旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2009/07/29(水)
なぎら健壱さんの本のご紹介。

① 『東京 酒場漂流記』 (ちくま文庫、95年8月、税別:720円)
 単行本は83年の出版なので結構古い。なので、移転したり代替わりしたお店、改装して趣が変わったお店もある。
 また、文庫本出版時点(95年時点)ですでに廃業されているお店もある。

東京 酒場漂流記
なぎら氏が友人のイラストレーター:栗山邦正氏と呑み歩いたお店の数々。
この本のためにお店を探したのではなく、元々二人で漂流していたお店の紹介である。
お店の歴史・エピソードやなぎら氏の思い出が随所にちりばめられ、1軒あたり20ページほどの読み物になっている。単なるガイドブック的な酒場紹介とは違う。。
もちろんイラストは、同行者の栗山邦正氏の筆。

東京 酒場漂流記2
そんな中、改めて読むと立石の名店「宇ち多゛」が興味深い。
お会計の時、まるで店員がお客一人一人の呑んだ酒の種類と数を覚えているかのように素早い。
不思議に思ったなぎら氏が質問すると、「うちは常連さんが多いでしょ。その人たちの飲む酒の種類と量は決まっているから、『お勘定』ってくれば、すぐに計算できちゃう。だから初めてのお客さんやたまのお客さんをマークしていれば、それですんじゃうんですよ。」
そして、”ほとんどの人が自分の飲む量をわきまえていて、梅割り三杯なら三杯飲むと、きれいに腰を上げて店を出て行く。だから待つ方も並んで待つことができるのである。
・・・今でもこうなのかなぁ。こうあって欲しい。カッコいいなぁ。


② 『なぎら健壱の東京居酒屋 夕べもここにいた!』 (毎日新聞社、07年3月、税別:1400円)
夕べもここにいた
こちらは、ガイドブックである。ただし、普通のガイドブックではない

この本で紹介される店も日頃なぎら氏が顔を出す居酒屋でごく普通の市井の店である。
ただ、”ここで紹介した店は、自分とその店の間に歴史があり思い入れがある。それは残念ながら、みなさんと共有できないかもしれない。こうした居酒屋は、嗜好品であるから、ということを分かっていただきたい。”
つまり、この本はなぎら氏の嗜好する居酒屋のガイドブックなのである

夕べもここにいた_佐原屋本店
1軒につき見開き2ページ。その半分が写真。
東京を「東南部」「東北部」「西部」「都心部」の4章に分け、
桜なべみの家(森下)・大衆酒場山利喜(森下)、捕鯨船(浅草)・肉の大山(上野)、
いせや(吉祥寺)・さいき(恵比寿)、秋田屋(浜松町)・ランチョン(神保町)などなど・・・
が、なぎら氏の思い入れや歴史とともに紹介されている。


③ 『なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店 絶滅食堂で逢いましょう
                           (徳間書店、08年10月、税別:1500円)
絶滅食堂で逢いましょう
上記②が「大衆酒場」編とすれば、こちらは、その「大衆食堂」編である。

雑誌『食楽』の06年5月号~08年7月号に掲載された、同名の連載を単行本化したもの。
1軒あたり見開き4ページで、そのおよそ半分は写真とその解説から成る。

絶滅食堂で逢いましょう2
絶滅食堂の定義は、「いまどきの流行の店でもなければ、カリスマシェフもいない、時代に逆行したマイノリティな店。それゆえ、町の人々に深く長く愛され、空気のようにほんわかと親しまれ、無くてはならない存在のお店。」
そうしたお店が25軒、逆行した時代を巻き戻すように、今と昔を繋いで紹介されている。


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コメント
この記事へのコメント
こんばんは~。

なぎらさんというと、自分はタモリ倶楽部を思い出します。
かなりの確率で呑み系の企画の時は、なぎらさんと井筒監督が出てきます(笑

結構ホッピー呑んだりとか、下町のイメージが強いなぎらさんが、こんなに著書を残されていたとは存じませんでした。

何だかビールを注文するときも業界用語で「ルービー」とか言いそうですよね(笑
2009/07/29(水) 21:53 | URL | 知志 #raY.kV/U[ 編集]
知志さんは、面白いですね。感性が豊かでいらっしゃる。
井筒監督とルービー、まさに知志さんのおっしゃるとおりですな。(笑
ここでは、紹介しませんでしたが、『酒にまじわれば』とか『 ぼくらは下町探険隊』、『東京の江戸を遊ぶ』とかエッセイとしても優れた本を書かれてますね。
2009/07/29(水) 22:49 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
今晩は
コメント返しありがとうございます。
教えていただいたお酒是非購入さしていただきます。
ホームページもチェックしときました。
また購入後は報告しますね
2009/07/30(木) 00:40 | URL | まっちゃん #-[ 編集]
おはようございます。
なぎらさん面白いですよね。
下町特集はどの番組にもチョイ出。
アド街の京成立石特集にも当然のごとくでてきていましたw。
「絶滅食堂」って響きにとてもセンスを感じます。
2009/07/30(木) 10:02 | URL | riki #-[ 編集]
riki 様
こんにちは。
立石は濃い街ですね。すっかり、呑み助の聖地になりました。(親爺は行ったことありませんが。)
なぎらも氏も、すっかり下町酒場ライター&エッセイストです。(親爺は好きですが。)
2009/07/31(金) 12:31 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
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