旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2009/07/30(木)
滋賀県は琵琶湖畔の旧街道沿いに佇む歴史的伝統蔵、「福井弥平商店」。
創業は寛延元年(1748年)というから260年前。
福井弥平商店福井弥平商店2
   (↑ 上の写真はどちらも 近江の地酒 はしもとや さんのHPから転載させて頂いております。↑)
では、”寛延”がいつ頃かというと、9代将軍 徳川家重の世である。
TVの暴れん坊将軍で有名な8代将軍吉宗が長男の家重に家督を譲った数年後です。
そして赤穂浪士の討ち入りから45年、「仮名手本忠臣蔵」が初演されたのが寛延元年。
いやはやスゴイものだ・・・と思っていたら、蔵のある”勝野”とい地名は、壬申の乱(672年)で大海人皇子が勝って、勝ち鬨をあげたことに由来するとか。。まさに歴史の玉手箱。

その滋賀県の超伝統蔵がコシヒカリで醸したお酒が、「萩の露 里山」。
里山 胴ラベル
いつもご飯で食べている、あのコシヒカリを使った純米吟醸
なぜ、コシヒカリなのか? 

”農村の美しい原風景の形成、伝統・文化の継承等多面的な機能を有している棚田について、その保全や、農業農村に対する理解を深めるため”、1999年7月に農林水産省によって認定された全国117市町村・134地区の棚田が「日本の棚田百選」。
そして、↓ 滋賀県から唯一選ばれたのが、この高島市の畑(はた)の棚田。↓
0042.jpg satoyama_hata1.jpg
  (左)CANON iMAGE GATEWAYの棚田100選、(右)近江の地酒 はしもとや さんのHPからの転載です。
棚田百選に選定されたものの、毎年増え続ける観光客とは裏腹に、棚田特有の厳しい農作業や生産者の高齢化により休耕田が増加しているのも事実。
そこで蔵の娘婿の福井毅さんが、棚田の保全に少しでも経済的に貢献できればと、畑(はた)の棚田のコシヒカリを使った酒造りにチャレンジ。
酒造りを通じて日本の美しい景観を守ろうと頑張っている。エライなぁ。

というわけで、コシヒカリで醸した「里山」。
「里山」は地元高島市を中心に年間を通じ販売されているそうですが、今回呑んだのは、年に一度だけ春先に発売される生酒、「里山 純米吟醸 無ろ過生」です。
萩乃露 里山 純米吟醸 無ろ過生原酒 2009 萩乃露 里山 純米吟醸 無ろ過生原酒 2009(ラベル)
ほ~、きちんとした吟醸香です。
親爺好みの結構な甘み。60%ですが余計な粘り気はなく、綺麗な甘口です。
酸は弱めで、キレの良さとかピチピチ感はないですが、まろやかで落ち着いた味わい。

正直、いつも食べてるあのお米で、こんなにちゃんとしたお酒ができるのか~。
酒造好適米でなくても、こんなに綺麗で美味しいお酒ができるんだ。と感心してしまう。
コシヒカリをここまでのお酒に醸すには、きっといろんなご苦労や努力があったのだろう。

蔵のコンセプトは、”まろやかで旨みがありしかも後味のすっきりとした酒、一度飲めばもう一度飲みたくなる酒”。よ~く伝わってくる。

綺麗な空気と比良山系の清冽な伏流水、それに原風景の棚田で栽培されたコシヒカリ。
里山の恵みと造り手の想いが、まさにこの一升瓶に詰まってる。

【萩乃露 里山 純米吟醸 無ろ過生原酒 20BY】
・原料米:こしひかり(100%)、精米歩合:60%、酵母:?
・アルコール分:16% 、日本酒度:-3、酸度:1.6、アミノ酸度:?
・製造年月:平成21年月5月
・価格:2,940円(税込)/1.8L

【株式会社 福井弥平商店】 創業寛延元年(1748年)
・所在地:〒520-1121 滋賀県高島市勝野1387-1、TEL:0740-36-1011
・最寄駅:JR湖西線近江高島駅(徒歩3~4分) ⇒ 福井弥平商店の地図
・代表者:福井 弥平(たぶん、当主は代々「弥平」を襲名)、専務:福井 毅
 杜氏:中倉 恒政(能登杜氏)
・蔵見学:OK

【購入したお店】 ⇒ 矢島酒店


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コメント
この記事へのコメント
酒呑親爺様。

先日のなぎらさんの本の紹介も楽しく読みました。

私も「酒にまじわれば」を買いました。なぎらさんの本は、面白いですね。

親爺様のブログは、レベルの高さを感じますね。酒への深~い愛情を感じます。(笑)

ポチっポチっ>忘れずしました。
2009/07/30(木) 12:47 | URL | 神と亀 #-[ 編集]
こんにちは~。

最近の技術?なのかはわかりませんが、食用米でも旨い酒が醸せるんですね~。

酒米以外で醸したお酒はまだ未体験ですが、たまにはこういう変わったお酒も頂いてみたいですね。
2009/07/30(木) 16:27 | URL | 知志 #raY.kV/U[ 編集]
コシヒカリの酒は呑んだ事は無いので・・・

食用米の酒で呑んだ事があるのはこの前のひとめぼれとあきたこまちかな?

親爺さまのブログを参考にして旨いコシヒカリの酒探してみます。

ぽち、ぽちです・・・


2009/07/30(木) 20:41 | URL | 年三 #-[ 編集]
コメントは久しぶりのような気が…

コシヒカリで醸したお酒は飲んだことがないですね。
おそらくこの記事を読まなければ飲もうと思うことも無かったかも…
これは飲んでみたくなりました~
2009/07/30(木) 22:08 | URL | cordis #-[ 編集]
専務も自信の一本だそうです。
たしかに、コレは香味の一体感よく美味しいですね。
たしか、別の飯米の「夢未来」でも一本仕込んだそうで、そちらも飲んでみたいです(見た事無いのですが)。
2009/07/30(木) 23:38 | URL | ぽんちゅう #h9wdgMjs[ 編集]
 いや~、良いですね~
 この棚田の風景写真を見ていると何故だか「良い酒が出来るに違いない」と思えてきてしまう不思議?

 そして個人的にも萩乃露は気になっていた銘柄だったので参考になります。
 しかも日本酒度が-3……ますます興味が出てきました!(笑)
2009/07/31(金) 00:25 | URL | kutata #-[ 編集]
神と亀 様
「酒にまじわれば」は、素晴らしいエッセイだと思います。笑えるし、ほろりとさせられるし。
親爺のたわごとは、プロの方にお褒めいただくほどの代物ではありません。。
ポチポチの応援もいただき、素直に感謝申し上げます。
2009/07/31(金) 12:35 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
知志さん
こんばんは。こしひかりのお酒、旨いですよ。
きっと技術があるのだろうけど、親爺にはレポートできる知識がありません。ご容赦下さい。
2009/07/31(金) 19:37 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
年三さん
「ひとめぼれ」と「秋田こまち」ですか。
山形?宮城?のお酒と秋田のお酒なんでしょうね。
そちらのお酒の話し、お伺いしたいですねー。
毎度、ぽちぽち、ありがとうございます。
2009/07/31(金) 19:40 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
cordis様
最近、ブログにおじゃまできずにすみません。
この土日で、遊びに行きます。
2009/07/31(金) 19:41 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
ぽんちゅう様
こちらの専務ともお知り合いですか!
しかもすでに味わい済みですね。
「夢未来」、はじめて聞きましたが、最近のお米(食用米)ですね。
それにしても、いろいろな情報をお持ちで。。親爺は、まったくかないません。
これからも、情報・知識をご伝授くださいませ。
2009/07/31(金) 19:45 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
kutata様
誰が、そこに(日本酒度-3)に気づいてくれるか?食いついてくれるか?楽しみにして(気をもんで)いたのですが、kutata様でした。(笑顔
度数とおりの甘めのお味です。でも粘り気(べとべと感)はないですよ。
本当に、こんな風景のところでできた米とお酒がまずいわけがない と思わせてくれます。
2009/07/31(金) 19:48 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
こしひかりのお酒とは初めて拝見しました!!
しかも旨いとは・・・。
凄く身近な米なので、大変気になります!!
2009/08/02(日) 11:25 | URL | EXCITER #-[ 編集]
EXCITERさん
コシヒカリなんですけど、これが、なかなかちゃんとした旨いお酒なんですよ。
最初は、ちょっと不思議な感じでした。
ご飯の味からは想像できないです。
2009/08/02(日) 13:42 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
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