旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2011/04/12(火)
鍋島には大きく分けて、2つの銘柄(サブブランド)が存在する。
純米系の「鍋島 三十六萬石」 と 本醸造系の「肥州鍋島」です。
鍋島 特A山田 22BY(胴ラベル) 肥前佐賀 鍋島藩 三十六万石。

幕末の鍋島藩の石高が36万石だから、一つのブランドは「鍋島 三十六萬石」。
薩摩藩のことを薩州とか紀伊徳川家のことを紀州家と呼ぶように、肥前も肥州とも言う。
なので、もう一つのブランドは「肥州鍋島」。

ちなみに36万石という表高は、幕末第10位の大大名。
百万石と称された加賀前田の104万石がTOPで、「薩長土肥」と称される各藩は、薩摩77万石・長州37万石・土佐20万石です。

ここからは、鍋島ツアーを計画する(であろう)ino さんのために復習です。
(以下、2009年12月の拙ブログを加筆引用 )

佐賀県は歴史的に非常に教育水準の高いところです。

既に家督を譲っていたため幕末の四賢候には数えられませんが、名君の誉れ高い鍋島閑叟をはじめ歴代藩主が藩校教育に力を入れたから。
佐賀弘道館跡 残念ながら藩校の建物は残っていない。記念碑があるのみ。
その鍋島藩の教育は厳しく、藩校(弘道館)を規定の年次で卒業できないと家禄の80%をカットされるほど。だから、武家の子弟は必死に勉強したのです。

そんな歴史があるので、戦前まで文部省直轄学校(東大・京大など)の入学者数は毎年佐賀県が第一位でした。

佐賀の七賢人を輩出し、維新後、鍋島(佐賀県)は官僚の最大の供給源になりました。
特に教育・司法に人材が多く、江藤新平山口良忠に代表されるように、時に潔癖なまでの道徳観を有した人物を生んだ国でもあります。
(軍隊用語のような「◯◯であります!」というの長州弁だそうだが、ま、良しとしよう。)

そんな国名を冠するお酒を造るのが、肥前浜宿の「富久千代酒造」。創業は大正末期。
その一号蔵・精米所・麹室の3つの建物は、国登録有形文化財に指定されています。
富久千代酒造1富久千代酒造2
↑上の写真は、いつもお世話になってる のんべえさんのブログ「酒の向こうに日本が見える」からの転載です。↑

蔵のある肥前浜宿は、多良往還(多良海道)の宿場町。
多良往還:長崎街道の有明海まわりのコースで、塩田~~多良~湯江~諫早~矢上~長崎に至る19里の道。
hama02.jpg ←「まちなみ街道」からの転載
一大消費地の長崎をバックに宿場町&港町として栄え、また酒造業もたいへん盛んで、当時は「浜千軒」と言われたほど殷賑をきわめたそうです。

往時を偲ぶ街並みが残ってます。通称:酒蔵通り(正式には、鹿島市浜中町八本木宿)。
文化財保護法により重要伝統的建造物群保存地区として国に指定されてます。
肥前浜宿酒蔵通りマップ
こちらをどうぞ ⇒ 「写真旅紀行」 「街道ばゆく」 「酒の向こうに日本が見える」。写真と雰囲気が楽しめます。

(クリックすると少し大きくなります)ピンクに塗られた通り<酒蔵通り>の左の方、パーキングのⓅマークのところが「飯盛酒造」と書かれてます。ここが鍋島の富久千代酒造でしょうか。

こういう素晴らしいところに、鍋島のお蔵はあるのです。 ぜひ、行ってみたいものです。

ゴールドの首帯が目にも鮮やか「鍋島 三十六萬石 純米吟醸 特A地区山田錦100%」。
鍋島 特A山田 22BY(首ラベル)
その名のとおり、兵庫県特A地区の山田錦100%使用で、純米系商品の「三十六萬石」の中でもちょっと贅沢な逸品。

香りが素晴らしいです。香りは、完全に裏鍋島よりも上ですね。
ゴールド首ラベル同様エレガントです。エレガントに香るフルーツです。

あ、このお酒、正月に呑みました。下書きのまま眠っていたのです。
謹賀新年3 そこには厳しめの言葉が多い。
いわく、味わいが薄い。例年の特A山田よりも爽やかな甘みが弱いのではないか。
いわく、酸味が強く、いつもの特A山田にはない辛みがあるのではないか。

旨いのは旨い! 間違いなく旨いです。でも、ちょっと物足りない。
味わいよりもバランスで勝負してるような感じでしょうか。
赤ラベルの雄町と比べると、雄町の方が旨いと思います。

ただし、例年同様、優しくフェードして行く去り際の後ろ姿は綺麗です。
鍋島 特A山田 22BY 鍋島 特A山田 22BY(裏ラベル)

== 親爺のお好み度 == ★★★★
十分旨いんですよ。でも、赤の雄町の方が上だなぁ。
裏より下だとは思わんが、王者山田錦を使ってるので、ちょっと厳しく★4つかな。
あ~~、でも行きたいなぁー。鍋島ツアー。洋平ちゃん&inoさん、よろしく。(笑


【鍋島 三十六萬石 純米吟醸 生酒 兵庫県特A地区山田錦 22BY】
・原料米:兵庫県特A地区山田錦100%、精米歩合:50%、酵母:熊本酵母
・アルコール分:16%、日本酒度:不明、酸度:不明、アミノ酸度:不明
・製造年月:平成22年12月
・価格:3,500円(税込)/1.8L

富久千代酒造有限会社】 創業大正末期、一号蔵・精米所・麹室は国登録有形文化財
・所在地:〒849-1322 佐賀県鹿島市浜町1244番地-1、TEL:0954-62-3727
・最寄駅:JR長崎本線 肥前浜駅(徒歩3分) ⇒ 富久千代酒造の地図
・取締役社長兼杜氏:飯盛 直喜(3代目蔵元)、生産石数:今季からやっと600石。
・蔵見学:(たぶん)事前連絡でOK

【購入したお店】 ⇒ 地酒 小山商店 トマリ君の頒布会。


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コメント
この記事へのコメント
酒向杜氏からコメントいただきました。
酒呑親爺様、御代櫻見かけたらよろしくお願いします。

35才にして、美味しいお酒を醸しています。
これから注目していきたいです。
2011/04/12(火) 00:46 | URL | hamayoshi #-[ 編集]
2週連続の「鍋島の会」のあとの、
鍋島記事の2連発、流石です。
さらに続きそうな予感が・・・(笑)。
2週目の「鍋島の会」の記事も期待してます!
2011/04/12(火) 07:17 | URL | dians #lwtwWvdg[ 編集]
太良町と言えば、竹崎かに!!
これがまた日本酒にバッチリ!!合いますね。
上品で香り高い鍋島 三十六萬石と
一緒に頂いたら最高でしょうね~♪
応援☆
2011/04/12(火) 07:44 | URL | かな #F63CTT5A[ 編集]
鍋島、続きますね。 お蔵の情報も勉強になりました。読むほどに旨そうだ。
佐賀は、長崎ハウステンボスに行ったときに、電車で通過しただけなので、改めて行ってみたい所です。唐津にも行きたいなぁ。
通勤列車から。ポチっとな!
2011/04/12(火) 08:19 | URL | 青の50号 #-[ 編集]
勝手口に日参されてるかたわら、
しっかりと鍋島シリーズをプログアップされてるのですね
お正月に下書きを!?
親爺さんの引出には
いったいどれだけ日本酒ネタがころがっているのでしょう

2011/04/12(火) 10:04 | URL | くまねこ #SFo5/nok[ 編集]
「武士道とは死ぬ事と見つけたり」で有名な「葉隠」を思い浮かべます。

そういえば、「J〇F」の小冊子が毎月郵送され、都道府県の魅力を書いたコーナーが有り、今月は佐賀県です。
それでご当地プレゼントの一つに佐賀県の日本酒(180ml)セットが有りました。応募はしますが、それに「鍋島」が在るかどうか判りませんが。
2011/04/12(火) 13:18 | URL | エクスプロイダー #-[ 編集]
先日は元気なワタシを見ていただきあらりがとうございます。 
嫁もだいぶ日本酒に洗脳されてきているのか? いないのか?w 
そういえば富久千代酒造さん地図の鳥居のところにあるような?
2011/04/12(火) 21:41 | URL | OIRAn #-[ 編集]
いつの間にか鍋島だらけの記事。
遅くなりましたが,土曜日の夜,本当にありがとうございました。
感謝,感謝です。
鍋島,今期まだ呑んでいないんです。
これからしっかり呑んでいきたいと思います。
あの佐賀焼猪口で。
2011/04/12(火) 23:21 | URL | 星矢馬鹿酒 #Y17400wE[ 編集]
ビミョーにプレッシャーがww鍋島ツアー実現させたいですね!
行くなら、新幹線か飛行機!?
交通費かかるなぁ~。今のうちに嫁さんをヨイショしとかないと(笑)

佐賀県というと、焼物、ムツゴロウ、なんか食べれるイソギンチャク、鍋島。と、このくらいしかすぐに思いつかない自分です・・・

2011/04/12(火) 23:35 | URL | ino #w4Ib0zSU[ 編集]
親爺も、もちろん御代櫻、家呑みしたことございますよ。
山田錦の純吟です。菱形の「生」の首掛けがついてるやつです。
そのころは、ブログを書くのも、まだ調査が不十分で、、酒向杜氏のことまでは存じ上げませんでした。

ググってみると、若いのに大変評判の良い杜氏様ですね。
あらためて、呑んでみたくなりましたよ。
2011/04/12(火) 23:41 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
じつは、、2週連続の鍋島の会にあわせて、鍋島ネタを集めておこうと、、そう思ったのですが、、、息切れです。(爆
2011/04/12(火) 23:42 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
かなさん

お弁当ネタも復活していただき、ありがとうございます!
いつも、ぽちん、ありがとうございます。
でも、恥ずかしながら、親爺は、「竹崎かに!」を知りませんでした。
今度、調べて勉強しておきますね。
2011/04/12(火) 23:44 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
爺です。(笑
青様ほどのお人が、鍋島を呑んでいらっしゃらないとは・・・。レベル「?」くらいのあり得ない話だ。(笑
通勤列車から、ありがとうございます。
ひょっとして、ミッションが変わって、これからは酒米造り~酒造りの方々とお付き合いができちゃったりするの?? うらやしい、ぴょん。
2011/04/12(火) 23:48 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
> 勝手口に日参されてるかたわら、
・・・いえいえ、親爺は、勝手口は、あの時が2度目でございます。
(確かに、2日続けて行ったので、日参と言えば日参なのですが。。(笑

いや~~~、実は、勝手口ネタをブログアップしようとしたのですが、、あまにり皆さんのブログが素晴らしいので、、今さら、アップできないような感じになってしまいまして。。
酔って候だと、、こんな事になるのですよ。(笑
2011/04/12(火) 23:51 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
「葉隠」は、その一文で有名になっておりますが、あまり見るべきものがないものでして。(と親爺は勝手に解釈しております。
・・・そんなことより、ぜひ、応募が当たるといいですね。
当選をネタにしてブログアップできるのを期待しております。
2011/04/12(火) 23:54 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
> 先日は元気なワタシを見ていただきあらりがとうございます。 
・・・「あらりがとう」って、元気な時でも日本語が、、、。
でも、確かに、嫁さま、、洗脳に近づいて来たゾ。
もう少しだ、がんばろう!新小岩。
2011/04/12(火) 23:56 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
> あの佐賀焼猪口で。
・・・あれは、一合の猪口だからね。。忘れずに。
2011/04/12(火) 23:57 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
> ビミョーにプレッシャーがww鍋島ツアー実現させたいですね!
・・・ビミョー じゃないよ! すっげー、プレッシャーを感じてね。(笑
いつになってもOKだけど、、ホント、いつかは鍋島ツアー実現したいですね。みんなで。
2011/04/12(火) 23:59 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
鍋島の解説、復習させていただきました。お酒も旨いし、名前もいいですね。歴史を感じさせます。
特A山田ですが、仰るとおり、正直薄め、弱めに感じました。もちろん、綺麗で旨いんですけど。
ちょっと辛口のコメントが出るほど、鍋島への期待値が高くなってきたということかもしれませんね。
2011/04/13(水) 00:32 | URL | のぶ #qYKiUWys[ 編集]
ふむふむ、「優しくフェードして行く去り際の後ろ姿は綺麗です」ってところが素敵ですね。
また呼び止めて飲みたくなっちゃいそうです(^^)
2011/04/13(水) 09:52 | URL | えりぷー #-[ 編集]
鍋島ツアー超いいですねぇ~w
こちら、美味いと思いグビグビと呑みましたが、昨年の方がやはり旨かったのですかねぇ~。
いや~まだまだ自分未熟です。
鍋島、レベル高いですね。
2011/04/13(水) 22:49 | URL | namesan56 #-[ 編集]
熊本酵母かぁ。
本当に鍋島の酒造りの多彩さはすごいな。
麹室は国登録有形文化財 ←かなりグッとくる。
2011/04/13(水) 23:18 | URL | riki #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/04/14(木) 15:13 | | #[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/04/14(木) 17:44 | | #[ 編集]
杜氏もおっしゃってましたが、米の溶け具合とか難しかったって。。
でも、あの杜氏の姿勢というか、素晴らしいですね。
ますます応援したくなりましたね。
2011/04/14(木) 18:35 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
> ふむふむ、「優しくフェードして行く去り際の後ろ姿は綺麗です」ってところが素敵ですね。
お酒をどうしても女性にたとえたくなるのが、男(親爺)の悪いところでして。。
2011/04/14(木) 18:37 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
namesan56さん
> 鍋島ツアー超いいですねぇ~w
・・・ならば、君が副幹事長だ。
inoさんの補佐をよろしくお願いします。(笑
2011/04/14(木) 18:38 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
> 熊本酵母かぁ。
> 本当に鍋島の酒造りの多彩さはすごいな。
> 麹室は国登録有形文化財 ←かなりグッとくる。
一緒に行こう。鍋島ツアー。
2011/04/14(木) 18:39 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
いつものごとく出遅れです。
この特A地区山田錦は呑んでいませんが、いい感じなのでしょうね。
福岡、長崎は行ったことあるのですが、間の佐賀は特急かもめで通過です。
一度ゆっくり佐賀も見てみたいです。
ぽち~ん。
2011/04/14(木) 21:22 | URL | RYO #YrGnQh/o[ 編集]
RYOさん

親爺は、佐賀県は仕事で行ったことがあります。吉野ヶ里の方。
でも、仕事なので駅と仕事場を往復しただけの車窓だけの旅でしたね。
2011/04/15(金) 09:08 | URL | 酒呑親爺 #-[ 編集]
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