旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
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2008/08/23(土)
最近、親爺がチョイスしたお酒が自分の好みからハズレが続き、お酒の悪口が多くなったことを反省。(別にお酒が悪いわけじゃない、好みの問題。選んだ親爺が悪いのよ。)

で、悪口の書きようがない ”太田 本” のご紹介。



『完本・居酒屋大全』 (小学館文庫:98年11月)
DSC00848.jpgバブル全盛のグルメブームを嘲笑うために立ち上げた「居酒屋研究会」(通称:いざ研)。

いざ研の手書きの会報が雑誌『ディスジャパン』に掲載され、一冊の本になったのが、『居酒屋大全』(90年5月に講談社より単行本出版→92年7月に角川文庫に収録)。

その『居酒屋大全』を親本に原稿の一部改訂と新規収録をして8年ぶりに甦ったのが、この『完本・居酒屋大全』です。

街やお店の歴史、人情の機微に触れるようなところはまだありません。太田、秋元、藤田、日野原のいざ研メンバーが、遊び心を丸出しにした楽しい本です。



『ニッポン 居酒屋放浪記』 三部作。
DSC00853.jpg太田和彦氏の出世作にして、居酒屋評論家として氏の名前をを世に知らしめた本。

それぞれに単行本としての親本があります。
『ニッポン 居酒屋放浪記』(新潮社:97年12月)
→→→『ニッポン 居酒屋放浪記 立志篇』(新潮文庫:00年12月)
『日本の居酒屋をゆく 疾風篇』(新潮社:98年5月)
→→→『ニッポン 居酒屋放浪記 疾風篇』(新潮文庫:01年6月)
『日本の居酒屋をゆく 望郷篇』(新潮社98年6月)
→→→『ニッポン 居酒屋歩廊記 望郷篇』(新潮文庫:01年12月)

そもそも”居酒屋本”なる本のジャンルだとか、”酒場ライター”などの職業が成立したのは、この本のおかげでしょう。
(かく言う親爺もそうですが)、この本に触発されて居酒屋巡りをしている人は数知れず。
今では、浜田信郎さんをはじめとして居酒屋巡礼本を出す人も沢山いますし、藤原法仁さんのように太田チルドレンを自任されている酒場ライターもいる。

まだ読まれてない方に、日本五大酒場/七大酒場をご紹介。
東京「鍵屋」、横浜「武蔵屋」、名古屋「大甚」、京都「赤垣屋」、大阪「明治屋」を日本五大、これに仙台「一心」、博多「さきと」を加えたのが日本七大酒場。

ついでに、東京三大煮込み/五大煮込みはこちらをご参照。→ 大はし(北千住)




『超・居酒屋入門』(新潮文庫:03年5月)
DSC00857.jpg『居酒屋の流儀』(講談社:98年11月)を親本に、雑誌「味の手帖」に連載された「私説居酒屋考現学」他を加えて文庫化。

東海林さだお氏のカバーイラストが印象的。
中身は、中年オヤジ向けのマニュアル本的な”正しい居酒屋の愉しみ方”だ。

基礎編、実技編、研究編、実践編からなるが、研究編が出色。
居酒屋の道具立て(屋号やのれん、提灯、扁額、カウンターや盃など・・・)に関する考察は、なかなかに面白い。




『居酒屋 かもめ唄』(小学館文庫:04年3月)
DSC00861.jpg「文芸ポスト」の創刊号から掲載され、00年12月に出版された単行本の文庫版。

単なる居酒屋紹介ではない。
三国、松江、盛岡、江差、大分といった地方都市の、その土地土地に根差した人の情、その店の歴史に息づく人の心の機微が細やかに映し出されている。

この本には、居酒屋だけでなく素晴らしいバーも数多く登場する。
飲み物も、ジントニック、マルガリータ、キングスバレー、モスコミュール、サイドカー・・・。

そして、各地で聴いた心に沁みる唄の数々・・・ジャズ、歌謡曲、童謡、追分(民謡)、短歌、俳句、etc. がアクセントとなりこの本を彩る。

美味しい酒と酒肴、そして心温まる人情。一度に味わいたい人は、この本を。
読んで損はなし。

「天誅や真夜若竹(まよわかたけ)の折るる音」・・・涙がでたねぇ。




左 … 『東海道 居酒屋膝栗毛』(小学館:03年11月)
右 … 『東海道 居酒屋五十三次』(小学館文庫:07年6月)
DSC00837.jpg「文芸ポスト」の連載を単行本にしたのが左、それを文庫化したのが右。

改題されているので、一部加筆や書き下ろしが加わっているのかと思いきや、中身は全く同じ(文庫用のあとがきがあるだけ)。つまり、親爺、全く同じ本を買ってしまったわけね。

太田和彦氏(文章)とイラストレータの村松誠氏(挿絵)を平成の弥次喜多になぞらえ、それに鳥追い女マチコ(出版社)が絡む東海道珍道中。
いざ研仲間でワイワイやっていた頃の楽しさが、そのまま旅の楽しさとして感じられます。
でも、さすがに押さえてる店はすごい。 牧野(品川)、久昇(藤沢)、だるま(小田原)、鹿島屋(静岡)、貴田乃瀬(浜松)、千代娘(豊橋)、大甚本店(名古屋)、みくに(桑名)、おゝ杉(大津)、赤垣屋、神馬、めなみ(いづれも京都)。

親爺も、何軒か行きましたけど、どこも良かったですよ~。




左 … 『ひとりで、居酒屋の旅へ』(晶文社:06年2月)
右 … 『東京・居酒屋の四季』(新潮社:05年7月)
DSC00842.jpg『ひとりで、居酒屋の旅へ』は、「東京新聞」、「日刊ゲンダイ」、「文芸春秋」、「東京人」、「dancyu」などに掲載された作品を集めて1冊の本にしたもの。
1冊の本としての明確なコンセプトはありませんが、言ってみれば太田ワールドのアラカルト。太田ファンには、良いとこ取りでお手軽に美味しい。


『東京・居酒屋の四季』は、春夏秋冬、季節ごとに各9軒の東京の名店の旬の肴を写真と文章で紹介した本。
DSC00887.jpg掲載されてるお店と季節の肴は、こんな感じ。
DSC00891.jpgやはり視覚効果は大きい。
文章から想像するのも楽しいけど、直に名店の酒肴が見られるのは嬉しい。
読んで&見て 二度美味しい本。




『居酒屋道楽』(新潮文庫:06年6月)
DSC00865.jpg「小説新潮」に掲載の読み切り原稿に、書き下ろし2作と短文・コラムを合わせて文庫化。

浦安、横浜、呉、大阪などがチョロッと出てくるが、基本的に東京の居酒屋の総まとめ。特に下町重点。

大はし(北千住)、田中屋(千住大橋)、赤坂酒場に丸好酒場(押上)、牧野(本所)、鍵屋(根岸)、シンスケ(湯島)、赤津加(秋葉原)、鶴八(神田)、みますや(神田)、山利喜(森下)、笹新(人形町)、魚三酒場、浅七(門仲)、江戸屋、味泉、岸田屋(月島)・・・エトセトラ、エトセトラ、etc. ・・・。
これでもか!ってくらいの”てんこもり”の総復習。

「ああ~、行きてー!でも行けねー。」という人は、この本読んで行った気になっておくれ。


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