写真がないのである。

集合写真でごまかす。 ⑪日高見が、ない。
集合写真1

⑪日高見が帰って来た。 と思ったら、①磐城壽がなくなった。。
集合写真2

入れ替わりが激しいのである。皆、呑みたいお酒を持って行く。
浴衣美人 女性も一升瓶を持って行く。

一応、料理の写真。もちろん、全て撮れてるはずがない。酔って候なのである。
料理1料理2
料理3料理5

そして、豆腐が美味しかった。普段食べてるスーパーの豆腐とは違う。しょうゆ不要。
豆腐

こちらのお店は、お蕎麦屋さんなのである。でも、初めて食べた〆の蕎麦。
蕎麦
ちゃんと、本わさび。美味しかった。

主催者のキャミパンさんに感謝しつつ、席を立つ。
石灯籠

special thanks あ! Special thanks.


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2011/09/22(木)
言わずと知れた6号酵母の発祥蔵。 嘉永5年(1852年)創業、
新政酒造 新政キャップ秋田県「新政酒造」。
(↓写真は、日本名門酒会からの借用です。)
米問屋の初代:佐藤 卯兵衛(うへい)が酒造業を興し評判となり、「うへえの酒」と呼ばれました。また、卯兵衛(うへえ)からとった屋号「やまうの酒」とも呼ばれました。

平成の今、評判となっているのは、8代目:裕輔(ユウスケ)が造ったので「やまユ」です。

新政の5代目は神童と呼ばれ、大阪大学を卒業後、高精白低温発酵速醸酒母という新技術を導入します。そして、1930年に新政のもろみから抽出されたのが6号酵母です。
これにより、蔵付き酵母に頼る自然発生的な酒造りから、現代的な酵母培養型の酒造りへと進化したのです。現代の酒造りの基礎を固めたお蔵さん・先駆者と言うべきか。
8代目とsakezukibitoさん
 (左:酒販店のsakezukibitoさん、右:新政の8代目 佐藤 裕輔 専務。酒屋さんの独り言から借用。)
そして8代目も神童らしい。東京大学のご出身。5代目の血を濃く受け継いだ天才か。

19BYに実家蔵に戻るや、矢継ぎ早に新政の改革を実行。
・若手杜氏(社員)の登用。
・20BY:若手の造り手たちの通年雇用開始
・21BY:冷蔵設備等の大幅刷新、三季醸造を開始。
     酵母を6号酵母のみに限定。原料米を全て酒造好適米に
・22BY:原料米を100%秋田県産米に限定。

万石以上だった準大手蔵を少量仕込みの手作り純米蔵に変えようという大改革です。

女性がワインボトルを抱えるように、日本酒もイメージの変革が必要だと頑張ってる。
NEXT5.jpg
そのひとつが「NEXT5」。もちろん「やまユ」も「亜麻猫」も天才8代目のプランだろう。
個人的には、ゆきの美人の社長に心酔してるようで、いろいろ勉強してるみたい。

新政 日本名門酒会限定酒 純米吟醸」。
新政 日本名門酒会(1) セミナー参加が条件で売らせてもらえる?
甘い香りです。
ちょっと柑橘系の混ざったメロン香。甘い香りの中に酸味を感じるような。

口当たりは、サラッとしてますが、
その後は、一挙に濃いめの甘みが攻めてきます。濃厚な甘みです。
それでいてジューシー。

かなり旨いです。

温度が戻ってくると、かなり粘度を感じます。
甘さの密度が高まって来るようです。
ただ、その粘性の中に、キリッとした真っすぐな清らかさ。
そこに、最後にピリりと辛みがくるから、こりゃ、凄いです。

新政 日本名門酒会限定 純米吟醸 22BY 新政 日本名門酒会限定 純米吟醸 22BY(裏ラベル)
OIRAnさんが、絶賛・お代わりするのも頷けます。


== 親爺のお好み度 == ★★★★
ジューシーで粘度の高い甘み。それでいてピュアな酒質。
まだ4造りかそこらのはず。やっぱり大したもんです。また一人、黄金世代の仲間入り。
でも、美郷錦って、高いのですね?山田の純吟買ってもお釣りが来そうだ。

【新政 日本名門酒会限定酒 純米吟醸 22BY】
・原料米:秋田県産美郷錦100%、精米歩合:55%、酵母:協会6号酵母
・アルコール分:16%、日本酒度:+5(らしい)、酸度:1.9(らしい)、アミノ酸度:不明
・出荷年月:平成23年7月
・価格:1,980円(税込)/720ml

新政酒造株式会社】 創業嘉永5年(1852年)、生産量:約3,200石
・所在地:〒010-0921 秋田県秋田市大町6-2-35、TEL:018-823-6407 (代)
・最寄駅:JR羽越本線 秋田駅(タクシーで約10分) ⇒ 新政酒造の地図
・代表者:佐藤 卯兵衛(7代目)、専務:佐藤 祐輔(8代目)、杜氏:鈴木 隆(社員山内流)
・蔵見学:不明

【購入したお店】 ⇒ ルナ◇テーブル島本屋ネット店


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2011/09/20(火)
この暖簾をくぐったのは、8月23日(火)。
のれん 今さらながら のUPです。
今日は、2階には上がらない。
階段 
1階の熊手の向こうのテーブル席。ちょっと常連さんになったみたいで嬉しい。
熊手

山間 勢ぞろい。 
山間ラインナップ
ヤンマニアも大勢集う。一大ムーブメントを巻き起こした張本人の方々 と言っていい。
山間はもはや、ブーム(一過性の流行)でなくムーブメント(世の中全体の流れ)かも。

さて、宴のスタートです。
仕込み水
お酒、
山間1 もちろん、旨い!
ぎんやんま。
ギンヤンマ

お酒だけじゃない、
串と豆
肴も美味しい!
ポテサラ

一応、利いてるような
利酒 ポーズもしたり。
スペシャルな合鴨のたたきで、スペシャルなお酒を呑んだり。
スペシャル

特区酒 特区酒(裏ラベル)
このお酒、スペシャルな匂いがしたので、裏ラベルも撮りました。(↑クリックで拡大。)

かつ煮。 これで〆では、ありません。
カツ煮
鰻のひつまぶしという〆の名物料理があるのですが、写真がない。酔って候です。

ひつまぶし以外にも、料理もお酒も全然撮れてません。
詳しくは、こちらのブログをご参照。
 ・地酒好きの晩酌日記:山間を味わう会
 ・たまに呑むからまた旨い:山間を味わう会 ~稲毛屋さん~

で、どのくらい楽しい会だったか は、
笑顔 この方の笑顔が語ります。
そろそろ、お開きという事で・・・。
お開き

鰻と地酒の店 稲毛屋
稲毛屋
三代目さん、いつもありがとうございます。
ご一緒させていただきました、日本酒の達人の方々、ありがとうございました。


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2011/09/18(日)
読書の秋・・・という事でしょうか。
親爺の今季のひやおろしの第一弾は、「佐久乃花 ~秋の純米吟醸~」。
佐久乃花 秋の純米吟醸 22BY(胴ラベル)
ラベル右下にあるように、製造:23年4月 出荷:23年9月。
瓶火入れの純吟原酒を6月までは土蔵で常温熟成、それ以降は冷蔵で貯蔵した
秋あがり・ひやおろしです。

千曲川の清流近くに蔵を構える「佐久の花酒造」。
は主に地元契約栽培のひとごこちを使い、は八ヶ岳の伏流水(軟水)。
そして5代目蔵元が杜氏も務め、さらには、酵母も主に長野酵母を使用。

長野酒は、90年代後半、吟醸香の高い長野酵母C(通称:スペックC or アルプス酵母)で市場を席巻しますが、次第に変異を重ね(?)開発当初のようなカプロ酸エチル高生産性
佐久乃花 秋の純米吟醸 22BY(1) ではなくってくる。
そこでスペックCの後継酵母として開発されたのが、長野酵母D(通称:スペックD)。
協会901号酵母の変異株を改良し、酢酸イソアミルは協会901号の20%UP、カプロン酸エチルにいたっては3倍UPの香り高い酵母です。その代わり、扱いは難しいらしい。
(ちなみに、スペックBは2006年頃に北安大國で使われたとか。スペックAは、よく分かりません。。)

長野酒が、まさに信州の高原をイメージさせるリンゴのような香りで、とてもフルーティなのは、酵母の力によるところも大きい。

開栓は、シュッポッンと華やぎがありましたが、
香りは、これまで呑んだ佐久の花よりは、落ち着いています。

ラベルを見ても、使用酵母の情報はなし。使用酵母の記載がない佐久の花は、スペックC+スペックDのW酵母という説と、7号酵母という情報もあり。どちらが正しいのか存じませんが、フレッシュな吟香というよりも落ち着いた柔らかな香りなのは確か。
そして、それが酵母によるものなのか? 秋まで熟成したことによる落ち着きなのか?
親爺には到底分かりません。

味わいも素晴らしいです。
香りと同様、柔らかな口当たりで、何をせずとも奥へ奥へとすすむ滑らかさ。

これまで呑んだ佐久の花は、ムナゲが多かったため、炭酸が弾けるように旨みがパチンとしたその後に、酸が顔を見せた気がします。こちらは、滑らかな旨みが舌の上を進んで行くその後ろに、大きくしっかりと酸が構えていて旨く調和してくるような感じです。

佐久乃花 秋の純米吟醸 22BY

== 親爺のお好み度 == ★★★★
秋あがりというとお燗をしたくなるものですが、佐久の花らしい果実感もあり、冷や一本で行きました。
今季の秋あがり第一弾は、当たり! でした。

【佐久乃花 ~秋の純米吟醸~ 22BY】
・原料米:長野県産ひとごこち100%、精米歩合:55%、酵母:不明
・アルコール分:17~18%、日本酒度:+4(らしい)、酸度:1.6(らしい)、アミノ酸度:不明
・出荷年月:平成23年9月
・価格:2,730円(税込)/1.8L

【佐久の花酒造株式会社】 創業明治25年(1892年)、生産量:約300石
・所在地:〒384-0414 長野県佐久市下越620、TEL:0267-82-2107
・最寄駅:八ヶ岳高原線 臼田駅(駅から徒歩2分) ⇒ 佐久の花酒造の地図
・代表者兼杜氏:高橋 寿知(5代目蔵元)
・蔵見学:試飲は無料で出来るらしいけど、蔵内部の見学は不可。

【購入したお店】 ⇒ 杉浦酒店


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2011/09/16(金)
学生の頃、この道を通ってもこの店は気にならなかった。
いせや公園口店外観 今は、この店に入るために
この道を行く。 吉祥寺 井の頭公園入口「いせや公園店」。

8月20日(土)の夕方。既に階下は満席で、2階のお座敷へと案内される。
1階席俯瞰図
階段の踊り場から1階席を俯瞰すれば、公園の緑と開け放たれた窓が涼やかだ。

2階のお座敷。昔はここで、貸切の宴会などが開かれたのだろう。
2階お座敷
かつてはステージだった(?)板の間に、今ではキャパを広げるための座卓が並ぶ。
場所柄か、年齢層は若く女性率も高い。

メニューを覗く・・・までもなく、
メニュー
生ビールに、煮込みともつ焼き。 忘れちゃいけない、シューマイとギョーザ。

呑む前の 写真が撮れない 生ビール。
生ビール この仮説は、強い。。

焼き物は多少時間がかかるが、煮込みとシューマイは早くて旨いのでおススメです。
モツ煮込み手作りシューマイ
もつ焼き

ギョーザともつ焼きが並ぶ頃、ホッピーにチェンジ。
ホッピーなか 中(焼酎)が多い。。
いかにも、昭和の猛者たちが呑んできたホッピーだ。

グラスのふちギリギリまで外(ホッピー)を注ぎ込めば、今は懐かしい(?)穴あき氷
ホッピー
昭和ノスタルジーを呑みほして、次の店へと向かう。

地元の粋人(酔人)だけでなく、いせやの焼き鳥で、公園デートを楽しむ若者も。
いせや公園口店外観2
四人(hokutono-kenさん、inoさん、diansさん、namesan56さん)を探せ!

== 親爺、独断のおすすめ度 == ★★★★
・昭和のノスタルジーと平成の今の融合。
・シニアと若者の共存。どちらにも居心地がいい、実に味わい深い店でした。

== この日の呑み喰い&これだけは喰わなきゃ ==
hokutono-kenさん、diansさん、inoさん、namesan56さん の5人で酔客。
・焼き物の他にクイックメニュー(シューマイと煮込みがおススメ)を頼みましょう。
・値段は、心配いらん。焼き物80円。安くてビックリするだけだから。

いせや総本店公園店】
・最寄駅:JRほか吉祥寺駅 (南口から300mくらい) → いせや公園店の地図
・所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-8、TEL:0422-43-2806
・定休日 :毎週月曜日
・営業時間:12:00~22:00


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2011/09/14(水)
出羽酒田。
奥州藤原氏の家臣の子孫「酒田三十六人衆」が自治組織を作り、古くから自由都市として発展した町。(「三十六人衆」というお酒の銘はこれに因む。)

寛文12年(1672年)河村瑞賢が、西回り航路を開き酒田港が北前船の起点になると、米や紅花などの商品作物を一手に扱う貿易港として飛躍的に繁栄します。

(左)西鶴の『日本永代蔵』に、“北の国一番の米の買入れ、惣左衛門といふ名を知らざるはなし”と書かれた豪商・廻船問屋の鐙屋(あぶみや)や (↓写真は、酒田市・歴史・観光より) 
鐙屋本間家住宅
(右)“本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に”と謳われ、戦前まで日本一の大地主と言われた25万石の豪農・本間家などが栄華を極めた。

酒田酒造」の母体となった橋本酒造もそんな豪農の一つだったのでしょう。
創業弘化元年(1844年)。酒田で最も古く&市街に残った唯一の蔵元。上喜元外観
その母屋の『橋本家住宅主屋』は国の登録文化財(写真は、飲料マニアと雑学帝王!!より。)

文化遺産オンラインによれば、10年の歳月をかけて明治37年(1904年)に建設された平入の町家。通り土間をとり、道側に座敷、裏側に板敷の大きな部屋がある酒田の伝統的大規模町家の代表的建物。

酒田酒造は、昭和18年の企業整備令で一時廃業した「男山」(橋本酒造)、「養老」「藤屋」「千里井」「玉の川」の5つの蔵が戦後昭和21年に企業合同して発足した酒蔵です。

現在は、名杜氏の誉れ高い佐藤 正一氏が代表兼杜氏を務め、平均精米歩合は53%、醸される90%近くが本醸造以上の特定名称酒です。
米どころ庄内平野の蔵だけに地元の「美山錦」「出羽燦々」「山形酒4号」の他、「山田錦」「五百万石」「雄町」「玉栄」「こいおまち」「夢錦」など、20種類以上の米を使って多様な酒造りをしているのも特徴。


今回は、「(裏)上喜元 純米大吟醸 山田錦 荒走りにごり」。
裏上喜元 純米大吟醸 山田錦 荒走りにごり(肩ラベル)
いろいろな上喜元がありました。愛山の43とか、穀良都の40とか、つや姫の40とか・・。
でも、「全国でも1軒のみの限定」と「3,360円」という値段に惹かれて、買いました。

にごり酒ですから、お約束の滓の量。。
滓の量 ちょっと、多すぎるよね。。
一応、上澄みだけと、滓を混ぜたのと、、呑んでみる。
澄み酒 おりがらみらしい、香り。
山田の40%とは思えない、ワイルドさ。磨き抜かれた清らかさは、、ない。
撹拌 混ぜてみる。さらに、ワイルド。
吟醸香というよりも、酸味の立った、“とう”がたった(←ピークを過ぎて嫌味が出てきた)
ような匂い。

・・・粉っぽいのです。

混ぜても混ぜても、炭酸が泡が立つだけで、滓が絡み合わない。。
単純に、滓が多すぎるのです。

微炭酸がピリピリ来て、おりがらみとしては、旨い部類なのかもしれません。
でも、今まで、旨い上喜元を沢山知ってるだけに。。

しかも山田の大吟。

裏上喜元 純米大吟醸 山田錦 荒走りにごり
とりあえず、数日、置きました。・・・でも、だめでした。
上喜元。旨い上喜元は沢山あるはずなので、次回、再チャレンジ!っとな。

== 親爺のお好み度 == ★★☆☆☆
実に、残念なお酒。せっかくの山田の大吟なのに。
にごりが大好きな人以外には、お勧めしません。
自分でチョイスしたお酒なので、修行・試練。(でも、こういうのも楽しいんだな。。

【裏上喜元 純米大吟醸 山田錦 荒走りにごり 22BY】
・原料米:山田錦、精米歩合:40%、酵母:不明
・アルコール分:16度、日本酒度:不明、酸度:不明、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成23年7月
・価格:3,360円(税込)/1.8L・・・だったような。

【西田酒造株式会社】 創業昭和21年(1946年)、生産量:約1,000石
・所在地:〒998-0037 山形県酒田市日吉町2-3-35、TEL:0234-22-1541
・最寄駅:JR羽越本線 酒田駅(駅から約2km) ⇒ 酒田酒造の地図
・社長兼杜氏:佐藤 正一
・蔵見学:不明。

【購入したお店】 ⇒ 杉浦酒店


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2011/09/11(日)
夕暮れにそびえる、スカイツリー。
スカイツリー を、背中に浅草通りを行く。
すぐ先の小路を右に曲がると、三千櫻の山田杜氏がお出迎え。
山田杜氏お出迎え 恐縮です。<(_ _)>

向かった先は、押上よしかつ。 住まいの1階が店舗になってる下町のもんじゃ屋さん。
店舗外観
もんじゃ屋さんなのに、刺身や軍鶏があり、地酒と焼酎・ワインにこだわるシャレた店。
なので、店主は、利酒師・焼酎アドバイザーの資格を持つ。

特にこだわるのは、東京の地もの(=東京の地元の食材)。
店内1
東京の地酒12蔵がすべて揃う。もちろん、屋守もリーチインにありました。
ビールも東京地ビール。
店内2
店内は、焼き台(鉄板)付きのテーブルが4卓(掘り炬燵タイプ×2、お座敷タイプ×2)。
夫婦二人で切り盛りする小さなお店。中学生?のお嬢さんがいらっしゃるみたい。

そして今日は、「三千櫻の会」。
メニュー
こだわりの江戸東京野菜の8品の料理に、8種類の三千櫻を合わせてみましょう。」
という、何ともマリアージュな会なのだ。

コンプリート撮影班diansさんがいない。大丈夫なのか!?粋豚さん、サントス君、OIRAnさん、親爺。多分ダメだ。

食前酒。「○搾り にしだ果樹園」。
○搾り西田果樹園○搾り西田果樹園(裏ラベル)
三千櫻の純米酒をベースに造ったデコポンのリキュール。
デコポンを(果肉だけでなく果皮も)丸ごと搾ったから、○搾り。よく混ぜてお飲み下さい。

三鷹なす・江戸川しんとり(芯取り)菜・葛飾の白うりときゅうり のぬか漬け
漬け物
よ~く漬かってました。浅漬けとは違う深い味わい。
これと合わせたのが、
純米 五百万石 茶碗酒 茶碗酒の酒豪。
①「純米 五百万石」。キリリ辛口。酒豪になったOIRAnさん。クレームが来たらモザイク掛けよう。

ここで登場、三千櫻/若女将の和江さん。 座を大いに盛り上げてくれました!
若女将
親爺とほんの何歳しか違わない とは思えない。若々しくて綺麗な方です。

江戸前真鯛のカルパッチョ東京仕立て。トマトも青ものも東京産。
刺身
真鯛、美味かったぁ~。
これに合わせるのが、
純米 袋吊り 愛山 ②「純米 袋吊り 愛山」。
親爺的には、本日のNo.1。袋吊り 旨かった~。 真鯛もいいけど、愛山がいい。

続いて、③自家製豆富とクリームチーズのムース
自家製豆富とクリームチーズのムース
7:3くらいで豆腐の味わいの方が多い感じのムースです。
こいつには、
純米R ③「純米R(Rich taste)」。
Rはお燗です。冷やとお燗、お燗の方が断然良かったです。(が、お燗苦手な人ばかり。。

日の出町大豆を使ったおから
おから
一瞬、大盛りチャーハンかと思うほど、気前の良い盛りっぷり。
で、こいつに合わせたのが・・・写真がない。と思ったら、あった。
純米 愛山ひやおろし ④「純米愛山ひやおろし」。
すでに、いい感じで、座が乱れて盛り上がってるのである。偶然、隣の席になった美女。
ちなみにこの方、地酒の店 よしのやのSさん。公認のワインアドバイザーであったりする。

皆、飲むわ呑むわ、飲むわ呑むわ。。恐ろしいスピードでお酒が消費されて行く。
店主も諦め?「順番関係なしに、お酒どんどん出しましょうか?」に、一同拍手喝采(笑)。

かぼちゃとささげの煮物
煮物
ささげ(大豆角)とは、小豆(あずき)は煮ると皮の腹が破れやすい→腹が切れる→切腹に通じるとして、武士が小豆の代わりに用いた豆科の植物。
ついでに、茨城県つくば市には、大豆角(ささぎ)という地名・交差点がある。
純米 袋吊り 渡船 ⑤「純米 袋吊り 渡船」。
袋吊りって凄いんだなー と思った。本日のNo.2。皆さんも高評価。

寺島なすと長ねぎの蒸し物
蒸し物
現在の墨田区東向島あたりは寺島と呼ばれ、かつてはこの茄子を名産とした農村地帯。

monjya赤と黒 バケット付き
赤もんじゃと黒もんじゃ
いかといか墨のもんじゃ。トマトピューレのもんじゃ。どちらもお初ですが、美味しかった。

そして、この頃になると、
あ~ん1 女将に“あ~ん”させるOIRAn。
あ~ん2 杜氏に“あ~ん”させられるOIRAn。
蒸し物のスープが美味しいと、
いっき飲み 鍋ごと一気に飲み干す若女将。
そんな写真を撮ってたら、女将にパンチを見舞われた酒呑親爺。(ウソです。
三千櫻三人衆
左から、元蔵人、杜氏、女将、10月から造りに入る予定の新人蔵人(目指せ杜氏君)。
純米 愛山うすにごり ⑥「純米 愛山うすにごり」。
23BYは、愛山のにごりは造らない。五百万石の瓶内発酵で行くそうです。

下の瓶が⑧「純米 愛山」だと思う。もはや、酔って候なのである。
その瓶の下に、⑧〆の豚天。その隣の茶碗が⑨デザート大人の甘酒
情報満載
1SBを手酌させちゃって、ゴメンナサイ。。 
集合写真1 ホントは物静かなお嬢さん。
向こうのテーブルに乱入すれば、
集合写真2 こちらはLadies and Gentlemen。
皆さん、笑顔の素敵なホントの大人。

最後の最後、どなた様かの粋な計らいで、〆のラーメンをオーダー追加。
ラーメン 手元定まらず、光輝くラーメンに。
そういえば、⑦「純米 渡船ひやおろし」の写真がない。 ま、いいかぁ。

みんな初めての出会いなのに、こんなに楽しくなれる。
旨いお酒の魔法です。

押上よしかつの大将&奥さん、お世話になりました。また今度、おじゃまします。
三千櫻の山田杜氏・女将さん&新人君、お世話になりました。

ご一緒させていただいた皆さん、楽しいお酒をありがとう。 <(_ _)><(_ _)><(_ _)>アリガトウ..
また、どこかで呑めたらいいな。楽しみにしております。

謎)OIRAnさん、撃沈するどころか、颯爽と自転車に乗って帰って行きました。


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2011/09/09(金)
だいぶ前、inoさん、diansさん、のぶさんと行った、立川オフ会。

楽しくってね。
0次会(横田酒場)-1次会(青海)-2次会(たん焼き てっしん) と呑み進み、
ヘロヘロになりながら、最後の牛タンの写真を撮りました。
輝く牛タン
手元 定まらず、牛タンが光り輝いておりました。 酔って候。。
(その時の本物の牛タン写真は、diansさんのブログ「0&2次会@立川」に載ってます。)


親爺たちは、今年の1月、三千櫻さんで1泊2日の酒造り体験をさせていただきました。
 ・三千櫻酒造 訪問記
 ・三千櫻酒造 奮闘記

↓こんな、感じでした。
蒸し外観より 蔵から湯気が立ち昇る。
そう、中ではもうもうと、蒸米です。
蒸米
この和釜、米の量が多くても少なくても、蒸すのに同じ時間がかかるのだとか。

蒸し上がり。蒸し上がった米をスコップでかき出すのが、「スーパーサブ」の佐藤さん。
蒸し上がり2スーパーサブ佐藤さん
三千櫻は、基本的に山田杜氏と蔵人の佐藤さんの二人だけで約200石を醸している。

蒸し上がった米を麹室に運び込み、広げて、種(麹菌)を振る。
麹室で広げる振る
・・・って、サントス君! 君は杜氏か!?

櫂入れするOIRAn。楽しそうだなー。親爺もやりたかったなぁー。
櫂入れ
でも、「あっ、しまったぁ!」 みたいな顔はやめろ。(笑

・・・楽しかったです。一生の思い出です。

そして今日は、押上よしかつさんで、三千櫻の会。
つっかえ棒と手作り道具
山田杜氏と再会です。

OIRAnさん、サントス君、粋豚(すいとん)さんと一緒です。
手元 定まらなくなるまで、呑めると思います。

光り輝く三千櫻を・・・、撮リたいと思います。
三千櫻酒造 門
三千櫻酒造株式会社


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2011/09/07(水)
駿河と遠江の境界線、大井川。
この川を挟んだ西と東では、食文化などが大きく異なる。人文地理的な東西の境目。
 (↓写真は、 「一路一会」のぶらり、小さな酒蔵写真館 (地酒蔵データーベース)からの借用です。↓)
青島酒造 外観
その大井川の近く、旧東海道沿いの青島に蔵を構える「青島酒造」。
江戸中期にこの地で創業し、明治初年に酒造免許を取得してから当代で4代目。

水は南アルプス源流の大井川水系の伏流水
喜久醉 キャップそれを蔵の敷地内にある55mの井戸から汲み上げます。
米は青島酒造の酒米プロジェクト」。それは、単なる契約栽培ではなく、蔵元と農家が、春の種もみ選びから秋の収穫まで一貫して協働するというもの。蔵元も一緒に田んぼに入り、苗を植え、雑草取りをして、稲刈りします。
そして、その田は不耕起で無農薬、JASの有機認証を受けている。

4代目が地元での山田錦栽培を後押しし、静岡酵母と静岡型吟醸酒に方向を定めた。
そして、現在の青島酒造を引っ張るのが、5代目青島 孝専務兼杜氏)。
青島 孝(杜氏) (← 山同敦子『愛と情熱の日本酒』 P.10より転写。)
1964年5月生まれ。早稲田大学社会科学部で国際経済学を専攻。
在学中は世界80数ヵ国を放浪し、卒業後はニューヨークでファンドマネージャー。
自己のアイデンティティーに悩む頃、父の病を機に実家蔵に戻る。

静岡酵母の生みの親、伝説の技術者河村 傳兵衛の指導を受け16BYから杜氏に就任。
河村 傳兵衛の三番弟子として、杜氏名は「河村 傳三郎」を名乗る。
ちなみに、一番弟子:河村 傳一郎は、國香酒造の松尾 晃一(蔵元杜氏)。
       二番弟子:河村 傳次郎は、満寿一酒造の増井 浩二(蔵元杜氏)。


喜久醉 特別本醸造 22BY(2) 呑んだのは「喜久醉 特別本醸造」。
香りは、ほのか。奥にスゥーッとした爽やかな甘い感じが漂います。

口当たり、なめらかです。
サラリと口中を流れて、香りとともにほんのり甘い味わいが広がります。
上品というか非常に落ち着いていてまろやかな甘みです。

酸は少なめ。
終盤にバランスを整えるかのように甘みと辛みが交錯し、のどごしもスッキリ。
瑞々しささえ感じます。

これ、旨いですねー。すっごく、旨い。
“永遠に飲み続けられそうな癒し系の味わい”と評されるのも納得。

サラリとした軽快感と落ち着いた甘み、このバランス。
まろやかなのに瑞々しささえ感じる、このバランス。
調和の妙が、完成の域にあるような気がします。2,000円の本醸造とは思えません。

喜久醉 特別本醸造 22BY
なぜか、2日目だけ辛みが目立ち、終盤の整えるような甘みと辛みがアル添っぽく。
一瞬不安がよぎるも、3日目からは問題なし。2日目の辛さは何だったのだろう?


== 親爺のお好み度 == ★★★★
「安い酒こそ、ていねいに造れ」がモットー。大吟~普通酒まで全量3-5℃で冷蔵貯蔵。
造りの姿勢はもちろん、味わいも値段も文句なし。CP最高。
2日目の辛さだけ、ちょっとマイナスの4つ。

【喜久醉 特別本醸造 22BY】
・原材料:山田錦&トヨニシキ(らしい)、精米歩合:60%、醸造アルコール、酵母:静岡酵母
・アルコール分:15~16度未満、日本酒度:+4(らしい)、酸度:1.2(らしい)、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成23年7月
・価格:2,100円(税込)/1.8L

【青島酒造株式会社】 創業江戸中期・創立明治元年(1868年)、生産量:約800石
・所在地:〒426-0036 静岡県藤枝市上青島246番地、TEL:054-641-5533 
・最寄駅:JR東海道本線 藤枝駅(駅から約2.5km) ⇒ 青島酒造の地図
・代表者:青島 秀夫(4代目蔵元)、杜氏兼専務:青島 孝(5代目蔵元)
・蔵見学:なし。

【購入したお店】 ⇒ 杉浦酒店


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2011/09/05(月)
信州には、「豊」のつく旨いお酒が2つある。紛らわしいので、整理しておこう。
①豊香(ほうか):㈱豊島屋(長野県岡谷市)、創業慶応3年(1867年)
②豊賀(とよか):高沢酒造(長野県小布施)、創業明治35年(1902年)
豊香 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 限定誂品 22BY(肩ラベル)
豊島屋は、「御柱(おんばしら)」というお酒の名の商標登録をめぐって、七号酵母発祥蔵「真澄」の宮坂醸造と係争した過去がある。小人が巨人に裁判を挑んだのである。
なので豊島屋HPには、“※御柱は株式会社豊島屋の登録商標です。”の文字が躍る。

実は、「とよか」という読みも豊島屋が先に商標登録していたらしい。
後から、高沢酒造が「豊賀」を「とよか」読ませて売り出した。
①と②では、①の方が先輩で大きい。今度は、先輩の豊島屋が大人の対応を見せて、高沢酒造の「豊賀(とよか)」を黙認してくれたらしい。

呑んだのは「香」の方。「豊香(ほうか) 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 限定誂品」。
豊香 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 限定誂品 22BY(1) 薄にごり、かすみ酒です。
裏ラベルを拡大クリックすると、「販売店 小山商店」の記載と、「製造年月 2011.01.」「蔵出年月 2011.7」の印字と捺印。
豊島屋の流通限定銘柄の「豊香」のうち、さらに小山商店だけの限定品なのか?
他のが製造年月≒蔵出年月に対し、こちらは半年ほど寝かせた事が限定誂なのか?

まぁ、いいです。
旨いです。
その名の通り、豊かな香り。甘~い香り。

チュルチュル甘~い液体が流れ込んできて、スルッとほっぺの内側に溶けちゃいます。
香りも味わいも甘くてチュルチュル スルッ。

今までの豊香は、温度が戻ると少し線が太くなるような逞しさもあった気もしますが、
こちらは、いつまでも繊細です。
甘みがのどをとおり過ぎるのも心地よく、余韻もいい感じで楽しめます。

豊香 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 限定誂品 22BY 豊香 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 限定誂品 22BY(裏ラベル)
半年寝かせて良くなったかどうか? 親爺のバカ舌では分かりませんが。

== 親爺のお好み度 == ★★★★
いや~、旨いですね。豊香、いつも安心して旨いです。
香り高さが少し、低く(笑)なったか? 繊細になった分、サラリとして少し物足りないか?

【豊香 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 限定誂品 22BY】
・原料米:長野県産しらかば錦 、精米歩合:59% 、酵母:非公開
・アルコール分:17度、日本酒度/酸度/アミノ酸度:不明
・製造年月:平成23年7月
・価格:2,730円(税込)/1.8L

株式会社 豊島屋】 創業慶応3年(1867年)、当主は代々 新一郎を襲名
・所在地:〒394-0028 長野県岡谷市本町3-9-1 、TEL:0266-23-3515
・最寄駅:JR中央本線岡谷駅(徒歩10分くらい?) ⇒ 豊島屋の地図
・代表者:林 新一郎(5代目)、酒造部門の責任者は、林 慎太郎?(たぶん6代目?)
・杜氏:小松 幸男(諏訪杜氏)
・蔵見学:?  資料館:あり。(ただし、豊島屋総務部に要予約。TEL 0266-23-3515)

【購入したお店】 ⇒ 小山商店 トマリ君の頒布会

【過去ネタ】
豊香 純吟 中汲み かねせEDITION 20BY
豊香 純吟 中汲み かねせEDITION 21BY


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2011/09/03(土)
表紙
裏表紙
どちらも、居酒屋礼賛の浜田信郎さん監修のガイド本。

先に出たのは、『もつマニア』。
もつマニア表紙 2010年3月10日の発行。
コンセプトは、「もつ焼き・もつ煮込みの名店で、2,000円未満で飲み喰いできる酒場」。
ジャンルをホルモンだけに絞った、庶民価格のホルモン酒場のガイド本 ですね。

心眼の藤原さんも、常連さんとして出ています。
もつマニア目次1
掲載のお店は、全80軒。 (↑クリックするとお店の名前が見やすくなります。↓)
もつマニア目次2
親爺も「もつ」好きなので、半分以上のお店は聞いたことあります。(でも、半分だけか。
10軒以上は食べたことありますね。(でも、たったの10軒程度。
北千住の石井が載ってないのは納得できないが、ま、たぶん第二版が出れば、石井も載るでしょう。(笑

煮込みもつ焼きは、明治維新で職を失った下級武士対策に、政府が江戸の武家屋敷一帯で酪農を推奨したことに端を発する。東京生まれの食べ物です
もつの道
 千住、浅草、三ノ輪、神田、築地、芝白金、麻布、大崎などにできた私営の“と場”(牛・豚の屠殺場)を法律で芝浦に集約したのが、現在の東京都中央卸売食肉市場です。
 なので、都心の品川駅港南口には、今も芝浦と場という名の牛・豚の屠殺場がある。
 そういう歴史的経緯からも、品川駅を中心に、京成立石~都営浅草線~京急線に続く一本のラインを「もつの道」と称したのは炯眼です。

続いて出たのが、『さかなマニア』。
さかなマニア表紙 2011年7月11日発行です。
コンセプトは、「普通のサラリーマンが自分の小遣いで行ける、旬の魚で飲める店。
こちらは、酒肴のジャンルを魚介類に絞った、ガイド本ですね。

地方に単身?赴任中の浜田さんに代わり、ライターの方々が単独取材。
さかなマニア目次1
掲載のお店は、やはり全80軒。 (↑クリックするとお店の名前が見やすくなります。↓)
さかなマニア目次2
こちらは、聞いたことあるのが30軒ぐらいですね。
行ったことあるのは、10軒もない。。 親爺は、魚よりも肉??
老舗だけでなく、「大森 吟吟」とか「酒徒庵」とか、新進気鋭のお店も載ってます。

「魚」という漢字は「うお」としか読まなかったのが、魚が酒の肴(さかな)として食べられようになり、「魚」が「さかな」と読まれるようになったとか。
川魚
親爺の推論では、樽廻船ができて下り酒が江戸に出回るようになり、居酒屋の原型となる「煮売り屋」という商売屋が姿を見せてからでしょうね。江戸時代中期でしょう。


『さかなマニア』 と 『もつマニア』
必要最低限。手元に置いてチョロっと調べる。英和中辞典のような本。
表
浜田信郎 監修 『もつマニア』 (株式会社メディアパル 1,300円+税)
浜田信郎 監修 『さかなマニア』 (株式会社メディアパル 1,300円+税)

で、「阿佐ヶ谷 川名」・・・『もつ』と『さかな』の両方に掲載されてる唯一のお店。
気になります。


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