旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009/08/17(月)
創業明治8年(1875年)、出羽三山神社のお神酒や、宿坊での参拝客用のお酒を醸したのが始まりらしいという、亀の井酒造

昭和17年(18年?)に戦時下の米不足により廃業を余儀なくされ、その後、蔵を再興したのが昭和30年。しかし、17年の間に販売ルートを失い、昭和49年に今の蔵元の今井俊治氏が継いだ時には、桶売り専門の蔵に凋落していたそうです。
昭和55年にその桶売り契約も解除されたのを機に、独立独歩を決意。吟醸造りを目指し昭和58年に生まれた銘柄が「くどき上手」。
(命名者は、蔵元の奥さん康子さん。そして、くどき上手と同じくこの年に、息子の俊典さんが誕生されました。)
亀の井酒造3 ←昔の亀の井酒造。(この写真は、桶仕込み保存会のHPからの転載です。)

仕込み水は月山系伏流水で、硬水と軟水を調合して使用しているとか。(軟水と硬水をブレンドするのは、親爺初耳の技です。) 平均精白度は50%以下全量吟醸規格で大型冷蔵設備を備え、全量冷蔵貯蔵。今では生産量1300石、しかもその8割は県外出荷という、山形を代表する地酒になってます。
亀の井酒造1亀の井酒造2
(↑ こちらの写真は、酒の向こうに日本が見えるから転載させていただいております。↑)

でも、くどき上手の一番のこだわりは、小川10号酵母ではないでしょうか。
蔵元兼杜氏の俊治氏は東農大醸造学科卒業後、水戸の明利酒造で二造り修業されたそうです。その時に蔵にいたのが、10号酵母の生みの親ともいえる小川知可良氏。
その小川氏から直接指導を受け、10号酵母を知り尽くす。以来、酸が少なくすっきりした後味を生み出す10号酵母は、今井杜氏の酒造りには欠かせないものとなり、くどき上手の最大の特徴ともなっているのだとか。

さて、「くどき上手 おしゅん」。
おしゅんが、喜多川歌麿の美人画のおしゅんさんという人であるこ事はご紹介しました。
おしゅん胴ラベル
そしておしゅんには、「純米吟醸 白」 と 「純米 赤」 の2種類あります。
親爺が呑むのは、
白が、オール出羽の里の50%精米で、純米吟醸で色も透明(白)に対し、
赤は、麹に出羽の里の50%、掛が黒紫米の90%なので純米扱い。色も赤(ロゼ)になる。

山形県(科学技術振興機構)が、『チロソール高生産性酵母変異株及び該酵母を用いた発酵アルコール飲料の製造法』で特許を取得しており、蔵がこれに協力参加されてたようです。(さすがに特許は、蔵の連名にはなってませんが。。)
おしゅん 20BY
要は、しっかりとしたコクを持つ果実香のある発泡性清酒 にチャレンジしたわけです。
おしゅんは、二酸化炭素を人工的に注入してますので、16~17%のALC度数を保ちながらをシャンパンのような発泡性を有するとか。

キャップをひねるだけでシュワッときます。グラスに注ぐと炭酸の泡。
香りは、ロゼ色の印象に引っ張られて?ブドウのような・・・。
含むと・・・、・・・こりゃ炭酸飲料だ。
“微”炭酸とか“微”発泡性とかじゃない。シャンパンの“ような”ではなくて、シャンパンだ。
口当たりは結構濃いめですが、ワインで珍重される(?)渋みが多く感じられます。
でも、日本酒度:-10のスペックとはとても感じられないスッキリ感・清涼感もありあり。
ただ、炭酸(発泡性)がきついので、とても舌で転がすということはできません。(残念。

夏の暑い時期にスッキリと呑んで欲しくて、呑み切りサイズ(300ml)もあるようですが、親爺はあえて炭酸が抜けるのを待つために再度冷蔵庫の奥底へ・・・。
乾杯酒なら良いのかもしれませんが、今の時期よりもむしろクリスマスに呑むお酒?

白は、そこそこ評判いいんすよねー。(こちら→「年三のほろ酔いブログ」) 白があたりか?
あ、赤も、評判なかなかですねー。(こちら→「酒まみれー(日本酒感想blog)」) 赤もあたりか?
すると、親爺の好みの問題ね。。

【くどき上手 おしゅん 生詰 純米酒(発泡性) 20BY】
・原材料:米、米麹、炭酸ガス
・原料米:(麹)出羽の里 (掛)黒紫米、精米歩合:(麹)50% (掛)90%
・酵母:チロソール高生産性酵母
・アルコール分:16~17%、日本酒度:-10、酸度:1.4、アミノ酸度:0.8
・製造年月:平成21年月6月
・価格:1,470円(税込)/720ml

【亀の井酒造株式会社】 創業明治8年(1875年)
・所在地:〒997-0103 
      山形県鶴岡市羽黒町戸野字福の内一番地 、TEL:0235-62-2307
・最寄駅:JR羽越本線鶴岡駅下車(車で20~30分) → 亀の井酒造の地図
・代表者:今井 俊治(四代目蔵元 兼 杜氏)、専務取締役:今井 俊典
・蔵見学:原則OK。(事前連絡必須)

【購入したお店】 ⇒ つちたつ酒店

長文・駄文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
 ↓↓ポチっ ポチっ と↓↓ 押していただけましたら幸いです。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
コメント
この記事へのコメント
こんばんは~。

良い意味でくどき上手の日本酒度はアテにならないですよね(笑

自分が頂いた亀の尾のにごりは-10でしたが、先ほど頂いた酒未来(±0)もカナリ甘かったですし。

300mlサイズなら呑みきりでお手軽に買えそうですね~。
経済事情に悩まされず様々な銘柄を手軽に味わえるシステムでもあります(笑

本日は自分が酔って候です・・・お盆も終わり明日から研究室だってのに、正常な判断に悩まされる・・・。
足早に退散^^;
2009/08/17(月) 01:46 | URL | 知志 #raY.kV/U[ 編集]
知志さん
酔って候でも、舌の感覚と記憶は定かのようですので、まだまだ大丈夫です??
ご研究、頑張って下さい。
2009/08/17(月) 05:46 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
酒呑親爺さん いつも独特の観察、素晴らしいと思います。確かにこの蔵にはいろいろな秘密がありそうですね。お酒とラベルの関係はもっと調べたいですね。うなじが見えるのは命だけでしたのが、今年の金賞受賞酒の初めてうなじが張られました。
この蔵は日本一のきれいな蔵かもしれません。去年お邪魔した時の記事のURLを添付しますので、よかったら見てください。
http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_6d10.html
2009/08/17(月) 09:22 | URL | Qchanpapa #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/08/17(月) 12:42 | | #[ 編集]
Qchanpapa 様
日本酒ブログの偉大なる先輩からお褒めの言葉をいただき、大変うれしいです!
ありがとうございます。
リンク先を拝見させていただきました。
確かに綺麗で清潔なお蔵です。親爺、感心しました。
これからもコメント等、よろしくお願い致します。
2009/08/17(月) 20:09 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
こんばんは

おしゅん(白)完全に炭酸抜いてから呑もうと思っていましたが、実行する前に終わってしまいました。
なので親爺さまのレポに期待してポチ!
また亀の井酒造の事勉強できたので感謝をこめてポチ!
2009/08/17(月) 21:04 | URL | 年三 #-[ 編集]
年三さん
そうですよね。これは、炭酸抜いてたらどうなるのか?試してみたくなりますよね!
幸い、今、酒冷蔵庫には在庫がありますし、これからひやおろしの季節でいろいろ買うだろうし、もしかしたら、おしゅんの炭酸抜きバージョンをブログアップできるかも??しれません。
2009/08/17(月) 22:25 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
夏に飲みたいお酒がまた増えちゃいました。
もうお盆過ぎたので北海道の夏は終わりましたが…

炭酸抜きおもしろそうですね。
是非(?)感想をお願いします。
2009/08/17(月) 23:09 | URL | cordis #-[ 編集]
東京に行った際に、「おしゅん」置いてあるお店がありましたが・・・なにせ赤い液体ですしw、ハズレだったらどうしようと思って、躊躇した自分がいます^^;

その「おしゅん」を親爺様が今回取り上げていたので、興味深く拝見いたしました。

そして読み終えた今・・・買っておいたほうがよかったかな、と少々後悔気味な自分がいます(苦笑)。
2009/08/18(火) 00:22 | URL | sig蔵 #-[ 編集]
 どうもこんばんは~
 ……この酒を飲んだのも結構前ですし、私もリベンジしなければならない気分になってきました!
 しかし確かに二酸化炭素を吹き込んだ酒の炭酸抜きは気になりますね。
 ワクワクしながらお待ちしております!
2009/08/18(火) 00:52 | URL | kutata #-[ 編集]
おもしろいお酒ですね。
亀の井さんはいろんな方向にチャレンジしてますね。

黒紫米は味とか香りには影響出てますか?
-10の甘さとを炭酸の刺激で調和してバランスをとっているのでは?
炭酸を抜いてしまうとタダの甘い酒になる危険性もありますね。

パーティーなんかの時の食前酒に一杯だけいただくのにピッタリのお酒じゃないでしょうかね。
色もいいし女の子が盛り上がってパーティー成功間違いなし!
古民家イベントに使わせていただくかも・・・・
2009/08/18(火) 01:19 | URL | のんべえ #-[ 編集]
ワインはロゼ派、そして炭酸大好き人間の
私にとって、このお酒はとても気になりますね。
二酸化炭素人口注入にも惹かれますね。

しかしながら、時代の流れでしょうか?
ここ5年くらいで発泡系が随分増えたような気がします。
2009/08/18(火) 03:43 | URL | riki #-[ 編集]
数年前から?日本酒もバリエーション増えましたよね。 
私もたま~に「すず音」飲みますが、、沢山は飲めないですね。
2009/08/18(火) 14:56 | URL | 呑太 #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/08/18(火) 18:02 | | #[ 編集]
> おしゅんの炭酸抜きバージョン

飲んでみたいですね。それと、あそこで寝かしてくれているやつも。結論は来週末のようです。
2009/08/18(火) 19:17 | URL | かわせみ #-[ 編集]
おしゅんは酒販店で見かけたものの
購買には至らず、未だ飲んでおりません。
渋みと炭酸か~、、、気になっていたけど、やっぱりいいかな。

本日、2本目の33を開栓しました。
約半年、冷蔵庫占領させた甲斐がありました。
(本当は9/9まで置く予定だったんですがねー。。。)
2009/08/18(火) 20:19 | URL | ぽんちゅう #h9wdgMjs[ 編集]
cordisさん
北海道の夏は終わりですか・・・。
関東地方も、夏が来ないうちに立秋になった感じです。今年はちょっと異常気象の感じでした。
酒米の出来具合とか、酒税法の改悪とか、ちょっと心配です。
お腹の赤ちゃん、そろそろ?飛び出してくる頃ではなかったでしょうか。もう少し先でしたか?
2009/08/18(火) 22:14 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
sig蔵さん
外呑みで、しかも初チャレンジであれば、おしゅんは敬遠するのが正しい(普通の)判断でしょう。(笑
炭酸がきついので、親爺的には、日本酒の範疇ではなく、シャンパンの範疇です。
でも、親爺は、シャンパンのこと何も分かりませんので、おしゅんが美味しいシャンパンなのか?それも良く分かりませんけど。。(いい加減なレポですみません。)
2009/08/18(火) 22:20 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
kutataさん
kutataさんの以前のブログをず~っと、さかのぼって拝見して、おしゅんの赤も読ませていただきました。
結構、良い点数のようでしたね。
親爺の印象よりも、kutataさんのブログの方が、冷静・客観的なので勝手ながら紹介させていただきました。
これからも、kutataさんのブログで勉強させていただきますので、よろしくお願いします。
2009/08/18(火) 22:24 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
のんべえさん
親爺としては、乾杯酒として盛り上げるには、ぴったりだと思います。
(のんべえさんは、日本酒の博識としての地位もありますので、その前にご自身の舌で確認をしていただいた方がよろしいかと。。。)
それと、のんべえさんのおっしゃるとおり、炭酸を抜くとただ甘いだけのダレたお酒になる可能性があると思います。。チャレンジャブルですけど。。
2009/08/18(火) 22:29 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
rikiさん
ほんとに、ここ数年、発泡系とか爆発系とか多くなりましたよね。
神亀の手作り純米(発泡)を呑んだときの感動が、昔のようです。。
2009/08/18(火) 22:32 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
呑太さん
すず音、女性に人気ありますよね。
ちらりと、外呑みしたことがあるだけで、親爺は本当のすず音の良さをまだ知らないのだと思いますけど。
でも、日本酒を呑んでくれなかった方々に、日本酒を知ってもらうためには、こうしたバリエーションも有効な気がして、いいのかなぁと思います。
(ビールと同じで、確かに沢山は呑めませんけど。)
2009/08/18(火) 22:35 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
かわせみさん
おーー、昨日がテストの日でしたね。
はやいとこ、顔をださないと、結構心配されてましたよ。。
2009/08/18(火) 22:37 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
ぽんちゅうさん
2本目の33・・・ って、贅沢すぎますねー。羨ましすぎますー。
すみません、9/9まで置く予定だった、いう“9/9”の意味を親爺に教えて下さい。
その日に、また、ぽんちゅうさんしかしらない秘密のスペシャルが出るのですね?きっと。。
2009/08/18(火) 22:43 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
それは、くどき33って兎に角“3”に拘ってますね。
であれば、1本目はやはり3/3に飲むってもんでしょう。
ならば、2本目は3*3/3*3=9/9(9月9日)かな、と。
蔵元の遊びに付き合う飲み手の遊びです。

なら、ここまで引っ張ってなぜ今頃かっていうと、
単純に他のお酒に冷蔵子ちゃんが圧迫されたためです、汗。
2009/08/19(水) 23:40 | URL | ぽんちゅう #h9wdgMjs[ 編集]
ぽんちゅうさん
なるほど、飲み手にもそうした遊び心が大切ですね。また教わりました。
親爺の冷蔵“子”ちゃんも、いつもお腹ぱんぱんです。
2009/08/20(木) 06:34 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
くどき上手でもこういうお酒出してたんですねe-451
「暑い日に微発泡でスッキリと・・・」という事で毎年呑んでいましたが、今年はまだです。
私は、山口県の「獺祭」でだしてる発泡にごりが好きでした。
2009/08/21(金) 12:27 | URL | EXCITER #-[ 編集]
EXCITERさん
親爺の好みからすれば、断然「獺祭」のにごりの方が旨いですなぁ。
人工的に炭酸を注入してるのがどうも。炭酸が強すぎます。
2009/08/21(金) 18:00 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yoshiyukita.blog32.fc2.com/tb.php/195-625cdeaf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。