旨い純米酒と素晴らしい居酒屋のご紹介
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008/10/18(土)
東京駅八重洲口からほど近く、ビルが林立するオフィス街の一画にある名店 ふくべ

tenpo1[1] こちらのHPから写真転載→ふくべ

この辺り、東京八重洲というより日本橋といった方が良く似合う、そうした風情が漂う。

【お店の様子】
縄のれんをくぐると、10席ほどのL字型カウンター。
日本酒の一升瓶が並ぶ棚の裏手には、4人掛けテーブルが4つに2人掛けが1つ。
カウンター席とテーブル席が、一升瓶の棚を壁にして隣り合わせになっている。

DSC010821.jpg←この裏に→DSC010822.jpg
↑この写真は、「散歩の達人 ザ・居酒屋グルメ」より転載させていただきました。↑

この日は二人でカウンターの一番奥、菊正宗の四斗樽の前の席に着く。
すぐに、お通しにお箸、それにお猪口を載せた盆が、一人ひとりに差し出される。
お通しはいつも塩こんぶ。この塩こんぶがまた美味しい。

日本酒は、けっして流行の酒はないが、なるほどと唸らせる品揃えで40~50種類?
お酒の銘柄の札の下に付くのは、赤札が純米マーク、金札が吟醸マーク。

お酒を頼むと、カウンターのお燗番の一連の動きが素晴らしい。
(このお店、普通にお酒を頼むと燗をつけてくれる。常温が希望の人は、”ひや”と頼む。)

徳利に大きな漏斗(じょうご)を挿し、片手で持つ。
漏斗(じょうご)の中に正一合枡を置き、もう片方の手で一升瓶から枡にお酒を注ぐ。
きっちり一合で満たした一合枡を漏斗(じょうご)の中でさっとひっくリ返す。
徳利に酒が滑り込んだら漏斗を外し、徳利を素早く燗つけ器に入れる。
あっという間の早業。

ひとつ仕事に打ち込んできた職人が持つ洗練された無駄のない一連の動き。
ぜひ、カウンターで見て欲しい。

長年、漏斗(じょうご)の中でひっくり返され続けてきた正一合枡は、すっかり角がとれて丸みを帯び、飴色に輝いている。

この日は常連客が ”ノギス”を持ってきて、この特大漏斗(じょうご)を細部にいたるまで採寸し、デジカメで撮影していた。
だいぶ ガタ がきてるらしいこの漏斗(じょうご)と全く同じものを作ってくれるらしかった。

DSC010841.jpg ←こちらも「散歩の達人」より転載させていただきました。

肴は、冷奴、おでん、たこ刺し、ぬた(鮪)、アジの干物、イカ焼き、たらこ、さつまあげ、きんぴら、たたみイワシ、塩らっきょう、**納豆など、どれも定番のもの。
定番ものだが、どれをを頼んでもすべて美味しい。定番以外?では、くさや もある。
(一度、くさやをオーダーした人がいたが、店内いい匂い?で充満でした。)

ところで、この ふくべ、メニューに値段が書かれていない。
が、肴はせいぜい7~800円のようで、とても安い。
お酒も、5~600円のようで、これまた安い。

【これだけは食わなきゃ!】
たらこ・・・たらこの焙りかげんは絶妙。
あと、おすすめは、はんぺん焼き・・・大きいぞ。
それと、納豆スペシャル・・・納豆に鮪と生いかを加えたもの。鮪納豆といか納豆の合体。

【この日の呑み食い】坪ちゃんと二人で大人の酒。
・ビール×1本。
・お酒:桃川、賀茂鶴、一ノ蔵、豊の秋×各1合
・冷奴、たこ刺し、鮪刺し、たらこ
二人で1時間滞在し、計5600円。

【酒呑親爺、独断のおすすめ度】
★★★★☆
豊富な地酒に美味しい肴。しかも安いうえに東京駅のすぐ近く。
呑兵衛サラリーマンには、とってもうれしい。

【お店の場所】東京駅から徒歩4~5分。
東京駅八重洲北口を出て、駅前の大通り(外堀通り)を左(神田方面)へ。
EXCELSIOR CAFE(エクセルシオール ビル)を右折して、少し先の右側。
こちらに地図あり。→ ふくべ

【ふくべが紹介されている本】
・横田 薫 発行 『散歩の達人 ザ・居酒屋グルメ』(交通新聞社)
・古川 修 著 『世界一旨い日本酒 熟成と燗でやる本物の酒』(光文社新書)
→ふくべの歴史と雰囲気が詳しく記されています。以下、要点を引用。

====================================================
昭和十四年に故北島正幸氏が創業。
昔ながらの人情が残っている地域に密着して名店の地位を確保してきた。
創業者の北島氏が亡くなってからは、妻が店を継いだが、その妻も平成十四年に逝去。
残された遺族は店を閉めようとしたが、長く通う常連たちが店の存続を懇願し、結局、北島氏の次男の奥さんである喜代子さんが次ぐ。

店をできるだけ変えないで欲しいという客の要望に応じて、水回りだけを改装し、他はすべて70年近く改装していない店内には「ふくべ」の意味の瓢箪や昔の酒造りの絵が飾られ、それがすすけた壁や柱によく似合う。

カウンターには平成二年から創業者の甥の蛭田晴美氏が立っている。

満席で新たな客が来れば、どこかの客がさっと席を立つ。大人の空間だ。
ふくべの良さは説明しきれない。行ってみて初めてその神髄に触れることができる。
======================================================

昨日行った時は、カウンターのお燗番は違う人だった。
蛭田晴美氏は、時々カウンターに顔をだしたが、奥の厨房にいる時間が多かった。
ちなみに蛭田氏、お酒は全く飲めないんだとか。


ブログランキングに参加しています。
↓↓ぜひ、ポチっ ポチっ と↓↓ 、ご協力お願いします。
にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yoshiyukita.blog32.fc2.com/tb.php/75-03188094
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。